言わないの?

SKIT
「アスベル、質問があります」

「なんだ? ヒューバートの真似か?」

「うん。あのね、どうしてアスベルはシオリが好きなのに、好きって言わないの?」

「は!?」

「ケリーもフレデリックも言ってたよ。アスベルがはっきりしないからお見合いするんだって」

「い、いや、それはその……言うのはシオリの“お願い”を叶えてからって決めてたからであって……」

「じゃあどうして叶えないの?」

「シオリが未だに言ってくれなくて……でもそうだな、自分から言いに行けばいいんだよな。いやでも……」

「……アスベルは大変だね……言わないなら、わたしがシオリをお嫁さんにする」

「は、はあああ!?」

「わたしシオリが好きだから」

「い、いやまて、俺は認めないぞ! だいたい二人は女の子同士だし、シオリはその……」

「早くしないとシェリアやパスカルに取られちゃう。カニタマとシオリをお嫁さんに貰って、幸せに暮らすの」

「み、認めない! いろんな意味で俺は認めないぞ!」