1、高校生活/B

煙崎マリレーナのイタリア生活は勉強と修行に明け暮れた日々だった。
従兄の家に預けられ、そのまま修行するならココだと例の島へ連れて行かれたのは5歳の頃だったが、流石にそのまま地獄昇柱(ヘル・クライムピラー)をさせられる事は無かった。
最初は基礎からだ、と体力作りから始まった。面倒だと思いはしたが、舐められる方が嫌いな煙崎は14歳の時に辛くもヘル・クライムピラーをクリアした。

それから1年間は例のロギンス師範とメッシーナ師範にバリバリに修行をつけられ、ちゃんとした波紋の修行は初めてではあったが、筋が良いとの評価を受けていた。
とは言え本を読んで実戦でのみ波紋を使用して来た前世を思えば、その評価は当然だと煙崎は捉えていた。