守銭奴とナンパ娘

SKIT

「この辺りの魔物も、随分と実入りが少なくなりましたね……」

「ヒューバートくんって、お金使わないわりに貯めたがるねー」

「お金はあっても困りませんからね。というか、いつの間に呼び方が変わったんですか」

「せっかくお姉さんって呼んで貰ったわけだし、わたしも友好的になろうと思って」

「なるほど……ああ、そういえばシオリ姉さん、前から聞きたかったのですが……」

「ん? なに?」

「あなた、たまに街の女性やご老人からアイテムなどを貰っているようですが、一体何を貰っているんですか?」

「あれ、気付いてたんだ……別に、グミとか料理とかだよ。あとはたまに、素材とかも貰ったりするけど。

「なるほど……というか、どうしてそんなに?」

「聞き込みの時に好みの子ばっかに話しかけたからね……なんか孫を思い出すとかこんな恋人なら良かったのにとか言われてたまに……いや嬉しいんだけどね?」

「それは、なんというか……お疲れ様です」