パパなプリンス


【音也パパ】


「うえぇーんっ!パパのばかぁーっっ!!」

「えぇっ!?な、なんで?なんで由佳泣いてるのっ!?俺なんかしちゃった!?」

「由佳のプリン食べたぁーっ!うわぁーん!」

「あっコレ!?コレ由佳のだったの!?うわわごめんっごめんね!?」

「うえぇ・・・パパなんかキライーっ!」

「えぇぇっ!!キライって・・・そ、そんな・・・ショック・・・えっと、ご、ごめんね?新しく買ってくるから・・・その、パパの事許してくれない?」

「・・・・・・・」

「ね?お願い」

「・・・わかったぁ」

「!うんっありがとう!!良かったよぉ、えへへっ」

「・・・ねぇ、パパ」

「ん?なになに?」

「なんか、パパの方が子供みたいだね」

「・・・・えっ!」

「あと、お願いって言ってなんでもゆるしてもらえるとするの、やめたほうがいーよ?」

「・・・・・あ、うん・・・そうだね・・・ごめん」



【トキヤパパ】


「ねぇねぇパパ!」

「どうしましたか?あぁ、抱っこですか?ふふ、愛らしいですね」

「あのねあのね、由佳っパパにお願いがあるの!」

「お願いですか、いいですよ。何でも言って下さい。私に叶えられる可能な願いならいくらでも・・・」

「お父さんって呼びたいの!いーい?」

「・・・っ!?・・・・・・今・・・なんと?」

「おとーさん!由佳、もう子供じゃないもん!だからお父さんって呼ぶの!」

「・・・・・・いけません、いくら由佳のお願いでも・・・っ、それだけは許せません」

「どうして?」

「どうしてもです」

「・・・うぅ」

「あぁ、泣かないで下さい。・・・いいですか?私はずっと由佳のパパでいたいのです。ですから、由佳にもパパと呼んで貰いたいだけなんですよ」

「・・・、うん分かった。パパはずぅっと由佳のパパだもんね!えへへ」

「えぇ、ずっと、由佳のパパですよ。だから由佳が大きくなっても、私の事はパパと呼ぶように。いいですね?約束ですよ」

「うんっ約束、パパ大好きっ!」

「えぇ、私も大好きですよ」



【那月パパ】


「パパ〜!おかえりなさい〜っ!」

「ただいまぁっ!わぁい、ただいまのギュウ〜ッ!!」

「ギュウ〜ッ!あのね!今日ね由佳、幼稚園でピヨちゃんのおえかきしたのっ!ほらっ」

「うわぁ本当です!とっても可愛いピヨちゃん!ふふっ由佳ちゃんとっても上手ですっ」

「おるすばんもちゃんと出来たよ!イイコ?由佳イイコ?」

「はい!と〜ってもイイコです!あぁ、でも・・・寂しくさせちゃってごめんなさい。いっぱいいっ〜ぱいギュウッてしてあげますね!」

「わーい!パパとギュウ〜!チュウも〜っ!」

「はぁい、ギュウ〜とチュウ〜」

「あははっパパくすぐったぁい!もっともっとぉ!」

「ギュウ〜チュウ〜っ」

「・・・・・い、いつまでイチャついてんだ!いい加減、玄関から移動しろ!バカ親子っ!」

「あ!翔ちゃんが怒りました、ふふっ可愛いですねぇ」

「うん!しょーちゃんかわいいねーっ」

「・・・お、お前らぁっ〜!!」
【翔パパ】


「ねぇパパ!由佳ね、今日しんたいそくてえってのしたの!」

「おー身体測定な。どーだ?おっきくなってたか?」

「うん!あのね、4センチもおっきくなってた!」

「マジか!すっげぇじゃん!ちょっと抱っこさせてみ?」

「わーい!だっこだっこ」

「お、ちょっと重くなったな。やっぱり、少しずつちゃんと成長してんだなぁ・・・・」

「?どうしたの?パパ」

「ん?あぁ、由佳が大きくなるのは嬉しいけど、でも・・・なんかちょっと寂しくてさ」

「・・・由佳、おっきくならない方がいい?」

「あーちがうちがう。由佳はおっきくなれ!由佳がおっきくなったら俺も嬉しいからさ!なっ?」

「うん!わかった!由佳、おっきくなる!」

「おう!」

「りゅうやくらいおっきくなるっ!!」

「それは勘弁してくれっ!!」



【真斗パパ】


「パパぁ・・・うえぇ・・・っ」

「ど、どうした!?なぜ泣いている?何があったんだ?」

「う、うぇ・・・ひっく」

「何だ、悲しい事があったのか?それとも誰かに嫌がらせをされたのか?さぁ、父さんに言ってみろ。お前を泣かせるものは、例え何であっても絶対に許しはしない」

「・・・レ、レンが・・・レンがぁ・・・」

「っ・・・!神宮寺!?あいつが何かをしたのか!?クッ・・・由佳を泣かせるなど、神宮寺・・・万死に値するな。待っていろ!今すぐあいつの腹をかっ切ってきてやろう!」

「・・・レンが、由佳をお嫁さんにしてくれないってぇ・・・っ!」

「・・・・・・・・・な・・・なに?」

「・・・由佳が子供だからって・・・ひっく、あと20年たったらまたおいでって・・・うえぇっ」

「・・・・・・・・・・」

「由佳、レンのお嫁さんになりたいよぉ・・・パパぁっ!」

「・・・・・・っ、俺の娘までたらしこむとは・・・やはり、息の根を止める必要があるようだな・・・神宮寺っ!!」

「レンをいじめちゃだめぇ!!」

「っっ!!?」



【レンパパ】


「パパって、お歌じょうずだよね!由佳、パパのお歌だぁいすき!!」

「ほんと?ふふっ嬉しいな。でも由佳もとても上手だよ、可愛しくてまるでカナリヤの様な声だ」

「えへへっ、じゃあね!由佳のためにパパにお歌を歌ってほしいの!」

「いいよ、喜んで。さぁ、可愛いお姫様はどんな歌をパパにリクエストしてくれるのかな?」

「えっとね、えっとね!かえるの合唱!!」

「・・・・・・・・・かえ、・・・かえる?」

「うんっ!!」

「えっと・・・」

「ダメ?じゃあ、犬のおまわりさんでもいいよ!」

「・・・・・・ねぇ由佳?本当にその曲で・・・いいのかな?」

「うん!パパっ犬のおまわりさん歌って!」

「・・・・そっか、それじゃあ・・・うん、仕方ないね。可愛いレディの為にパパ、一生懸命歌うよ」

「ちゃんとネコさんとおまわりさんっぽく歌ってね!」

「・・・かしこまりました、俺の可愛いお姫様」



【セシルパパ】


「ねぇパパ、パパって王様なんだよね?この国でいちばんえらい人なんだよね?パパってすごい人なんだね!」

「いいえ由佳、ワタシは特別偉いわけではありません。ただ、この国をより良い国にしようと心から願う、国民の代表にすぎないのです。それが、良い王というものです」

「ん〜?よくわかんない、でもやっぱりパパはえらいね!みんなのこと考えてるんだねっ」

「由佳も、皆に優しいプリンセスです。ワタシも嬉しく誇らしいです」

「うん!」

「決して、権力を振り回してはいけないのです」

「うん!ふりまわさない!あ、そーだパパ!あのね由佳お願いがあるの!!」

「何ですか?」

「あのね!日本であそびにいったでしょ!?それでね、ここの国にもアレ!ほしいな!」

「アレ?アレとは?」

「ディズニーラ●ド!!」

「あぁ、アレはファンタスティック、とても素晴らしかったですね。分かりました、早速このアグナパレスにも作りましょう」

「わーい!パパありがとう!大好きっ」

「由佳が喜ぶなら、ワタシも嬉しいです」
【嶺二パパ】


「パパ〜みてみて!由佳、一人でちゃんとお洋服きれたよ!えらいっ?」

「うわぁっほんと!すっごいぞぉ!さっすが僕の娘!えらいえらい!そぉ〜れ高いたかーい!」

「やーっっ!!もう!パパ!由佳はもう子供じゃないの!高い高いじゃよろこばないの!」

「もう!ませちゃって!でーも、ほぅらボタンがずれちゃってるよ?」

「えっ!!・・・あ、ほんと・・・あぅ」

「ふっふーん、惜しかったね?でも、由佳もまだまだ子供ってことだよ!」

「むぅ・・・・・・パパ」

「なぁに?ほっぺ膨らませて!もう!可愛いっ」

「パパ・・・・・・ズボンのチャックあいてる」

「・・・・・・えっ!!?あ、あれ!ほんとっ!!」

「パパだって子供だね!」

「・・・・・・あ、あはは・・・面目もないです」



【蘭丸パパ】


「パパー!これ買ってぇっ!」

「あぁ?どれだ。・・・おい、お菓子は100円までって言っただろーが。駄目だ、戻してこい」

「え、で、でもね!これね、このクマさんのお口からね、アメが・・・」

「駄目って言ったら駄目だ」

「で、でもアメさんが出てきてね!」

「我が儘言うならココに置いてくぞ」

「・・・っ〜う、う・・・」

「っ!!・・・お、おい」

「・・・っ置いてかれるのやぁ、パパと一緒がいいから、がまんするぅ・・・っ」

「・・・っ!!・・・・・・く、・・・」

「置いてっちゃダメぇ・・・っ」

「・・・・・・おい、由佳」

「・・・・・・?」

「・・・・・・ママには内緒で・・・今回だけ、特別だぞ」



【藍パパ】


「うえっ、パパ・・・だっこぉ」

「どうしたの。・・・あぁ、膝から血が出てるね。転んだ?」

「ひっく、おひざ痛いのぉ」

「全く、またどうせ前見ないで走ってたんでしょ」

「だっこぉ〜!」

「はいはい、おいで」

「うぅっ痛いのぉ、」

「怪我したんだから当然でしょ」

「うえぇ、パパぁ・・・」

「はいはい、泣かない泣かない」

「・・・パパぁ」

「なに?」

「・・・パパの手、あったかいねぇ」

「・・・そう?」

「・・・うん・・・パパの手、すきぃ」

「・・・うん、ボクも由佳がスキだよ」

「・・・えへへ」

「・・・あ、寝た。全く、さっきまで泣いてたくせに・・・人間の子供ってほんと分かんないね」



【カミュパパ】


「おい!俺の傍から離れるなと言っただろうが!だから迷子なぞになるんだ!反省しろっ!」

「うわぁん、ごめんなさい〜っ!パパ寒いよぉ!怒っちゃやあ〜っ!」

「全く・・・俺の方が凍り付いたわ・・・いつの間にかお前がいないのだからな・・・全く、冷や冷やさせるな」

「うぇっ、ご、ごめんなさい・・・」

「・・・・・・まぁ、分かればいい。以後気をつけろ。俺の手を決して離すな、分かったか」

「う、う・・・は、はい・・・」

「・・・・・・だから、その・・・サッサと泣き止め。高貴たる伯爵の血筋たる娘が、人前で醜態をさらすものじゃない」

「・・・っ、ひっく・・・うっ」

「・・・・・・泣きやめば、この父の特性ケーキを食わせてやるぞ」

「やだぁーっっ!!パパのケーキ食べたくないよぉ!!」

「っ!!?なぜ余計泣くっ!!?」



しおり
<<[]>>

[ main ]
ALICE+