後書き こんにちは、望月ケイと申します。この度は『星々に捧ぐ』をお手に取っていただき、ありがとうございます。 今回は、前作のキンブリー単体本『その石の色を彼は知らない』の続編として執筆しました(前作を知らずともまったく問題ありません)。イシュヴァール殲滅戦後、キンブリーさんが牢の中で過ごした日々に、「もしかしたらあったかもしれない、あって欲しい出来事」を、彼に対する私個人の解釈を織りまぜてお送りいたしました。キンブリーさんの幼少期や、原作の言葉の意味を自分なりに想像し、膨らませてみたこのお話、少しでも楽しんでいただけましたら、幸いです。 これはあくまでも、そしてどこまでも一個人の解釈です。お話を純粋に楽しんでいただけても冥利に尽きますが、「いやいや、キンブリーさんはこういう人じゃないぞ」と、あなたさまご自身の解釈を深め、大切にされてもまた嬉しく思います。お話をきっかけに、キンブリーさんや他のキャラに対してまた思いを馳せたり、考察したりするのも二次創作物の二次的な楽しみ方です。一緒に想像の翼を広げましょう。 お話を書くにあたって、様々な方の解釈をお聞きしました。中でも、AさんとNさんの素敵かつ鮮やかな解釈が、この本にじわりと溶け込んでいます。私個人で考えただけでは到底至らない部分をおふたりがカバーし、またお話をより良い方向へと導いてくださったと、強く感じております。おふたりの力があったからこそ、このお話を最良の形で書き切ることができました。この場をお借りして、お礼申し上げます。ありがとう! 最後に、この本を読んでくださり、またこの後書きにも目を通してくださったあなたさまに、深く感謝いたします。これからも一緒に、キンブリーというひとりの人間を愛でていけたら、幸せに思います。 それでは、またお会いできる日を夢見て。 (前作の後書きでの「キンブリーさんのコメディ本が書きたい」という言葉、いつか実現したいです……!) 後書きの後書き こんにちは。今回、Web再録としてUPした記念に、少しだけ文章を書いています。ちなみに、キンブリーさんのコメディ本は、あれから四年経った今でも私の頭の中にしかありません。〜お蔵入りコース決定〜 久々に物語を読み返していて、当時の私はこんな解釈をしていたんだなあ(完璧に忘れていた)、としみじみ思っておりました。 キンブリーさんのバックグラウンドに本当はなにがあったのかは分かりませんが、たぶんいいところのお坊ちゃまなんだろうな、という解釈は今でも一致しています。Jというミドルネームがあるくらいですからね、さぞや良い暮らしをしていたことでしょう……。 物語の中では、キンブリーさんが死者に対して出さない手紙を書いていますが、これとは別に自分自身に手紙を送るといった作業もなかなかに楽しいです。私も以前、「未来の自分へ」という感じで何度かやったことがあるのですが、読み返す度にむずがゆさがありつつも、どこか励まされるというか、和やかな気持ちになることがあります。皆さんも機会があればやってみてくださいね。 ところで、キンブリーさんが自分自身に宛てた手紙を書くとしたら、どんなことを話題にするのでしょうか。やはり錬金術とか爆発のことばかり語るのでしょうか。その文面を想像するのも楽しそうですね。 それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました! またお会いできますように。 (20240901) |