talking to myself

※圧縮の影響で写真の色味が多少変わっています

2026.01.22(Thu)

お誕生日ということで、いつも通り現パロです。夢と銘打ってはいますが、夢でもないかも…。ただ尾形がしあわせであれと思いながら書きました:)

*0122:尾形夢/社会人現パロ

俺のまわりは、何故かお節介なやつが多い。
「まだ誘ってないの?あの子だって暇じゃないんじゃない?」と、ほぼ毎日のように絡んでくる宇佐美。昨日など「誰かに掻っ攫われちゃうよ」「は、誰にだよ」「僕、とか?」とのたまったので、一発殴っておいた。宇佐美だけではない。あのバルチョーナク鯉登は、「何、誕生日に彼女と食事をしたい?! ちょっと待っていろ」とスマホを取り出し、ものの数秒で高級フレンチを予約した。言っておくが、一言どころか一文字さえそんなことは口にしていない。
月島さんは「仕事をよこせ」と積み上がった書類を持ってデスクに帰った。宇佐美曰く、残業しなくてすむように、だそうだ。
菊田さんに至っては、あいつに聞こえる声でわざと「お、尾形!今月誕生日なのか!いやあ めでたい!いつだって?え、22日!1月22日だな!そうかそうか!」と大声をフロアに響き渡らせた。恐ろしいことに俺は一言も発していない。これは確か先週末のことだ。
社外でいうとサバゲー仲間のヴァシリと義弟の勇作さんからもよくわからんメッセージが入る。どいつもこいつも暇なのか?

そんなやつらのせいで、俺の誕生日はあいつに知られているはずだった。
「え?今日がなんの日かって?」なぜこの女は、きょとんという擬音しか当てはまらないような馬鹿面をしているのか。じっと顔を見つめ、無言の圧をかける。知っているんだろう、そんな純真無垢な顔をして。騙されんぞ。「え、ていうか、そもそも今日って何月何日?2月…あれ、まだ1月?」
…………もしかすると本物の馬鹿だったのかもしれん。これなら菊田さんの大声すら耳に入らなかったと言われても頷ける。よもや聞こえていたが忘れたとは言わんだろうな。
「1月22日だ阿呆め」痺れを切らして告げると、瞳孔が開くのが見えた。

お誕生日、おめでとう!

That’s all.
tale

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