初めに


このページは、この長編の設定に関する事柄をまとめたページです。
本編にはオリジナルキャラクターが登場しますので、ご承知ください。


‐ヒロイン‐
name:名無 七子
age:22
note:子どもの頃は、両親の生まれ故郷である羽生蛇村と上三隅町で暮らしていた。
一年前のとある事件で両親を亡くし、上三隅町の親戚に引き取られる。その事件とストレスがきっかけで記憶喪失になり、再び生まれ故郷に戻ってきた。
性格は明るく、心の優しい少女。
それ故に繊細で傷付きやすい。

イメイラ/In her bag
(presented by:picrew)



‐主な登場人物‐
name:宮田 司郎(みやた しろう)
age:27
note:羽生蛇村に住む医師で、若くして宮田医院の院長となった。
性格は冷静でどこか冷淡なところがあり患者にも事務的に接するが、その実、患者のことを心から心配し思いやっている。
また村唯一の医師であるため非常に博識であり、医学や解剖学だけでなく、あらゆる知識に精通している様子である。
牧野は双子の兄であるが、求導師として敬慕の対象である彼に対して強い嫉妬と劣等感を持っているようである。


name:牧野 慶(まきの けい)
age:27
note:羽生蛇村に伝わる土俗信仰の眞魚教と呼ばれる宗教の祭司である、求導師を務めている。
村民の尊敬の念を一身に集める存在であるものの、彼自身は自分がそんな立場にあることを重荷に感じているようだ。
彼の父親が儀式に失敗したことを理由に自らの命を絶ってしまったため、その重圧を思う故だった。
宮田は双子の弟であるが、彼に対して負い目を感じているのか、どこかぎこちなさを拭えないでいる。


※オリジナルキャラクター(秋から登場)
name:二之部 蒼(にのべ そう)
age:31
note:とある事件を追う男性検察官。
短髪の似合う細身の長身、やや童顔気味な風貌だが眼光は鋭く年相応に落ち着ている。
口数は少ないが、頭の中で考えることは多い様子。
捜査のために、宮田と七子へと接触を試みる。
検察官としての能力は優秀であり、その仕事ぶりには定評があるようだ。
七子とは、先に起きた事件の被害者として面識があった模様。

イメイラ1/イメイラ2/In his bag
(presented by:picrew)


name:久住 心道(くずみ しんどう)
age:23
note:主人公の両親を殺害した犯人とされる男で、日系中国人の二世。
父親が日本人だったので、日本語も流暢に話せる。ネイティブな中国語も話せたりするが、基本的には日本語で話すことが多い。
スラリとした長身と柔らかな長髪を持つ。
左の首筋にバラのタトゥー、項から腰にかけてスパインタトゥーが入っている。
また虹彩異色症により、右目はブラウンで左目がブルーとなっている。その外見から、幼少期はいじめを受けていた。
今でも何かしらの陰口を叩かれたりすると、すぐにカッとなってしまうことがある。
幼少期は父親のリストラにより貧困にあえぎ、それにより家庭が荒むと同じ悩みを持つ地元の日系中国人の友人たちとギャング「赢耀(勝耀)−インヨウ−」を創設した。
そしてそこで、裏稼業のいろはを身につけるようになった。

イメイラ1/イメイラ2/In his bag
(presented by:picrew)



‐舞台‐
年代については現代(202×年)を想定していますが、どちらでも読み進められます。


またこの長編小説は、怪異の起きない設定の羽生蛇村になっています。

とは言いつつも儀式は行われ、とある因果律と八尾の行動により、それぞれは異界での記憶を持ったまま帰還しています。

その1年後の春からの話となります。


(下に長々と理由を書いていますが必要のない方は、飛ばしてもらって構いません)
帰還できた理由として『堕辰子の身を食べた八尾=神の分身』という事実が成り立つため、いんふぇるの戦にて自身を捧げた時に上位の存在に赦されたからと想定しています。

そして虚母ろ主の輪の元凶となる八尾が消されたため、実質的に呪いが解けた状態になっています。

しかし儀式を行う必要が無いだけであり、その可能性は無きにしも非ずと言ったところです。



‐本編‐
凡そシリアス〜甘、裏まで?
ストーリーの進行上、設定の改変等がありますがご了承下さい。

最後になりますが、誤字脱字などがありましたらメールにてご一報下さい。


それでは、次の章から本編になります。楽しんでいただければ、幸いです。





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