「待って、行かないでくれ」
(目が、合った)
「私の愛する人は、ただあなた一人……」
「時間、ありますか?」
「いえ、少し目に埃が入っただけですから」
「こんな遅くにこの悪党に用があるとは……帰れない事は覚悟の上ですよね?」