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ドラパ感想4
そろそろネタバレって言わなくてもいいよね。
獄空的な話をしますが、今回の空却くんは明らかに怒りと後悔で我を忘れているため、獄がとても落ち着いて……落ち着いて……はないな……。一緒に……キレてたな……落ち着いてキレてた……。
こういう時に一旦止めるのがフィクションにおける大人の役目だと思うんですが、家族の家族の一大事だからそういうことをしない(出来ない)のが獄が十代二人となんのかんの上手くいってるとこだなと思います。
感情を取りたい時に、理屈を感情でねじ伏せることに迷いがない。
獄と空却くんはこうなりたいというビジョンがはっきりあって、かつそのために行動を起こすことを躊躇わないからこその強さがあるタイプだと思います。
乱暴なこと言うと『舐めたマネしたヤツはブッ殺す』みたいな精神性が近い。ヒプマイそんなヤツらばっかだけど。
ただまぁぶっちゃけ『舐め(中略)ブッ殺』精神は多少ないと、自己否定・自罰思考に陥って健康によくないです。
当然ながら強すぎるのも良くないので、二人はどっちかというとそう。
加えて厄介なのがそれに本人達の信じる正しさとは別に、ある種の世間的な正しさを伴うところだと思います。他者視点で一定の正当性があると思わせると、己のあやまちに気付きに難くなるので。
二人は強さの方向性が似ているから同時に危うさも似ている。
DRBへの不参加を告げる空却くんが、獄にだけ争いの螺旋から降りるように勧めたの……グッ……と来ましたよね。
十四くんの強さのあり方は二人とは全然違って、空却くんが言わなくても争いの螺旋になんか元々乗っていない。十四くんは二人が今後待たねばならない強さを既に持っている。
獄と空却くんが悪友腐れ縁的な関係性なのは、こういうとこなんだな……としみじみ感じました。
そして私はこの悪友腐れ縁感が好き。
十六歳上の大人の男を呼び捨てにして諭すようなことを言えるし、それを許しているという互いを認め合い尊重している感じ、獄空の良さ。
最後の最後で空却くんが己の道を取り戻した時の「空却……!」すごい良かった。
あまりにも声が嬉しそうすぎて、また一つ波羅夷空却という太陽の光のまぶしさを知った。
2024/11/14
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