03
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それから数日が経ち、土曜日になった。
いつも通りみんなで朝ごはんを食べて、土曜日なのでみんなゆっくり出勤やったり、休みやったりで居間で少しのんびりとした時間を過ごしてた。
「今日私帰って来んからね!」
侯「おぉ〜。晩飯わ?」
「冷蔵庫にあるからみんなでチンして食べて!」
忠「ねぇーちゃんデート?」
亮「えっ!?ねぇーちゃん彼氏おるん??」
章「こんだけ可愛いねんからおるやろ〜!」
す「どんな人や!?」
「質問攻めやな。」
信「まぁ、気にはなるわ。」
博「斗真くんとか〜?」
「なんでわかったん?」
「「えっ?」」
「えっ?何その反応。」
隆「待って。いつから?」
「高1やな。」
亮「えっ?嘘やろ?」
「嘘ついてどないすんの。」
忠「何年目?」
「今日で12年目。」
す「聞いてないぞ。」
「聞かれてないからな。笑」
信「ほな、そろそろそういう話しでるんちゃうんか?」
「そやな〜。ホンマは10年の時に出てんけどもうそろそろまた出るんちゃうかな?」
章「素敵なことやね!」
博「ねぇーちゃんの花嫁姿はよ見たい!」
隆「桜良が結婚か〜。嬉しいな!」
す「ちょっと寂しいけどな。」
信「そやな〜。」
「まだ言われてないから気が早いわ。」
喜んでくれている5人とは裏腹に明らかに不機嫌そうな顔をする3人がいた。
「侯くんと亮と忠義はどないしたん?」
亮「...俺認めれんからな。」
「はっ?」
忠「俺も。」
す「お前ら何言うてんねん。」
信「侯隆もなんか言うたれや。」
侯「...俺も認めん。」
「はっ?ちょっとホンマになんなんアンタら。」
侯「誰がこの家の事すんねん。」
章「そんなん俺らでしたらええやん。」
侯「できるわけないやろ。」
隆「できるんやなくてやるんやん。」
侯「無理や。」
「なぁ、私は家政婦なん?家の事でけへんからって結婚もできんの?意味わからんねんけど。」
侯「うちの状況分かってて結婚したい言うてんのか?」
「分かってるからここまで我慢したんちゃうん?」
侯「分かってへんやん。」
「わかってるわ!せめて忠義と博貴が大学卒業するまでって斗真に待ってもらったんやから。」
侯「これからが忙しくなるんやろ!就職してすぐが1番!」
「就職してすぐにってそんなん言い出したらいつになんのよ!」
侯「あと2、3年は無理やろ。」
「アホちゃう。ええ加減にしてよ。今まで散々色んなこと我慢してきて結婚も我慢しろって?意味わからんねんけど。」
信「侯隆。そろそろ桜良自由にしたれよ。」
侯「べつに縛ってないわ!お前がうちのことは自分がする。って言うたんやろ!最後までちゃんとやれや!」
「...話にならん。私は全力でここまでやってきた。お母さんが死んでお父さんも死んで、女ひとりやからやれることは全力でやろうってやってきた。それでもまだあかん?最後までって何?死ぬまで?私は死ぬまでみんなの面倒みなアカンの?幸せなったらあかんの?そんな人生ゴメンやわ。」
そう言って部屋へ戻り荷物を持って家を出た。家を出て直ぐに唯と葵からおめでとうLINEが来ていたのを見て、"ありがとう"の返事より先に"侯くんと喧嘩した"と送った。すぐに返信が来て、葵から"今唯と一緒に居るから駅前のカフェに集合"と連絡が来たので直ぐに向かった。
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