進メヨ進メ止マラヌ程二

眼前に広がる死体袋。部下であった者達で、今回の呪いで命を落とした者達だ。治療してもらった太腿は思ったより損傷が酷くちょっと大変だったらしい。人間失格を解除して納言の能力でしてしまおうと思えばできるのだが痛覚まで戻るという最悪なことが起こるので基本治療は、こういうのだ。

「姐さんが戻ってきましたよ」

私は後ろを振り向かず告げる。その数秒後、姐さんが歩いてきた。森さんと中也が振り返る。中也が振り返る前に私を見て変な顔をしていたが、笑いは堪えた。私偉い。

「探偵社の社長から茶会の誘いじゃ」

そうきたか。森さんはそう呟いた。だんだん進んでいく物語。全部太宰が、見据えていたのなら凄いとただ素直に感服する。流石、至上最年少幹部。

「じゃあ、いこっか」

森さん、笑顔が怖いですよ。
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