魔女とNRC 2
結局、シャンデリア落下事件と言う厄介に巻き込まれ、私は魔法石の鉱山だったと言う廃坑へエース、デュース、グリムと共に訪れていた。
魔法石に執着するモンスターに追い掛けられても走る分には問題無い上に、私一人ならどんな魔法でも放ってやるのに、と…ある種の彼等への罰と爪を隠す積もりで手出ししないと決めていた私は、指揮だけは取ってやるか、と口だけ出す事にした。
指示を飛ばしてもきっちり動かず、むしろ喧嘩をする辺り、面白い奴らでは有るが…現状での其れはいただけない。
が、流石にピンチだと漸く思ってくれたらしい彼等の連携によって、モンスターは倒れた。何だかんだ言っても素直な所も有って悪い奴らじゃあ無いんだろう。
気に成るのは、黒いジェムの様な物だ。調査したかったが、グリムがキャンディの様に食べてしまった。どんな物質なのか?どんな体なのか?気になる事が増えてしまった。
***
その日、私はホーンテッドハウスの外を散歩中に不思議な、角の生えた背の高い男性に出会った。格上だろう存在との対面の感覚に腹の底に力を込めて居ても、強い存在に曝される感覚に、ゾクゾクとした興奮が身を走った。
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