危機感がないことは知っていたが何処まで注意すれば理解するのかとジモは自身の恋人に頭を悩ませた
「ジモくん?」
人気の無い部屋に連れられても未だに警戒心もなく小首を傾げる彼女にため息を零しつつもジモの視線は彼女の顔よりも下、口許や鎖骨ではなくシャツ越しの胸元
薄らとシャツを押し上げる二つの突起について言いたいことがあるジモに対しても何事も理解していない彼女が名前を呼ぶことに苛立ちを感じざるを得ないのだった
恋人のナマエは元より危機感が欠如していた
勿論任務中、戦闘中の敵への危機感はしっかりしている物のそれ以外のことはてんでダメで、基本的に人の悪意にもあまり気付かないタイプである
ジモは彼女と恋人という関係になる前から度々その事を心配していたが、恋人になってからはますますだった、そんな彼女と任務先で顔を合わせたことに嬉しさを感じつつ今回は任務に問題は無いため別PMC同士ではあるが協力しても問題ない二人は共に行動し、任務を早急に終わらせようと足早に進めていたがジモは任務を終わらせたい理由は別にあった
「っと、これで全部終わりかなジモくんは?」
「俺の方もだ」
「じゃあ帰る準備しなきゃだね」
「そう…だな」
人畜無害に微笑む彼女だが銃声と共に彼女の足元に弾が飛んできたことから隠れていた連中が早速荷物狩りに来たのかも察し、二人は慌てて物陰に隠れた
「多分七時の方向建物の三階からみたい、直接来ないあたり単独かも…どうしよう引いとく?」
「いや、撃退できるならしておいた方がいいだろう、銃声でほかも来るかもしれないしな」
「わかった」
じゃあ用意するからサポートをよろしくと告げた彼女は背中に背負っていたスナイパーライフルを準備してはまだ発砲を続ける敵をスコープ越しに見つめた
「あっちの建物の三階、右から四つめの窓だ」
「了解」
短い返事と普段の雰囲気とは違う姿を眺めつつ身を縮めていれば真隣のナマエが発砲した音が響いた
「OK、撃退確認頭じゃなくて顔になったかもだけど追尾はしてこれないかと」
「そうか、助かったがどうやら複数の敵が来てるらしいからここからは可能な限り隠密で戻るか」
「分かった、もしダメそうなら交戦にはいるけどジモくんは先に帰っていいからね」
そう笑顔で告げる彼女の手馴れた態度には毎度ながら自分は男で年上で軍人としての歴だって長いというのにと若干の不満を感じるものの悪気のない彼女の優しさに返事をしつつ、ジモは彼女と二人脱出ポイントに向かった…
途中の交戦はやはり避けられなかったものの随分と落ち着きようやく脱出ポイントも見えた為安心して帰られると思いつつ建物の中を練り歩いていればナマエは他愛ない話をしていた
互いに休暇が被らなければ会うことは滅多に出来ずにスマホのチャットアプリだけが二人の全てにも感じられるほどだった、ジモは恋愛ごとには疎く積極性は無いもののナマエは恋愛というよりも人一倍に明るくお喋りゆえなのか暇さえあれば写真やメッセージを送ってくることから彼はそれが煩わしいとは思わず反対にそばにいてくれるように心地よく感じられた
「この間ローズさんに休みの日に買い物に連れて行ってもらって服を買ったの」
「珍しいな、訓練用のシャツか?」
「あぁううんと、それもあるけどその」
家のこともあり極度の節制をする彼女が服を買うだなんて珍しいと驚きつつ問いかければ彼女は歯切れが悪く、なにか答えにくいものなのかと疑問を感じ「なんだ?」と優しく聞けば彼女は手に持ったハンドガンを照れ隠しのように握り直しては「デート服」といった
デート服…という聞きなれない単語にジモは?といった雰囲気を出しては彼女のつむじを見つめれば彼女はハンドガンを直してポケットから取りだしたスマホから画像を見せた
「こういう感じでね、今どきの子はこういうのを着るんだってさ」
白いオフショルのシフォンのワンピースは近頃暑くなってきた季節にはピッタリでそれを着て彼女が横に歩くことを考えるだけでジモの頭の中は今現在の状況から随分と明るいものに変わる
そして彼女は肩が開いてて…と身体に手を添えて説明をするせいでジモはその手を追う中で、ふと彼女の服に違和感を感じた、彼女はいつも簡素な最低限の服装しかしておらず、それはスナイパーの役割が多いことや正面から戦わない為重たくなる荷物は置いていきたがるからだ
お陰様で彼女の今日の格好はTシャツにタイトなジーパン、そこにハーネスやらポシェットに銃を着けたようなコーディネートではあるがジモは胸元のハーネスで強調された胸を見つめた
「ナマエ今日インナーは?」
「着てるよ」
「本当に?」
本当だよと笑う彼女に自分がおかしいのかと思ったのもつかの間
「あっ、でもブラジャーは今日洗濯しててなかったの」
その途端にジモはこの一体が安全だということを理解して直ぐに傍のドアを開けて彼女を連れ込み鍵をかけた
目の前で何かと不思議な顔をする彼女に言いたい気持ちが湧き上がる、どうして付けていないのか、危機感は無いのか、そんな状態で外を歩くな、男に襲われたらどうする…etc
元より男ばかりの場所に女がいる時点でそうした危機感を持つべきだというのにいつも彼女はそんなことを気にしない、肩を組まれても頬にキスされても抱き上げられても「仲間だもんね」というノリであり、ジモは自分が余計な心配をしすぎなのかと写真や動画の度に余裕のない自分が恥ずかしいと感じるほどだった
しかしこの女は何も考えていないのかと気付いてはまた次いつ会えるのか分からないのだから教えるべきかもしれないと思い、窓の外や時間を密かに確認してはまだゆっくりしても平気だと感じ目の前で何も分からぬ顔をする彼女の胸元に手を伸ばした
「え?あれ?ジモくん?」
「下着を着けてないって普通有り得ないだろ」
「でも全部洗濯中で…ッ」
「全部って何枚あるんだ?」
「二枚…っ、くすぐったいよ」
人気もなく密室空間であることを確認するジモは自分への警戒心のない彼女の後ろに回り込んではその胸元をシャツ越しに撫でればやはり何度か経験のある、あのインナーの手触りは感じられなかった
胸元を守るパッドのような硬い感触もないことにジモは苛立ちさえ感じた、確かに彼もスペックグルーで活動することになり様々な国の仲間と共に過しその中で比較的ヨーロッパ圏の女性は下着をつけていない時もあった、慣れないことに視線を彷徨わせがちであるが、それが恋人ともなれば話は変わる
「だとしても任務ならつけるべきだろう」
「…ッ、でもそんなに気に、しないかなって」
別に大したことじゃない。と言いたげな彼女だがジモは口にはしないものの恋人が極度の節約であり最低限のものしか買わないことへの思い、そしてそもそも彼女は着痩せをするタイプであるということを考えた
たかだか布一枚、下着一枚だが彼女のシャツは普段よりもずっと張り付いているため余計にその胸の部分が強調されていた
「あっ…♡ねぇ、さっきからなんかその…変な触り方してる」
「変なって?」
「それはその…ええと、えっちな感じ」
ナマエは酷く困ったようにジモにそう伝えた、先程からシャツの上から胸の中心部を指の腹でスリスリと撫でる彼は焦れったかった
しかしながらジモという恋人と過ごす時間は少なかれど恋人を思う優しい彼はいつでも大切なことをする時はそれなりに気を使ってくれる人だ、それ故にこうした任務中に態々することはないだろうと考えるナマエは自分がはしたない考えを抱いていると感じて気恥しさを感じる
「えっちな…ってそうされるって分かってるのか」
「されるって、ジモくんに?」
「違うだろ、ほかの男だよ、こうやって」
「ひやあ!」
下から持ち上げるようにナマエの胸を鷲掴んだジモは荒々しく触ることにナマエは目を丸くして驚いた、まるで普段の彼では無いやり方でありジモの声は僅かに低く注意するような声であることは理解していた
それでも好きな男に触れられた体は徐々に熱を持つものの、真面目な彼は今現在真剣に説教しようとしてることを理解するナマエはなんとかしようと思った
「ちょっと外だよ!」
「この辺りの任務はカルテルやらコンニにシャドウも多いんだ、あぁいう奴らは荒々しい連中だ」
「わかった、わかってるから」
「分かってないだろ」
こうやってされるかもしれない。というジモはシャツの裾から手を入れてグローブ越しに胸を愛撫しては押さえ込んだ彼女の耳元でいかに危険な行為なのかと淡々と伝えた
彼の言うとおりこの任務が単身や少数グループであるのはこの辺りには特別敵も多く危険である故でもあった、戦闘を目的とした任務ではなく主に頼まれた荷物の回収から資料を集めたりと潜入に似たことも多い為ナマエのように小柄で手先の器用な兵士にはうってつけだ
「そもそも男が多いから普段から気をつけろって言ってただろ」
「ッ♡…っっ〜わか、わかってるよ」
まるで行為中の愛撫のような優しくも荒々しい触れ方やジモの余裕の無さにナマエは自然と興奮してしまった
胸を掴まれ先端を撫でられる度に腰が逃げてしまいそうになるのを押さえ付けられる、彼女とて兵士である為この行為を許すなど彼以外には有り得ないことだと思いつつも彼の興奮を感じるナマエは何も言えなかった
しかしながらジモの興奮した熱の塊が彼女の腰に触れることを一度気づいてしまえばナマエは頭の中がいっぱいになっていた、それは彼女もまだ血気盛んな若い女性であり、滅多に会えない恋人に場所は抜きに会えたことやその彼が心配とは言いつつ自身に欲情している面などを考えれば仕方ないことなのだ
「ナマエはかわいいんだからもう少し危機感を持ってくれなきゃ心配なんだよ」
「…ジモくん」
肩に顔を置いて優しく抱きしめるジモはそう呟いたことにナマエは彼の優しさを感じては胸に添えられた手に自身の手を重ねた
「心配してくれてありがとう、でもそうならないように気をつけるから」
「別に弱いとは思ってないが恋人として心配なだけなんだ」
「分かってるよ、優しいもんね」
優しい。といわれたジモはゴーグルの下の目を丸くしたあと眉間に皺を寄せて今の行為を行ったやつに言うセリフなのかと思わず疑問を抱くものの彼女の朗らかな笑みを見てはそれでいいかと感じ、もう終わりだと手を離して離れようとするもののナマエはジモの手を離さなかった
「ナマエ?」
もしや、やはり怒っているのか?と僅かに焦りを抱くジモに対してナマエは小声でボソボソと声を漏らした、何を言っているのかが分からないとジモが顔を寄せれば彼女は「最後までしたい」と呟いた
恋人からの誘いに思わずジモは目を見開いて驚き慌てて周りを見渡すが当然この近辺に敵の気配も音もしなかった
「だっダメだ」
「いや?」
「嫌じゃない」
寧ろ恋人からの誘いほど嬉しいものなんてないだろうと彼は思う、実際彼自身自分の足の間のブツが彼女を求めていきり立ってることは事実である
…事実ではあるができない理由があった
「大事なものがないだろ?」
「ベッド?」
「違う!避妊具だよ」
無責任な行為だけは絶対に出来ないと妊娠の観点も勿論だが病気など様々な危険を考えた上での発言であった、部屋の中にはベッドは確かにないがそれ以上の問題だぞ。とジモは慌てるが腕の中にいる恋人は「そんなこと」と呟いた
そんなこと。じゃないと彼は声を荒らげそうになるがその前に彼女は握っていた手を離して自身の腰の医療ポーチを漁った、避妊薬があるとでもいいたいのかと疑問を抱いていれば抱きしめていた彼女は振り返り笑顔と共に正方形の薄いナニかを見せつけた
「あるよ、コンドーム!!」
それはもうまるで太陽のように心地よい笑顔だった。
その場の空気が凍りつくというのは今の二人の状況だろう、黙り込んでしまうジモに彼女は小首を傾げて同じように口を閉ざした、何かダメだったのかと考えるが彼の希望は叶ったのだから問題は無いのでは無いのかと身体ごと振り返り名前を呼べば、彼は間を空けてから静かに「なんであるんだ」と聞いた
よく男側が持っているのは目にする、しかしそれは財布の中でプライベートなどのエチケットだが彼女の場合は医療ポーチから取り出したのだ、任務中にしか使わない医療ポーチなのに何故なんだと聞きたい質問は百ある中でも彼女は笑顔で答える
「ローズがジモくんと会う可能性もあるから持ってた方がいいって」
早速役に立つみたいでよかった。と部屋の隅にあるホコリを被ったソファに向けて手を引く彼女にジモはそうじゃないんだと思わず立ち止まって彼女を見つめれば案の定何も理解してなさそうに不思議がった彼女が見つめ返した
「イヤだった?」
先に声を発したのはナマエで、彼女は避妊具を持っていることも下着をつけていなかったことも行為を誘うことも破廉恥で嫌悪感を抱くのかと問いかけた。
ジモはそうではなく自分の気恥しさやこの場所での行為についてのことを考えるが上手く言葉には出来ずに立ち止まれば彼女はポーチに避妊具を閉まっては苦笑いを浮かべた
「ごめん、好きな人に会えて触って貰えたから変な期待しちゃった」
ちゃんとした所でデートの時の方がいいよね。という彼女は身支度を整えて行こうとするも僅かに落ち込んだように見えたジモは彼女の手を取った
「俺もナマエと会えるならどこでも嬉しいさ、でもその…ビックリした」
「誘ったことが?」
「コンドームを持ってたこと」
「でもホランギとかはいつも持ってるって言ってたよ」
なんでそんなこと知ってるんだと反対に呆れて呟けば、麻雀で出すものがなくて財布をひっくり返した時に出てきたの。という彼女にアホのコルタックめ…と恨みがましく内心呟いては彼女の両肩に手を置いた
「そういうのは覚えなくていいから」
「そう」
ナマエはよくいうと素直で悪くいうとなんでも鵜呑みにしがちだ、いい歳をしてPMCだというのにと思いがちだが戦場での腕は確かな為、文句を言うにも言えないものだった
呆れ返るジモを前にソワソワと落ち着きない彼女は彼の機嫌を見て先程と比べれば随分と落ち着き、もう問題もないのかと感じては背伸びをして彼の唇に子供のようにキスをして微笑めばジモはどうしようもないな…と思いつつ「いつもみたいに出来ないからな」と告げた
どれだけ彼女の身体を撫でても落ち着かないのは互いに一つ銃声が響けば戦場に変わると理解していたからだ
それでも自分を求める恋人を見ては男としてジモは喜びを感じていた、ゴーグルを外して彼女に優しくキスをして角度を変えては逃げる舌を吸って次第に抜けていく肩の力にそっと胸に手を這わせればやはり彼女を守る下着はそこにはなかった
「時間なかったらそんなに…ッん、いいよ」
胸への愛撫に普段通りの行為をするには時間も余裕もないだろうとナマエは心配して胸元に顔を寄せるジモに告げれば彼は顔を上げて僅かに難しい顔をした、その表情からナマエは思わず感じたことを呟いた
「もしかして……ジモくんっておっぱい好き?」
「…………否定はしない」
初心な少年のような反応にナマエの胸は締め付けられた、互いに異性との交流は多くないがジモはナマエが初めてだった、根が真面目なだけあって軍内での下品な会話はあまり得意としない部分も含め少しピュアでかわいいと思っていた恋人である彼は胸に顔を埋めては拗ねたように「嫌いな男の方が少ないだろ」と独り言を呟いていた
「そうだよね、普通だよ大丈夫別に当たり前のことだから」
「下手に慰めないでくれ、恥ずかしくなる」
「大丈夫だって、私そんなにいい身体じゃないけど喜んで貰えるのは」
「もういいから黙ってろ」
そういって唇を塞いだジモにナマエは笑っていたものの直ぐに彼の首に腕を回して自身の中に滑り込んだ舌に応えるように舌を絡ませた、流れるように二人は埃被ったソファに倒れ込んだもののジモは物言いたげな表情を見せる
「大丈夫だよ」と今更場所を気にしても仕方が無いというように口付ける彼女にジモはゆっくりと彼女のズボンのボタンに手を掛けて緩めては目を見つめて本当にいいのかという問いかけだが彼女は返事もせずに自身でファスナーを下ろして開いた
「あっ…♡ッん……♡」
ジモは埃まみれのソファの上はと考え座った自分の上に彼女を向かい合わせに座らせて期待に濡れたその場所を手で慰めてやった、ベッドと違うその行為に彼女はひたすらジモを抱き締めて小さな声をあげる
任務中、戦場で何をしているんだとジモは頭のどこかで思いつつも彼女を求めることは出来ず僅かに覗いた彼女の心地よい表情に考えを放棄した
「気持ちいいか?」
「ンッ♡…すき♡ジモくんの、手気持ちいいっ…♡」
「そうか、もう少し慣らすぞ」
「はぁっ…ん♡」
ナマエからしてみれば自分自身でもわかるほど興奮しており、彼を受け入れるのは十分だと理解していた、しかしジモはどんな時であれこの行為で彼女を傷付けることは考えられないことだ、それ故に丹念に彼女の身体を解してやった
「もっ…もういい♡ジモく…ッ、イク、から♡」
「一回くらい大丈夫だ、それくらいの方が痛くないだろ」
「へ、いきッッ♡だ、いじょうぶ♡っう♡♡あぁ♡」
次第に彼女がジモを抱きしめる力が強くなりより一層大きな声を押し殺すことにジモは胸の内の支配欲が膨れ上がる感覚を味わう、普段の彼女と違う女としての姿で自分の腕にいる時どうしようもない心地良さを感じて彼女を責める指先を止められなかった
二本の指が彼女のナカを暴れ回り、埃臭い部屋の中で厭らしい女の水音が響く
「だめ♡だ、めなのッ♡ゃ、あっ♡ッく、ぅ〜〜〜ッ♡♡」
ジモの指がより一層締め付けられ、腟内からは熱い愛液が溢れ出すのを感じる、ジモの腕の中で彼女は身体を縮めて余韻に浸る、その姿を眺めた彼は指を抜いて適当に取り出したティッシュで拭い彼女の額に優しくキスしてやる
「平気か」
気にかけた彼の声にコクコクと首を縦に振った彼女にジモは自分のファスナーに手を掛けようとすれば彼女は膝から立ち退いてジモから離れていく、何事かと思えば彼女はソファの横にあった棚に手を置いてジモに背中をみせつつ自分の緩んだズボンを膝下まで下ろしては、欲情した女の瞳を見せつけた
「そういう誘い方するのやめろ」
「いや?」
「我慢してるんだよ」
惚れた女の前で見栄を張ることは出来てもそれは簡単に崩れ落ちるんだと内心呟いてジモは彼女の背後に立って自分のズボンを下ろして恥ずかしいほどに元気なペニスを取りだした
「ナマエ、さっきのくれるか」
その言葉に彼女は先程持っていたコンドームを再度取りだしてジモに手渡せば静かな部屋でビリッと袋を破く音が響いた、互いに普段と違う静寂の中で緊張感を感じつつ、ジモは自分のペニスに装着させては入口に充てがうと焦らすようにソコを先端で撫でた
「ッ…焦らしてる?」
「違う、ローション付きじゃないから滑りが悪いと思って」
「焦らされてる感じでイヤ」
「そういわれても仕方ないだろッ」
「〜〜〜ッあ!!♡♡」
彼女の言葉に欲してるのは自分もだと示すように程よく潤滑液のように彼女の愛液をゴムに擦り付けたジモは彼女の腰を掴んで勢いよく突き立てた
息苦しそうな声を僅かに出しつつも彼のものをしっかりと受け止めた彼女は棚を掴む手を強めた
「ハァッ…ったく、いつもそうやって急かすな」
「だ、って♡…ほしっ、ほしいの♡♡ジモく、んが♡♡」
そうして素直に告げてくれる彼女の気持ちはいつも嬉しいもののジモは気恥しさから答えられないでいた、離れている時間が多く休みの日よりも同じ現場で会うことが多いことは周りのカップルと比べて彼女に申し訳なさを感じる
しかし会えばその分愛情深く求めてくる彼女の気持ちにジモはいつも同じように気持ちを膨らませる
「俺もっ、俺もナマエがほしかった」
「あっ♡っ、は、あ♡」
感情が昂るように返したジモの言葉にナマエはギュッと彼を締め付けては嬉しそうに微笑んだ、互いに言葉も減って繋がり合う音だけが響くと彼女が掴む棚はうるさい程に軋み音を立てる
「なぁナマエッ、そろそろイキそうだ」
「う、ん♡いい…いいよ♡♡っ」
「悪いな、ちょっと変えるぞ」
「へ?…ッああっっ♡♡」
眉間に皺を寄せて苦しそうな顔をするジモにナマエはいつも通りに微笑ましく彼を受け止めようとするが突如抜いた彼に何事かと思う間にジモは彼女を向き合わせて抱き合った
頭がぶつからないようにとしっかりと手で後頭部を支えるジモとの近い距離感や普段と違う体位にナマエはより一層ジモと深く繋がるようにと棚に僅かに腰かけて彼の背中に足を回して引き寄せた
「ナマエッ」
「この、っほうが♡ちか、いから♡♡」
「そう…だな」
「イき…ッ、ん♡…そう?」
余裕を持って話をする彼女にジモは下唇を噛みながら耐えていれば頬に手を添えられ唇を奪われる、薄く開いた瞳で覗いた彼女の表情はどこまでもジモを好きと言いたげで、ジモはラストスパートを掛けるように腰を強く押し当てた
「ハァッ♡あっ…♡んっ…ぅ♡ズー、チャン♡ズーチャン♡♡」
「ナマエッ、ナマエっ、悪い…ッッ!」
「ンッ……っっ…♡♡」
彼女の呼び声に呼応するようにジモは深く抱き締めて最奥に薄い壁越しに射精して、余韻がありつつもさらに強く叩き付ければ彼女もまたその熱に浮かされ絶頂を迎える
互いに余韻を感じつつ倦怠感を感じる体を繋げたまま互いを見つめては静かにキスをしたのだった
そんな日から一週間後
ジモは珍しく私服姿で待ち合わせ場所にいた、丁度時刻は0分となる頃「ジモくん」という声が聞こえ、顔を上げた先には恋人のナマエが立っていた
質素なシャツにパンツという出で立ちであるジモは正反対に珍しくかわいらしいワンピースにパンプス姿の彼女に目を奪われた
「どうかな?」
「すごく似合ってる」
素直に彼女を褒めれば照れ臭そうだが嬉しそうに喜んだ反応を示すためジモは照れ臭さを感じつつも彼女の手を取り歩き始める、こうして休みに二人が同じ場所で数日過ごせることは有難いことだと感じていればナマエは何かを言いたげにジモをみつめた
「どうかしたのか?」
その表情に問いかければ彼女は「服気に入ってくれた?」と再度聞くため何回聞くんだかと微笑ましく感じるのは、彼女が滅多に自分のために服を買ったりめかしこむことが無いからで、ジモは「当たり前だろ」といえば彼女は彼を手招きして耳を貸してもらっては声を掛ける
「下着もね、かわいいのにしたから安心してね」
かわいいというかえっちなやつ、ブラジャーもちゃんとつけてる。という彼女にジモは勢い顔を逸らして口をはくはくとさせて彼女を見つめた、照れくさそうに笑うが悪気ではなく善意からの言葉らしい彼女にジモはただ情けなく小さい声でいうのだ
「楽しみにしてる」
決して彼女の気持ちを否定しない為にも
そして、それが本音であるから
2025.04.18
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