12:未完成ラブロマンスの真相
※前作『ココロ、ともる。』+α
「これで地理も何とかなりそう♪ なっ?影山」
「おう」
「⋯神崎さん、バレーで何か嫌なことでもあったのかな」
「さぁな」
「バレーに関する話は極力避けてるって感じだった」
「⋯⋯」
「もしかして中学ん時“コート上の女王様”とか言われてチーム内で孤立⋯って、影山じゃねーし。神崎さんに限ってそれはないデスね」
「日向てめぇ⋯!」
「つーかさ、神崎さんが昼に作ってくれた琉球丼!メチャクチャ美味かったよな!?」
「! ――あぁアレな。俺も調子乗って食い過ぎた」
「休みの日に勉強付き合って昼飯まで用意してくれた上に、結局食材の費用も神崎さん全持ちで⋯なんか今日俺達、神崎さんに迷惑しか掛けてなくね?」
「そういうのは『今日はタダ飯食えてラッキー』くらいに思っとけばいいんだと」
「⋯ハイ??」
「この前定食屋であいつと飯食ったときにそう言われた」
「??? 定食屋で、あいつと、飯⋯とは⋯?」
「だから!神崎と二人で飯食ったんだっつってんだろーが」
「なんですとぉーー?!!か、影山クン⋯それはデ、デデデデートというやつでは⋯?!」
「はぁ?何言ってんだお前」
「いやいやいや!影山クンこそ何言ってんですか」
「神崎と会ったのは偶然で、そのとき成り行きで『この辺で美味い飯屋はないか』って聞かれて」
「ふむふむ」
「そんでファミレスとバーガー屋なら知ってるって答えたらすげー不満そうな顔して。そしたら偶々目についた定食屋に入りたくなったらしくて『初めての店は一人じゃ入りづらい。昼飯奢るから付き合ってくれ』とか言い出して気が付いたら定食屋に連行されてたんだよ」
「ははっ!神崎さん男前だな〜。それに比べて影山クンったら。女の子にリードされっぱなしだったんですかぁ?」
「うるせーボゲ!日向ボゲェッ」
next
2020/06/12
「これで地理も何とかなりそう♪ なっ?影山」
「おう」
「⋯神崎さん、バレーで何か嫌なことでもあったのかな」
「さぁな」
「バレーに関する話は極力避けてるって感じだった」
「⋯⋯」
「もしかして中学ん時“コート上の女王様”とか言われてチーム内で孤立⋯って、影山じゃねーし。神崎さんに限ってそれはないデスね」
「日向てめぇ⋯!」
「つーかさ、神崎さんが昼に作ってくれた琉球丼!メチャクチャ美味かったよな!?」
「! ――あぁアレな。俺も調子乗って食い過ぎた」
「休みの日に勉強付き合って昼飯まで用意してくれた上に、結局食材の費用も神崎さん全持ちで⋯なんか今日俺達、神崎さんに迷惑しか掛けてなくね?」
「そういうのは『今日はタダ飯食えてラッキー』くらいに思っとけばいいんだと」
「⋯ハイ??」
「この前定食屋であいつと飯食ったときにそう言われた」
「??? 定食屋で、あいつと、飯⋯とは⋯?」
「だから!神崎と二人で飯食ったんだっつってんだろーが」
「なんですとぉーー?!!か、影山クン⋯それはデ、デデデデートというやつでは⋯?!」
「はぁ?何言ってんだお前」
「いやいやいや!影山クンこそ何言ってんですか」
「神崎と会ったのは偶然で、そのとき成り行きで『この辺で美味い飯屋はないか』って聞かれて」
「ふむふむ」
「そんでファミレスとバーガー屋なら知ってるって答えたらすげー不満そうな顔して。そしたら偶々目についた定食屋に入りたくなったらしくて『初めての店は一人じゃ入りづらい。昼飯奢るから付き合ってくれ』とか言い出して気が付いたら定食屋に連行されてたんだよ」
「ははっ!神崎さん男前だな〜。それに比べて影山クンったら。女の子にリードされっぱなしだったんですかぁ?」
「うるせーボゲ!日向ボゲェッ」
next
2020/06/12