SKIT
「シオリ、前より動けるようになったね」
「え、本当? わたし、ちゃんと戦闘中役に立ってるかな?」
「うん。前は一回一回の動きがゆっくりだったけど、今は雪だるまみたいな魔物と同じくらいになったよ」
「……そうか、つまりソフィから見るとまだまだ遅いって事か。誰にわたしを誉めるように言われたの?」
「い、言われてないよ。ちゃんとわたしが思った事だよ」
「次にカニ玉が出て来た時、わたしの分もあげるから言ってごらん」
「教官もアスベルもヒューバートもシェリアも、シオリは誉めて伸びるタイプだから誉めなさいって」
「そうか……つまりはほぼ全員か……別にわかってたけどね? 弱いなんて知ってるけどね! ちくしょう頑張ってやる!」
「うん、一緒に頑張ろう?」