やきもちプリンス
【音也の場合】
「ねぇねぇねぇっ!由佳聞きたいコトあるんだけど!!」
「・・・なんかイヤな予感。はいはいなんですか?」
「由佳はオレの彼女だよね!?オレだけだよね!?他にいないよね!?」
「人をアバズレみたいに言わないで下さい。私が好きなのはちゃんと音也だけだよー」
「だ、だよね!良かったぁ、心配しちゃったよー」
「なんかあったの?」
「それがさー今日、由佳がトキヤとチューする夢見ちゃったんだよね・・・」
「・・・それは私にもトキヤにもはた迷惑な夢だね。出演料取りたいくらいだよ」
「すっごい悲しくて泣きながら起きちゃった・・・夢でもちょう恐かったよ」
「・・・・・・」
「由佳がオレ以外と、なんてさぁ・・・」
「・・・・・・」
「オレから離れていっちゃうのかな、て・・・」
「・・・・・・よしよし」
「え・・・な、なんでナデナデ?」
「そんなバカな夢で泣いちゃう音也がちょっと可愛かったから。だから慰めてあげる。よしよし」
「っ、由佳〜!好き!大好き大好き!ちょう好きっ!!」
「よーしよし、私もちょう好き」
「でも夢で良かった!現実だったらトキヤ殺しちゃってたかも!へへっ」
「・・・・ちょう好き、撤回してもいいかな?」
【真斗の場合】
「・・・ねぇ、真斗君?」
「っ、な、なんだ」
「今日の服、やたら胸元開いてるね?」
「っ!そ、そうか?いつもと・・・そう、変わらんだろう」
「いや?真斗君はどんな服でも第一ボタンまできっちり閉めるでしょ?なのに、なんで第二ボタンまで全開?」
「こ・・・これはその、だな・・・」
「神宮寺さんみたいだね」
「っっ!!」
「・・・・・・え、なにその反応」
「・・・・・・い、いや」
「もしかして・・・神宮寺さん意識してる、とか?」
「・・・・・・」
「真斗君?おーい?」
「・・・・先日、少々耳にしてな」
「え?」
「その・・・お、お前が・・・神宮寺の事を」
「うん?」
「・・・・・・首もとが色っぽいと言っていたと」
「えー?・・・・・・・・・あ、うん言ったね。確かに言ったよ」
「そ、そうか・・・」
「え、まさか真斗君、それで・・・」
「・・・・・・」
「えっと、うん。取りあえずボタンを閉めようね」
「・・・すまない」
「なんで謝るの?確かに色っぽい首もとは素敵だと思うよ。でもね、私は第一ボタンまでちゃんと閉めちゃう真面目な真斗君がだーい好きだよ」
「・・・っ!そ、そうか」
「ふふー真斗君は頑張り屋さんなおバカだねー」
「・・・返す言葉もない」
「真斗君は、簡単に女の子に首元なんか見せちゃダメですよ?ね?」
「・・・分かった。聖川真斗、命をかけて二度とお前以外の者に素肌を見せない事を誓おう・・・っ!」
「・・・やっぱり真斗は一生懸命なおバカさんだねー」
グラビアの仕事どーするんだよ
【那月の場合】
「なっちゃん・・・」
「・・・・・・・・・」
「その・・・だから、ごめんね。ほんとごめんね」
「・・・ふふ、何がですかぁ?」
「〔目が笑ってない!!〕え・・・えっと、翔ちゃんと黙ってお買い物に行って、ごめんね?」
「なんで由佳ちゃんが謝るんですかぁ?由佳ちゃんも翔ちゃんも、誰も悪くないですよ」
「え、えっと・・・でもこれにはわけがあってね、実はなっちゃんの誕プレを・・・」
「悪いのはボクなんです。由佳ちゃんを信じてるなんて言って、こんな些細な事ですらダメになっちゃう。ボクが弱いのがダメなんです」
「・・・・・・え、えっと」
「ね、ピヨちゃん。ボクってほんと何をしてもダメな子だよね」
「〔マズイ・・・ぬいぐるみに話しかけ始めた、トランス状態に入っちゃったよ、なんとかしなきゃ!〕そ、そんな事ないよっっ!!!私!なっちゃんの事大好きだよ!なっちゃんが私の存在意義だからね!」
「・・・・・・ほんと、ですか?」
「うん!!なっちゃんいなかったら生きてけない!酸素のそのものっていうか、あれ?元から酸素じゃなかった?ってくらい私にとって大事なんだよ!頼むから分かって下さい!!」
「由佳ちゃん・・っ!そんな風に僕のコト思ってくれていたなんて・・・えへへ、嬉しいです」
「ホッ・・・良かったセーフ」
「じゃあ!由佳ちゃんにとって翔ちゃんは二酸化炭素ですね!」
「・・・は?CO2?」
「はい!由佳ちゃんの為にも、地球さんの為にもCO2は削減しないといけませんよね!」
「・・・・・・そうだね、地球温暖化ストップだね」
ごめん翔ちゃん。手遅れだった。
【トキヤの場合】
「・・・なぜですか?」
「ちょ、近い近い。すんごい近距離で凄むの止めて。何が?てか何怒ってるの」
「怒りたくもなりますね、今の貴女の格好を見れば。むしろわざと私を怒らせようとしているのかと疑えるほどですよ」
「はい?」
「・・・・・・なぜ、翔のグッズTシャツを着ているのですか」
「え・・・ピンクが好きだから?」
「そのような戯れ言で私の心を傷つけたのですか?理由になりませんね。黙って私のを着なさい、貴女には紫こそ似合う色、むしろイメージカラーだと思いますが?」
「やだ」
「っな!!」
「ピンクがいい」
「・・・それは、浮気発言ですか?ほぅ、良い度胸です」
「たかがTシャツで浮気疑惑持たれるのか」
「たかがTシャツではありませんよ!!」
「ひぃっトキヤ必死!恐いっ!」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・もういいです。好きにしたらいいではないですか」
「あ、拗ねた」
「紫を着たいと言ってももう手遅れですよ!貴女には着せませんからっ!」
「しかも幼稚!・・・・・・えっと、トキヤ?」
「あっちいって下さい。ピンクでも黄色でもどうぞお好きなところへ」
「・・・・・・〔うぜぇ〕」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・あーごめんね?ほんとは、トキヤのも着たかったよ?」
「今更なんですか、もう結構です」
「でもねその、本当の事を言うとね・・・売り切れてて、ね。買えなかったんだよ」
「・・・・・・」
「・・・ソールドアウト」
「・・・なぜそんな大事な事を先に言わないのですか貴女は本当に間が抜けてますね」
「ちょ、悪口言いながら抱きつかないで下さい」
「・・・本当は紫、好きですか?」
「・・・はぁ、トキヤが好きだよ」
「・・・当然です」
「いたたた、ちょギュウ痛い、背骨折れるっ!!」
【翔の場合】
「な、なぁ・・・]
「なぁに?」
「あーその、今日セシルと一緒にデ、デデ、デートしたって。マジか?」
「うんお寿司屋さんデートしてきた。お腹いっぱい幸せ」
「へ、へぇ」
「セシル君も大喜びだったよ。やっぱり外人さんはお寿司好きなんだねー」
「そ、そっか・・・でっでもさ!そーいうのって、出来れば彼氏とかに、その・・・先に報告するって言うか、して欲しいっていうか」
「え?翔ちゃんもお寿司食べたかった?」
「・・・そーじゃなくて」
「でもヤダよ、一緒に行かないよ?」
「は!?何で!!」
「サビ抜きしか食べれない子と一緒にお寿司屋さん行きたくない」
「なっ!!何でだよ!?ワサビ抜きの食えばいいだろ!!たまごとか!たまごとか!!」
「たまごばっか食べる子もヤダよ!恥ずかしい!!」
「てか寿司ネタの問題じゃねーよ!彼女が他の男とデートされて傷つかない彼氏がいるかって話なんだよっ!」
「・・・・・・あ」
「・・・せ、せめて前から言っておけよ、バカ」
「浮気なんかしないよ?」
「分かってるよ。でも、嫌なんだよ。お前が・・・俺以外の男と一緒に楽しそうにするなんて」
「・・・・・・」
「〜っ!わるかったな!どうせ小せぇよ!身長と比例して小せぇよっっ!!!クソォッ文句あるか!!」
「ううん、ないよ」
「・・・へ」
「ごめんね翔ちゃん、私が悪かったね。もう翔ちゃん以外とデートしない」
「い、いや・・・飯食いに行くくらい、なら・・・」
「でも本当はイヤでしょ?」
「・・・・・・悪い、マジ小さくて」
「翔ちゃん、ギューして?」
「・・・・・・ん」
「ふふ、小さい翔ちゃん私は好きだよ?」
「嬉しくねぇよバカ」
「そのまま、小さいままでいてね?」
「・・・・・・バカ」
【レンの場合】
「おや、綺麗な花だねハニー。でも珍しいな、ハニーが自分で花を買うなんて」
「さりげなくバカにしたね。すみませんね女子力低くて。残念でしたー自分で買ったものじゃありません」
「・・・え、まさか・・・誰かからのプレゼントかい?」
「うん、真斗君がくれた」
「え」
「ベランダで育てた花が綺麗に咲いたからって。すごいよねー家庭的だよねぇーあとハーブやミニトマトもお裾分けして貰っちゃった」
「・・・なるほどね聖川か。どうりで地味だと思ったよ」
「コーラ!レンッそーいう言い方良くないよ!」
「・・・ハニーは聖川の肩を持つのかい?」
「子供ですか」
「うん、そうだね俺は子供さ。聖川から贈られた花にすら嫉妬してしまう、子供だよ」
「はぁ、大きい子供だね。大体、どんな花でも美しく愛でるのが魅惑の神宮寺レンなんじゃなかった?」
「・・・愛でていいのかい?」
「え?」
「他のレディ達を愛でても、ハニーはいいの?」
「いやレディの話じゃなくて・・・それにレンっはアイドルだし・・・てか話がズレてる気が」
「俺は、イヤだな」
「はい?」
「ハニーが他の男なんかの、蝶になるのは」
「・・・・・ちょ?」
「甘い蜜を求めてその美しい羽をはばたかせるのは・・・俺の傍だけにして欲しいな」
「・・・・・・」
「・・・・・・ハニー?」
「・・・・・・」
「・・・どうしたんだい」
「鳥肌が止まりません」
「寒いのかな?じゃ、温めてあげようね」
「・・・ツッコミが追いつかない」
【セシルの場合】
「・・・・・・セーシールー君?その、そろそろ離していただけたら、嬉しいんですけど」
「NON!離しません!」
「・・・・・・かれこれ3時間はこのままなんだけど、えっと・・・排泄的危機もありましてね?膀胱が限界なんですけど・・・直訳するとおトイレ行きたいです」
「ならばワタシも一緒に行きます」
「いくら恋人でもその一線は越えたくないなぁ」
「・・・・・・由佳、ワタシ以外の男とあんなに楽しそうに話してました」
「・・・・・・そう、かな?」
「そうです!ワタシはこんなにアナタを想い、愛してます・・・なのにっ、あの男は・・・っ」
「・・・・・・ちなみにあの男ってさ・・・・・・シャイニーの事を言ってるんだよね?」
「YES!!あの男・・・ワタシの由佳に気安く肩に触れるなんてっ!・・・これは、ほーふくが必要なようです」
「・・・・・・ものすごいバトルになりそうだね。てか、ただお仕事の話だからね!?あともうちょっと嫉妬する相手は選んで欲しいな!」
「由佳に手出しをする男は誰であってもワタシの敵っ!!許しません!!」
「え、えっと」
「シャイニング早乙女、許すまじです!!」
「・・・このヤキモチ、シャイニー相手じゃなかったら素直に嬉しかったんだろうなぁ」
【嶺二の場合】
「由佳ちゃーん?」
「なに?」
「これなーんだ?」
「え・・・ちょっバカ!急に首触んないでよ変態っ!エッチ!あっちいけ!」
「ヒドイ!僕一応彼氏だよね!?じゃなくて・・・これなぁに?」
「・・・・・・あれ?何だろ、ポツッて赤くなってる」
「なーんで首筋赤くなっちゃってるのかなぁ?」
「・・・虫刺され?」
「ふぅん、悪い虫に刺されちゃったのかなぁ〜?ずいぶん、エッチな虫だね〜僕の由佳ちゃんにいい度胸だね?その虫」
「そうかもね、ムヒどこだっけー」
「・・・・・・ねぇ?僕の言いたいコト伝わってる?」
「うん、大丈夫伝わってるよ。オロナインの方がいいかなぁ?」
「・・・・・・伝わってないよね?」
「ううん、伝わってるよ」
「っ!伝わってないってばー!!だ・か・ら!僕が言いたいのはぁっ!」
「嶺ちゃん」
「・・・え、な、なに?」
「愛してます。嶺ちゃん」
「・・・っっえ!!?」
「嶺ちゃん大好き、嶺ちゃんマジ天使、嶺ちゃんゾッコンラブッッ!!!」
「っっ!!」
「だから、浮気なんかしないので安心して下さい」
「・・・・ヤキモチ失敗」
「ね?」
「・・・・・疑ってごめんちゃい」
「よろしい」
「僕もフォーリンラブッだよぉ!!」
「うぜぇっ!」
【藍の場合】
「あ、藍・・・・・・」
「誰が喋っていいなんて言った?君は黙ってボクの命令通りそこで座ってればいいんだよ」
「・・・け、けど・・・これはさすがに・・・もう、色々限界が・・・」
「三角形の木を五本並べた上で正座、さらに膝の上に重石を積み上げる。昔の拷問方法の一つらしいよ」
「そうだよね!?拷問だよね!!すっごい辛いもん!!何で私こんな痛めつけられないといけないのかなぁっっ!!?」
「浮気したから。このボクを裏切るなんてほんといい度胸だよ。極刑を免れただけありがたいでしょ。感謝してよね」
「してない!!それ冤罪っっ!!」
「残念、証拠があるんだよ。キミの携帯履歴データ、ハッキングしたんだけど」
「サラッと犯罪発言したね!?」
「昨日の夜、ナツキと2時間38分におよんで長電話したよね。その後はショウとも長電話していた。3時間15分も」
「・・・ごめんね長電話女で」
「立派な浮気だよね。信じられない、昨日ボクがどれだけキミに電話したと思ってるの?」
「・・・それはごめんなさい」
「ハァ」
「ごめんなさい」
「聞き飽きたよ。それにもういいよ、解決策は打ったしね」
「は?」
「キミの携帯の通話回路、ボクにしか繋がらないように接続しておいたから」
「スペックの無駄使い!!」
「文句あるの?」
「ないです」
「でしょ?問題ないよね」
「・・・あのさ、藍ってさ」
「なに」
「・・・かなりのヤキモチやき屋さんだよね?」
「・・・・・・」
「ね?」
「・・・うるさいよ」
【蘭丸の場合】
「テメェ!!何で俺の弁当嶺二なんかにやりやがったっ!!」
「だって!蘭丸がいつまでも食べないのが悪いんじゃん!!お昼にあげたのに夕方まで残されてたらもういらないのかな、って思うでしょ!!むしろ私が可哀想だ!!」
「だからって何でよりにもよって嶺二にやるんだよ!ざけんなっ!!俺の弁当返せ!!」
「いつまでたっても食べないアンタが悪いんでしょ!」
「そんなの俺の自由だろーが!!」
「あーぁはいはい、胃が満たされたら何でもいいんでしょ!コンビニでおにぎり買ってきてやるわよっ!!味噌汁付きでなっ私太っ腹だね!?」
「そういう問題じゃねぇ!!」
「じゃあ何よ!!」
「バカか!!お前の作った弁当が食べたかったんだよっっ!!」
「・・・っ!?」
「・・・あ」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「そっかそっか、よーしよし、いいこいいこ〜」
「だぁっ!!撫でるんじゃねぇ!!可愛がるな!和むなっ!!このバカッ!!」
【カミュの場合】
「愚民、これを履け」
「何ですこれ・・・・・・皮のベルトに・・・金属製の・・?鍵、ですか?」
「シルクパレス産の貞操器具だ、履け」
「わぁ素敵ー何ですかこの変態アイテムはー。履きませんいりませんお断りです」
「っ、この卑しい雌犬が!そうやってそこらの駄犬と見境もなく交尾をするつもりなのだな!この淫乱な女めがっっ!!」
「コラコラコラ、自分の愛する女性をそこまで卑下しないでください。そして私を変態の道に引きずりこまないでください」
「何を言う、これは立派な儀式だ。分からぬか?分からぬだろうな、低脳な貴様では」
「・・・・・カミュも付けてくれるならいいですよ?」
「・・・・・・なんだと?」
「カミュも貞操器具付けてくれるならいいですよ」
「・・・・・・っ、俺には必要ないものだ・・・」
「カミュが私のものになてくれるなら、私は喜んでカミュのものになりますよ?」
「っ!!・・・き、貴様・・・愚民のくせに、そのような・・・っ戯れ言を・・・!」
「カミュ、顔赤いですよ?」
「黙れ!」
「変態グッズばっかり持ってくるくせに、こういうストレートに本当弱いですよね」
「殺すっ!」
「好きです、愛してます」
「っ!」
「ほらね」
「やはり殺す!!」
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