蟹座とは
蟹座自体のテーマは自身の大事な物を死守することです。
人間という生き物は自身の価値観が揺さぶられ脅かされるとき、己の精神を崩壊しないように守るためその相手を否定し抹消し攻撃を仕掛ける生き物です。
相手の立場、環境、心の傷などお構いなしです。
でもそれは生きてきた人生の中で少しながら正しいと思い信じてきた事があり、それが無くなれば存在意義を見失うからです。
自分を構築した大事な価値観や人の常識を守るために蟹座はそれを硬い殻で覆い、両手に大きな武器を持ち、侵略者から殻の中身を守るため武器を振るわなければいけません。
他人とわかり合えず傷付け合うことになっても、自分の宝を自分の為に死守する。
そうしなければ自分は死んだように生きなければならなくなる。
その姿が強い殻を持つ蟹の様に見えるのです。
蟹座の守護星は月、地球に寄り添う星です。
地球に魅せられ、地球を信じ、地球の軸に乗り、地球を愛する。
地球だけを愛している月の姿が、自分の大事な物を守る蟹座の様に見えるのです。
ただ蟹座の危ないところは稀に、盲信過ぎるがゆえに自分の信じたものが腐っていたり、屍だったという事態に陥ることです。
それが原因で内側から腐敗し自身が死滅してしまいます。
自分の信じたものがどれだけの価値があるのかを見定め、それと一生を共にするのか覚悟を決めるのも蟹座の大切な仕事なのです。
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