Chapter5 〜遊戯〜





「総隊長が、動いたか」


豪雨と日照りが鬩ぎ合う空を見上げ、茶室に篭っていた白哉が息を吐いた。

―ならば傍観してはおれぬな。

茶を点てていた手を止めて、ゆっくりと立ち上がる。

最早異常気象でしかない外の天候に、憂鬱の眼差しを投げながら。


「玲は…彼方か」


わざと、元流斎が居る方とは別の方角へと、足を向ける白哉だった。


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