恋人に愛される、それは何用にも変えられない幸福を感じながらもどこか満たされないと感じてしまうのは過去の自分がされてした経験のせいだったのかもしれない。

恋人は自分よりも一回りは大きく、成人男性の中でも群を抜いて大きな男だった、虐げられるものの痛みを理解する彼の優しさは彼女への愛情に繋がったし恋人という特別な関係になって初めてのベッドではそれはもう夢見がちな乙女が語る程に甘い夜を過ごした

しかしながら女は思わず仲間内で飲まされた時に愚痴ってしまったのだ

「足りない」

と、その言葉に目を輝かせた仲間達は面白いおもちゃを見つけたようにまだうら若い新人を囲んでは具体的に何がどうなのかと聞いた
彼女の恋人はそれはもうこの小さな恋人をかわいくてかわいくて堪らずに"犬"可愛がりしていたし、周りも彼女を彼専用の"犬"だとよく例えていた、そんな彼女が主人に不満を覚えるなど面白いことこの上がないだろうと感じては更に空になったグラスに酒を注いで問いかければその小さな犬は呟いた

「優しいんです、ケーニヒさん」

それはもう火を見るより明らかなことを今更?と思う中で「私は彼に好きにされたいです」と呟いた
トロリと酒に酔った目をした彼女に真相を聞くために空になるグラスに注いでは飲ませてと最年少として断れぬ彼女につけ込んで聞き込めばホコリを叩くようにそれは出てくる
恋人であるケーニヒが如何に優しく、そして自身が本来は被虐体質で彼の本性があるのならばそれに付き合いたいと、自分はどんなこともできるし受け入れられると興奮した状態で声を荒らげる頃、丁度仕事を終えて遅れてやってきたそんな彼女の恋人は「遅れて悪い」といった、表面上とはいえ現在は同僚である彼らはニヤニヤと顔を見つめて、飼い犬を連れて帰ってやれ。とビール一杯を飲ませて直ぐに連れ帰らせた


「なんですかこれ」
「犬セットだよ、お前が欲しいって言ってたろ?全員で出し合って買ってやったから是非楽しめ」
「はい?は?」

数日後、あの日の飲み会は随分飲みすぎたと頭を抱えようやくマシになったと痛い思いを味わっていたナマエの元に現れたアクセルに言われ、渡された黒い袋の中身を見ては彼女は顔を赤くさせて彼を盛大に叩いた

「なんてものを渡すの!最低ですよ!」

一般的ならセクハラだと訴えかける彼女に気にした様子もなく去っていった彼にナマエは袋の中を覗いては全くこのチームにいる者は暇なのか?と疑問を抱いた
笑って去っていく仲間に対して捨てることは出来ずに結果的に部屋のベッドの下にまるでティーンの少年のように隠したのが仇となったのか、彼女は恋人がベッドに腰かけてその袋を片手に持ち見つめる姿をみてはシャワーを浴びたばかりの背中に汗をかいていた

「これはなんなんだ」

怒りでは無い、純粋なる疑問の声と同時に問われた言葉にナマエは規律正しく背筋を伸ばして二本足で立っては座る彼を見つめた
黒い袋から出されたのは"仲良しペットセット"と書かれたもので、それは到底ペットにつけるものでは無いと一目見てわかるような人間向けのものであった

「…それは、その、アクセルが渡してきて」
「何故だ、どうしてお前に渡す必要がある」
「それは…その…」

言い淀む彼女に対して問いかける圧力はまるで敵を前にした時のように鋭いものであるがケーニヒとて恋人を責めたてたい訳ではなかった
彼女が仲間と飲みに行った翌日、仲間達に誘われて男同士の飲み会を開いた時に「ナマエのやつ、お前に不満を抱いてるらしい」と言われたのだ、ケーニヒは不満?と疑問を感じつつジョッキに口付けては話を聞いた
生々しく、例えそれが彼女の本音だとしてもフィクションじみていた、それはケーニヒの愛を受けた彼女は毎度ベッドの上では幸せそうな笑みを浮かべて「気持ちよかったです」と素直に言うからだ。

そんな恋人が不満を抱き、ましてや自分以外の男に相談をするなど言語道断であり僅かなショックを受けたのだ
そして結果として彼女がシャワーを浴びてる間仕事を終えてやってきた彼がふと見つけたのは謎のビニール袋であり、中から出てきた到底言葉にて出来ない道具達に彼は絶句し、目の前の女に見せつければ顔を青ざめているしまつなのであった。

「何故なんだ」

そう問いかける彼の瞳は真っ直ぐとしていて何処か悲しみも混ざっているように感じられた、仕事を終えて恋人の部屋に来てタイミング悪くシャワーを浴びた彼女に待てをしていればたまたま見かけたベッドの下から覗く何かを手に取った結果が今なのだ
問いかける声は力強く、そして震えているようにも感じられた

「皆に私の願望の話をしたんです」

じとりと布地の奥の瞳が鋭く彼女を見つめた、願望?とオウム返しするような物言いたげな青い瞳にナマエは素直に白状する度に、まるでそれは行為の前戯のように彼女の足を僅かに濡らした

「…滅茶苦茶にされたいんです」

優しい行為は幸せだけれど、欲望に身を任せて、モノの様に扱われて、自分への遠慮も要らない、血が出ても涙が出ても道具のようにされたい。

そのドロドロとした黒い感情に似たものを口にすればスラスラと言葉はナマエの口から出てしまう、少し力を加えて手首を掴むことを謝る優しさは嬉しいが互いの欲望をさらけたい…と

「だからわたし…」
「いいだろう」

応えてやる。
語るうちにケーニヒの顔もみられずにいれば、ふと自身の上に大きな影が覆い被さり思わず顔を上げれば彼は見下ろしてはナマエの胸元ほどの高さでペリッと音を立てた
思わず音のする方向をみつめれば"ペットセット"の封は開いた

◇◆◇

「飼い犬らしいな」
「は、い」

ぐぅっと上を見上げては首元を撫でる彼に返事をする薄い喉仏が動いた、小さな金属音がカチカチと音を立てる時、ナマエはケーニヒに首輪を付けられていた
本格的なそのセットの中に入れられた赤い首輪にはリードも、そして迷子防止札のようなものもついており、そこには"König"と態々主人の名前が彫られていた
よく出来たものだとナマエは感じつつ目の前の未だ帰って来たばかりでシャワーも浴びず頭から被った目出しシャツも脱がない彼との温度差に興奮を覚えた

「耳もあるし、首輪もある…いいな、かわいい俺の犬だ」
「はい」
「なぁ、お前は犬だろう、なら返事はなんだ」
「…わん?」

guter Hund といって頭をワシャワシャとその大きな手で撫でられてしまえば多少頭に着けた間抜けた犬の耳をしたカチューシャが邪魔ではあるが幸福感が込み上げてしまう

「それでコレはどうしたい」

そう言って取りだしたのは耳とあわせた尻尾であり、その先端には丸いパールが大小様々に8つ並んでいた尻尾よりも長いその部分に思わず身震いをしつつ、して欲しい。という気持ちも込めて

「わん」

犬は返事をした。


ベッドに腰かけるケーニヒに向けて犬は床に手をついて腰を高々と上げては自身の尻穴を下品にみせつけた、ヒクヒク♡♡と見られたことにより喜ぶソコは久方振りに使用されるものの準備は充分である
ケーニヒはそれをする前に態々彼女の部屋の中を物色して持ち出してきた黒いゴム手袋をはめる音が部屋に響くだけで犬は期待して股を濡らした
そうして用意の出来た主人の前に降伏のように全てをさらけ出す犬に彼は静かに手の中に潤滑ゼリーを出しては中指でそっと震える場所を撫でた

「ッ…」

普段触れぬ場所に触れられたことによる刺激に思わず肩を揺らすものの、まるで指に吸い付くように求めるようなその場所に彼は指をゆっくりと押し当てては沈めていく

「あ…♡う……ッ♡くっ、ぅ」
「簡単に入るな、二本でいくぞ」
「オっっ♡♡はぁ…ぁ♡」

潤滑油の効果か簡単に彼の中指を飲み込む犬にケーニヒは人差し指も一緒に入れた、小さな穴は簡単に彼の長く太い指を受け入れてはしっかりと締め付けて、腹からこぼれる吐息を部屋に響かせた
二本で慣れてくれば今度はもう一本と指を増やし鳴らしてやる頃には犬は股ぐらを酷く濡らして太ももを汚した、普段であればもうきっとそちらを可愛がってやるがケーニヒは今は見向きもせずに自身の股間に熱を集めながらもしっかりと犬の世話をしてやる

床に着いた手や伸ばした足が震えるも必死に耐える犬にケーニヒはそろそろ大丈夫かと判断しては指を抜いてやれば、その穴は恋しそうにヒクヒク♡と彼を待ちわびた
後ろで何を用意しているのかと床に手を着いて足の間から逆さに見える飼い主を眺めれば彼の手には先程のパール付きの尻尾が用意されていた、短い犬の尻尾にその尻尾よりも長いパールに胸が高鳴る、まるで真珠のネックレスを手に抱くように持っている飼い主を眺めれば、彼は犬の尻に手を置いて、まるで車のボンネットを叩くように合図をした

「お待ちかねだ、小便をちびるなよ」
「わんッッ♡あ"""ッッ♡♡」
「ケツの穴よりデカいってのにイケるんだな…とはいえ狭そうだ、拡げてやるよ」
「ひっ!ぅ♡♡あ"ッ♡ぐっ"ぅ"♡♡」

指よりも大きく明らかに異物だと感じるパールが侵入することに苦しい声を上げる犬のことを気にせず、彼は入りにくいからと犬の小さな尻たぶをその大きな片手で強く広げてはさらに沈めていく
1つ、2つと進めてそうして8つ目が挿入される頃、チロチロと何かが床を汚した

「嬉ションか?ペットシーツは生憎ないんだがな」

まるで犬がマーキングをするかのように漏らした小便がカーペットにシミを作り犬は人の顔をして羞恥を感じた、腹に埋め込まれた深い異物感を味わいつつももう一度尻を軽く手のひらで叩かれては「立てよ」と言われ
ヨロヨロと産まれたてのようにゆっくりと立ち上がる犬の尻にはしっかりと尻尾が生えており、ケーニヒはベッドに腰かけたまま人差し指を立ててはクルクルと円を描く
それは回れという意味だと理解しては拙い足取りで正面を向いた
本来は愛すべき女が、ただの犬に成り下がった姿に彼は酷く興奮してズボンの下のペニスははち切れんばかりだった、ファスナーの下で下着の中で痛いそれに犬は視線を奪われたものの僅かな羞恥心から手を前に添えようとすれば「ナマエ」と名前を呼ばれる

「お前は犬だ、恥ずかしがらなくていいだろ、俺の命令に従ってちゃんと出来たらご褒美をやる…な?」
「は…わん」
「そうだな、じゃあシてくれ」

何をというのは聞かずとも理解していた、主人に奉仕をするのが犬の仕事であるのならば今主人に奉仕する方法はひとつしかないのだと
異物感に多少慣れてきたこともあり、膝を曲げて腰をゆっくりと下ろして冷たいカーペットの上に膝を置いて、普段通りに主人の膝に手を置いた途端に彼は犬の手を遠慮なく叩いた

「った…ッッ」

なにをするのかと不安げな表情で見つめる犬に対してケーニヒは首を横に振った
主人に従順な犬ならば手を置くなという意味なのだろう、随分と厳しい飼い主だと感じつつも理解していたもののそのズボンのファスナーを下ろすことは手が無ければ出来ないからと彼の様子を伺いつつ手を伸ばせば、頭上では小さな溜め息が聞こえた

「仕方ないな、そんなに手を使うなら縛っておくか」
「え?あっ…いたっ、ぐっ」

首輪から伸びる長いリードを強く引っ張り立ち上がらせてはリードを手に持ったケーニヒは犬の細い腕を掴んでは一纏めにして背中にやりリードの紐で括ってやった、キツイほどに縛られたそれは細い首を締め付けて少しばかり背を反る程であり、前のめりに強くなれば軽い窒息になるほどであった
しかしながらケーニヒはそれを理解した上で丁度いい力加減や長さで固定をするものだから犬はやはり彼は自分をよく理解していると感じては悦びを感じた

「これでいいな、それじゃあ続きだ」
「ッッん"ぅ"ッ♡」

肩を掴まれて勢いよくまた地面に膝をつかされる事に挿入していた尻尾がより深く入り込み思わず苦しい声が上がった、そして頭を掴まれては彼の足の間に顔を押し付けられる雄の香りに思わずゴクリと唾を飲んでしまう
何をすればいいのか、丁寧に教えられた犬はゆっくりとファスナーに歯を立てて下ろした、流石にズボンのホックまでは外せないことを理解している彼は手伝ってやれば犬は彼のズボンの腰元を口に銜えて強請るように飼い主を見つめれば腰が上がる、ズボンを脱がせたそこには軍支給のシンプルなグレーのボクサーパンツが現れそれはクロッチ部分が大きく盛り上がり色を濃く変えていた

「あっ♡」
「ン?これが欲しいか?いいぞ、お前の好きにしていい」

態とらしく腰を顔に擦付ける彼の意地悪な様子に犬は下唇を噛み締めて唾液を飲み込んだ、ベッドに再度腰掛けた彼の足の間に何度も顔を押し付けてはその強い雄の香りを堪能した、シャワーも浴びていない彼の汗が下着に強く付着して、そして興奮した証である染みがより一層一人と一匹を興奮させる
ケーニヒからみてナマエはまさに犬であり、その犬は玩具の尻尾を振っているようにさえみえた
焦らされていると感じつつも彼女の好きにさせてやれば竿も玉も熱い吐息がはぁ…はぁ…と吹き掛けられ、時折我慢ならずに押し付けられる唇にペニスが震えた、早くして欲しいと思いつつも飼い主が犬に強請ることはご法度だ、次第に犬は大胆に下着の上から唇で甘く噛み付いた、上から下へ降りてたっぷりと今日のエサの詰まった肉袋に顔を寄せて小さな口を広げて布の上から口に含んだ

「っ…」

そこまで可愛がるものなのかと毎度感じつつも眺めれば小さな犬の顔に竿が何度も当たっていた、まるで確かめるように感じるように味わい、そして舌を出してまた下から上に布を舐めればケーニヒのボクサーパンツは唾液かカウパーか分からぬ程に色を変える

「わん」

聞こえてきた鳴き声に下着を下ろしたいのかと理解して頬を撫でてやれば犬は目を細めパンツのゴムを噛んでは下ろした
引っかかったせいでし辛いこともあるだろうが丁寧に下ろすと同時に開放されたペニスは犬の顔に勢いよく触れてその顔にべっとりと半透明の液を付着させた

「好きにしていいぞ、ナマエのオモチャだ」
「ぁ…♡…っ、わん」

足を大きく広げたケーニヒの天井までそそり立つペニスは相変わらず凶悪な見た目をしており、子宮が彼を求めるように締まってしまう、そして咥えた尻尾もその締まり具合に小さく揺れる
期待しているのだ、この飼い主に躾されることを
亀頭に唇を重ねて溢れるカウパー液をチュルチュルと吸う犬はその香りと味だけで心地よく、頭に自然と添えられた彼の手に喜びを感じた、まるでエサを前にした犬のように嬉しそうに恍惚と彼のモノに舌を這わせ柔らかいキスをする犬は足を擦り合わせつつも丁寧に丁寧に尽くしたがケーニヒは物足りなかった
この行為は互いの欲望をさらけ出すものだと言うのにそれを隠そうとするナマエに対しての苛立ちさえ感じた、ようやく口を開けて先端を飲み込もうとする犬にケーニヒは頭を撫でた、目を細めて嬉しそうにする犬を見ては彼は優しくそのマスクの下で笑みを浮かべたあとその頭を掴み、そして喉奥まで無理やりに押さえ込んだ

「ん"ん"ん"ッッ!!ン"ッーーッ♡」
「悪いな、あんまりにも遅いもんだから」

小さな頭を片手で掴んでは上下させるケーニヒは自らの腰も揺らしてより深く喉を味わった

「ふ"ッく"ッ♡♡ふっぅうーーっ♡ん"ッ♡ンッ」
「尻尾振って喜ぶとはかわいい犬だな」
「ン"ヴーーっ♡♡お"♡ごっ♡」

目頭から自然と溜まった涙が溢れ口元に流れれば唾液にそれは混ざった、小さく揺れる尻尾をみて腰を曲げた彼はより一層犬の口の中にペニスを差し込んで頭を押さえ込み、そして尻尾を抽挿した
嗚咽にも似た雌犬の声が響き足からは垂れた愛液がカーペットを汚した、ケーニヒは次第にペニスに背上がる感覚を感じては一度どうするべきかと思考した、恋人である女は犬に成り下がり自身に虐げられることに喜びを感じていた
恥ずかしい音を立てて上も下もめちゃくちゃにされながら恍惚としたこの犬を満足させるのならば構わないかと判断しては彼は「出すからちゃんと飲めよ」といった、ビクビクと口の中で震えるペニスに珍しいと感じつつも下半身で感じる快楽にも酔わされた犬は喉奥で彼を受け止めては思っていたものと違うものが喉奥に浴びせられたことに目を見開いた

「あ"ぁ"〜ッ、クソっ思ったより出るな」
「んん"〜〜ッ!んっ♡うっ♡ヒグゥッッ♡♡」
「飲めるか?いや、飲めよ?」

本来は口にするべきものでは無いものがジョロジョロと音を立てて、まるで便所のように喉奥に出される、白濁の喉に絡むような濃厚なアレではなく、人間の生理的現象から現れる液体が犬の口に注がれる
一度後ろに引こうとするその小さな頭を片手で強く掴んではより一層口の中に収まることの無いブツを彼は沈めてはようやく落ち着いたものに「ふぅ…」と小さな溜息を零した
戸惑い抵抗する犬の尻尾をグリグリと足で抑えてやれば嬉しそうな声を上げ、ケーニヒはベッドに寄り掛かり犬を見下ろせばその雌犬は眉を八の字に下げて飼い主を見ては赤い首輪の下で喉を鳴らして飲み込んだ

「は…ぁ…♡」

ここまでされても尚彼女は喜ぶのかと思うと些かどうしたものかとケーニヒはそのマスク代わりに使っているシャツの下で苦笑した、口からペニスを抜いて、汚れた彼の物をぺろぺろと子犬のように舐め終えてカーペットの上で正座をし見上げる従順なその存在を彼は愛おしいと感じられた
ケーニヒに抱かれる以前の彼女は最悪な形で男を知っていた、玩具にされ傷付けられ苦しめられ、そしてそれはこの女の今の形へとなっていた
愛される喜びを知りつつもどうしようもない"物"扱いされることに喜びを感じる女を彼は多少困ったもののそれは彼女がケーニヒに対して何処までも愛おしい故に捧げる行為、いわば犬が腹を見せるようなものだった

「よくやった」

低い彼の声がそう呟けば犬は嬉しそうに薄い笑みを浮かべた、薄い体はケーニヒとは真反対であり興奮した女の体は足を汚し、胸元で小さな主張をしていた
彼はその身体を確認するように左手の背で縁取るように撫で、そして胸元の勃起した小さな乳首を太い指先で強く引っ張ってやった

「っった、い♡♡」
「の割に腰が上がってるぞ」
「〜ッ♡やっ、だっ…て♡ケーニヒ、さん♡♡」
「お前は犬だろ」
「〜〜"ッッわ"んっ♡♡」

両方の先を抓られ痛々しく色を変えてもなお犬は悦びに満ちた表情をしていた、足を擦り合わせもっともっとと強請る従順な姿は大して普段と変わりはしない。
手を離して腕を拘束していたリードを外してやれば犬はキョトンとした顔で彼を見つめる

「褒美の時間だ、ほら寝転がって」

コルタック社に雇われて今のチームで恩人であるケーニヒと再会して以来彼女のコードネームは【パピー】になった、子犬のようについてまわる彼女を周りは犬だと率直にからかうが悪い気分では無い
犬は飼い主に従順だしかわいいから、だからこそ今愛すべき人に完璧な犬として扱われることに様々な面で喜びを感じた

「よーしよし、いい子だ」

ベッドの上に仰向けになり足を開き腹を見せて腕を胸元で犬のように小さく丸めた、それは犬が飼い主に服従している時のポージングであり、ケーニヒは犬の腹や頭を沢山撫でてやった
キュンキュン♡と悦ぶ子宮と胸に犬はこれ以上の幸福はないと思いつつ彼の手を受けいれた

「いつも本当に偉いぞ、俺のもちゃんと受け入れる」
「あっ…わん」
「どの辺だ?この辺りか…腹が膨れてな、初めは内出血したもんだよな」
「…ぁ♡…わ、ん♡」

優しく褒めていた彼の声が次第に艶を増して、透き通る青い目で彼女をじっと見つめて、その大きな手がへその下を押した
犬は知っていた、そこへの快楽を、どろりと溢れる愛液を自分で感じていた、M字開脚に開いた足がより一層大きく開いては何かを求めてはく♡はく♡と動く、ケーニヒは欲情した犬を見下ろした後にベッドの傍にあるチェストを漁った
いよいよ彼のモノかと期待していた犬は音を立てて現れたそれに目を丸くした、細いコードに小さなリモコン丸い機械ははるか昔にちょっとしたジョークで使ったものだ

「あっ…♡やっ…♡」
「御褒美を与えなきゃだろ」

部下や後輩は可愛がるものだからなという彼はこんなにも意地悪だったのだろうかとナマエは内心考えた
ケーニヒは本当に優しい人だ、出会った頃の彼は自分の命を救ってくれたヒーローで人に恐がられる見た目と反した行動と話し方は可愛らしい人で、そんな存在に歪んだ自分がと考えるほどでもあった

『もう辛い思いは二度とさせない、お前の背中は俺が守る』

まるでプロポーズに似た戦場での言葉に胸ときめかせて

『大事にしたいんだ、大切な恋人だから』

そういった優しい彼は、プレイだからこうなっているのか、本性なのか犬には分からなかった

「お"ォ"ォ"♡ッグ♡イクッ♡ほっぉお♡♡」
「いい声だな」

無機質な機械をクリトリスに押し当てられてナカを指が蠢いて弱い場所を中も外も関係なくいじめ抜く、後ろに入った尻尾のせいで普段よりも感じる圧迫感に頭を白くする犬はただ声を上げてはシーツの上を汚した
まるで幼子のおもらしのように広がるシミを見下ろしてはマスクの下でケーニヒは口元を緩めた、虚ろな瞳で犬がひたすらに自分の思うがままの玩具となることは彼の黒い支配欲を満たすからだ
ピュッ♡ピュッ♡と飛び散る潮が彼の手を汚そうとも彼は決して叱りはせずに見下ろしてはローターの強度を調整する、弱めて強めて、強めて弱めて

「や"ら"♡も"ッぉ、む"り♡♡」
「悪いが犬の言葉はわからないぞ」
「わ""ッんん"♡♡」

ケーニヒの指を締め付ける腟内はもう充分に解れており、どりろとまた奥から絶え間ない愛液を溢れさせた、溢れた涙が伝う犬にカチカチとローターの電源を切っては必死に息を整える姿をみて、彼は愛液で汚れた指を口の中に入れて荒らした
小さな舌を掴み喉奥まで指を突っ込めば嘔吐く姿にペニスが固くなる、涙が溢れて虚ろな瞳は助けを求めつつも悦びを確かに宿している

「ほしいか?」

唾液まみれの指を引き抜いて仰向けで寝そべる犬の顔の上にペニスを見せつけた、まだまだ詰まった陰嚢に固くそそり立つ巨大なモノに目を釘付けにして犬は顔に当てられた睾丸に吸い付いて手で優しく揉みしだいた

「わ…ん♡♡」


「お""ぉ"♡♡おっ♡ほぉ♡♡」

リードはいいものだとケーニヒは感じた、左手で何重かに巻いた赤いリード紐は一定の距離感を保ち、逃げようとする駄犬を離すことを許さない様に出来た。
後ろから腰を打ち付けてやる度にその反動で離れてしまいそうになりながらもリードを強く握れば肩を抑えずとも良いのだからこれはいいものだ
小さな尻が揺れて尻尾が揺れる、その度に散歩をしている犬たちの喜びから立ち上がった尻尾を連想させる

「むり…ッ♡あっ…ぁあ♡♡」
「ちゃんと腕を立てろ、ったくそれでも犬なのか?飼い主の言うことも聞けねぇとはな」
「ごめ、なしゃ♡♡お"ッ♡らめっ♡やんッ♡♡」
「犬が人語を話すなって言ってるだろ、物覚えが悪い奴は躾がいるな」

四つん這いの体制が次第に崩れることにケーニヒは敢えて高圧的に不機嫌に問題を告げれば犬のナカは締まり謝罪の言葉を並べる
しかしながら躾だといって彼は犬の尻を強く叩いた、バシンッ!バシンッ!と部屋に乾いた肌を叩く音が響く

「ギャッ!!あっ♡♡」
「叩かれても喜ぶとは俺の躾もやり過ぎか?」

楽しそうな声色で話すケーニヒの本来の力は頑強なドアをこじ開けて、一般的な男の兵士を拳で殺せるほどの力を持っていることを犬は知っている
それに比べてば遥かに優しい理解した力加減で尻を打たれることへ快楽と愛を感じてしまう

「ッ〜〜♡♡」

何度目かのスパンキングと激しい抽挿の後に絶頂した犬にどうしようもないやつだと感じつつ、ケーニヒは自身の手も痛くなってきたことを感じて打つのを止めた
収縮を繰り返す狭い腟内にペニスに刺激を受けつつもまだだと腰を打付ける頃には犬はシーツに顔を埋めて四つん這いなどもう出来ないと言いたげに躯を震わせた

「一人だけ楽しみやがって、どうしようもない駄犬だな」
「ほっ♡お…ッ♡あ"ッあぁ"〜〜♡♡」
「ッすげぇな、そんなにケツ穴がいいか?」
「らめ♡♡ら、め♡♡ださな…ぬかな、いれ♡♡あ"〜〜ッッ♡♡」

尻だけを立てた犬の尻尾に手を掛けて引き抜いてやれば長らくナカにいたパールがドロドロの愛液を身にまとい現れる、ひとつふたつと出る度にケーニヒもまたナカに入れていたペニスは壁越しにその感覚を味わい深い吐息が自然と漏れてしまう
そして全てが出ればもう一度沈めてと繰り返せば犬は涙と潮を溢れさせた

「ふぅっ〜〜♡♡」
「こりゃあいいな、ちんぽにケツ穴に入ってるパールを感じるぜ、どうだナマエ?お前も感じるか?」
「わ"ん"ッ♡わ"、ぁん♡♡あんっ♡」
「そりゃあよかった」

まるで押さえつけるように上から抱きしめてペニスをねじ込み、尻穴のパールを抽挿してやり、腰を抱いてた手を腹に回しては薄く膨らんだ細いソコを押してやった

「あ"あ"ぁっ"♡♡グッ♡♡いきま、しゅ♡♡」

いつもの様に犬であることを忘れて発言するのを聞きながら同時に三点を刺激すればいよいよナマエは深い絶頂を味わい戻れなくなっていた
手を離して腟内からペニスを抜いたケーニヒは彼女を見下ろして、意識も朦朧とした犬を見つめては中途半端に入ったパールを引き抜いてやった、ビクビクと体を震わせるその姿を眺めつつケーニヒはベッドの上で寝そべる犬の柔らかい尻たぶを広げてひくつく穴をみつめてはペニスを押し付けた

「そ、れはッ……〜〜♡♡」
「前が寂しいならローター入れといてやるよ」

そういってひくつく腟穴にローターを入れたケーニヒは電源を入れて強度を一番高いものにしては、尻穴でその振動を感じて人体は不思議だと感じた
犬の耳が震えてシーツを握る小さな手が震えていたことに罪悪感を僅かに感じる頃、女は彼を見つめた

「…わん♡♡」

それはケーニヒを見透かしたような眼差しで、私は貴方の犬でありオモチャだというようだった

「…ッたく、どうしようもない犬を飼っちまったな」

嬉しそうなケーニヒの声に犬もまた笑みを浮かべては腰を上げた
より激しく腰が打ち付けられ、くぐもった苦しい声が溢れる、気付けばリードと共に犬の小さな手を強く握って押さえ付けるとその巨漢に犬は潰されるように隠されていた
獣のような声に、野性的な交尾のようなプレイは互いを高めた

「射精すぞ、ちゃんと受け止めろ」
「わ…ッ…ん♡」

掠れた甘い声を聞くと同時にケーニヒはより強く押さえつけては尻穴に濃厚な精子をブリュブリュ♡と注いでやった
僅かに聞こえた音に視線をやればシーツには黄色いシミを作っており、また犬が粗相をしたのかと知る彼はペットシーツを買えばよかったと感じつつ心地よさそうな犬の頭を撫でてはゆっくりと瞼の落ちる恋人に頬を緩めみつめては優しく抱き締めてやったのだった。

◇◆◇

「痛くないか」
「平気です」

あれからの処理は随分と大変ではあったもののケーニヒは恋人の首に残った赤い傷跡に軟膏を塗ってやりつつ声をかけた
隊服で隠れるとはいえキツくしすぎたなと彼は申し訳なさを感じては今回の件では思っている以上に自分も興奮したものだと思い出してはマスクの下で気恥しさを感じる

「そんなに心配しないでください、こんな傷より痛いことはお互いたくさん経験があるじゃないですか」
「まぁな、だがまぁ故意に好きな奴を傷付けるってのはまたいい気分じゃない」

仕事では無いのだから尚のことだと顔を背けて呟いたケーニヒに本当に見た目に反して優しい人なのだとナマエは思わず浮かれて頬をが緩む
軟膏を塗ったせいでテラテラと光る指先を眺めては未だに唸るケーニヒにナマエは彼の手を取り甘くその指先に歯を立てた

「貴方にならどんな事でもされたいですし、この跡もあなたのものだと感じられますから」
「……次は緩くつける」

小さな舌が無骨な男の指先を舐めれば彼はあからさまに恥ずかしがった声を出すもので女は嬉しそうに笑みを返した
互いの本音はまだまだあると思いながら、その欲望さらけ出すのはまた次回でいいと思いつつ、クローゼットの奥に片付けられた道具を思い出しては僅かばかりに二人は下半身に熱を宿すのだった。


2025.02