Taisuke.f



"藤ヶ谷くん!これ受け取ってください!"

"藤ヶ谷くんが好きです"

"藤ヶ谷くんの為に作りました!"

さっきから聞きたくない声ばっかり

聞こえてくる。彼氏が女の子から

チョコ貰ってるとことか

見たくない。

チョコを貰い終わる度に

視線を感じる。

その視線の犯人は...太輔。

「ねえ。さっきから何なの?」

藤「何かいつもと違ってなまえぼーっとしてる。」

「そんなことないよ。」

藤「そんなことある。怒ってる?」

「怒ってない。ねえ。なんでこんな考えてると思う?」

藤「バレンタインだから。」

「そうだけど、それで何で考えんのよ。」

藤「まだ、俺に渡せてないからとか?」

「そーなんだよ。って何でわかるの?」

藤「だって俺まだなまえに貰ってねぇーもん。」

「そーだよね。私からとかいらないでしょ?」

藤「いや。お前のしかいらねぇ。」

「ふふっ。じゃああげる。」

藤「ありがとう。ホワイトデーまで毎日にゃんにゃんしよーな。」

「やーだあー!笑」

大好きだからヤキモチも

やいちゃうんだよ。

太輔大好きだよ、



end

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