SKIT
「ところでシオリ。この半年の間、何か進展はあったのかしら?」
「は? なんの?」
「あ〜ダメダメ。あたしも気になって聞いたけどさぁ、シオリってば意外とへたれ要素があって連絡すらしてなかったよ」
「はぁ? ちょっと、何してるのよ」
「え、あ、ごめん。ん? これって恋愛話?」
「まったく……せめて手紙くらいはやってると思ってたのに。じれったいわね、もう」
「お手紙なら、アスベルは書こうとしてたよ。まだ机に置いてあった」
「アスベルもアスベルだねぇ。鈍感、へたれ、奥手……駄目だこりゃ。全然進展しないよ。こうなりゃあたし達でなんとかしないと」
「そうね。ねぇソフィ、その話詳しく聞かせてくれる?」
「わかった。あのね……」
「……確実にわたしの事なのだろうと思うのだが、イマイチ話に入れないこの疎外感……」