ろく 5 [5/6] 野中さんにあっちから帰ってくるよ。と言われ た方向に俺は向かい帰ってくるなまえを待っ た。少し歩くと向こうから人が歩いてくるのが 見えて、それがなまえだということはすぐに わかった。なまえの距離はわずか3メートル ほどで下を向いて歩いてたなまえも足音に気 づいたのか顔を上げた。驚いた顔をして少し後 ずさりをした。 錦「なまえ待って。俺はお前と話がしたい。」 「...亮に話しかけられるのなんか10年ぶりくらいやね。」 錦「まぁ、いろいろあったからな。」 「で、どーしたの?」 錦「お前と話がしたい。。」 「...なに?」 錦「なぁ、なまえ。お前今幸せか?」 「幸せだよ。」 錦「そんな笑顔で笑うなや。」 「...何いってんの?」 錦「俺の知ってるなまえはそんなブサイクな笑顔せん。」 「ねぇ、亮。何が言いたいの?」 錦「あの日、なまえどんだけ泣い?」 「...何のこと??」 錦「すばるくん達を突き放したあの日、なまえは1人でどんだけ泣いたん?」 「...どこまで知ってるの?」 錦「全部知ってる。ごめんやけどたまたま飯屋でなまえが話してるの聞いて、詳しくは山Pに全部聞いた。」 「そっか。智言っちゃったんだ。」 錦「俺は、まずお前に謝らなあかんな。なまえ。今までホンマにごめんな。」 「やめてよ!亮は何もしてないじゃん!謝るようなこと何もしてないし、私は謝れるようなことされてない!」 錦「いや...。俺はなまえの味方でちゃんとおってあげなあかんかってん。お前がいつも俺の味方で居てくれたように。助けてもらってばっかりやったのに、俺は何もせんとただ傍観者やった。」 |