世界観-昔の中国(中国の戦国時代のような感じ)
日常から逃避するために、体感型ゲーム(つまりゲームが五感や感情まで刺激するもの)の世界に入り込む。はじめはつまらないゲームだと思って、適当にプレイしていた。
4つの国(緑の国、青の国、赤の国、桓の国「悪辣な国といわれている」)が争って、戦う戦国時代。はじめはチュートリアルとして、それぞれの国の様子を体験できる。
チュートリアルすら面倒でオープンワールドのゲームを良いことに、2度ペナルティを冒してしまう(ふざけて、他の国の服をチュートリアルの最初で着たり、知らないことをいいことに他国間を放浪したり)。
ある国で桓の国の罠にかかる(酒宴の際に送られてきた豚焼きを食べ、舌が麻痺し、死ぬかもしれないという恐怖に駆られる)途方にくれて適当にプレイしていたので気づかなかった。ゲーム管理局(ゲーム内で梟を呼ぶとアクセスできる)に問い合わせることに、舌は治るのか?本当に死んでしまうのか?と尋ねても返事をはぐらかされる。<本当に苦しい>と訴えたが治らなかった。
仕方なしにゲームを進めて、最後のチュートリアルである桓の国の体験へ、桓国の服を着て、軍隊のように隊列を組まされる。いきなり雑魚キャラが1人現れ、無視したが、CP(軍隊の隊員)の下卑た話声や笑い声につられて、戦闘モードになってしまう。その巻き添えで槍で刺されて死んでしまう。
やっと舌の麻痺から解放される安心感と死ぬ恐怖が少しあり、本当には死なないだろうと思っていたが、徐々に本当に死んでしまうという恐怖感が押し寄せる。
次に目にした光景は、鉄の棺のなかで、そこに入っている自分だった。そして身体は鎖か何かでぐるぐる巻きにされていて、身動きがとれない。「死んでたまるか」といういままでにない激情に突き動かされ無理矢理に鉄の棺から出た。
そこはゲームとリアルとの狭間だった。灼熱の海のような場所(自我領域※リアルとゲーム世界の狭間)で炎が燃えている。無数の棺桶が横に並んでいる。棺桶を閉めようとしていたモノを押し返し、灼熱の大地に押し続ける。すると光が見えて全身を包んだ。
気がつくとゲームの世界に戻っていて、夜だった。主人公は舟に乗っていた。明るい夜空に花火が打ち上げられていて西の空に
※超越者現る※
の文字が星の連なりで見えていた。
補足:2度のペナルティと桓の国のチュートリアルの雑魚キャラに殺される+自我との格闘の末の勝利を契機に※超越者※となった。