※モブ視点


俺はモブ田モブ男、好みのAVはカップルのイチャラブ系、至って普通の26歳会社員♂だ
毎日仕事に行って帰ってくるだけの人生に退屈はしつつも所詮人生はそんなものと思って生きている、そんなある日の事だった
朝早くから隣の部屋が騒がしかった、しばらくずっと空き部屋だったので新しい住民が引っ越してきたのだろう声を聞けば友達同士の引越しなのか男ばかりで残念ながら春は来ないと思っていた

「初めまして、先日隣に越してきましたミョウジナマエです」

嘘です、春が来た
めちゃくちゃ可愛い女の子が来た、スタイルも顔もいいし柔らかいいい匂いがする、てかよくそんな子がこんな男ばっかのアパートに来たもんだよ…とは思いつつ俺は鼻の下をめちゃくちゃ伸ばして挨拶をした

「これからご迷惑おかけするかもしれませんがよろしくお願いします」

恥ずかしそうにはにかんだ彼女にもしかして脈アリか?なんて思ってしまう
手に残された洗剤と入浴剤は無難なものであぁ家庭的なタイプの子に一目惚れってこんな感じかと思った、騒がしいと嫌だと思っていたがやはり女の子一人だから全然騒がしくない
休みの日にベランダで洗濯物を干してたらちょうど同じタイミングで軽く話したりなんかしてもう俺の人生本当にバラ色
同僚にも「なんかいい事あった?」なんて聞かれるしまつでマジで?俺そんなに顔に出てるのかって少し恥ずかしくらいだった

「これよければ多く作りすぎちゃったので、肉じゃがなんですけど食べられますか?」
「えっ本当に?いやめちゃくちゃ好きです、嬉しい」
「よかったモブ田さん一人暮らしで男の人ですからご飯ちゃんと食べてるかな?って…よくタバコ吸われてますし健康に良くないですよ?」
「あっあーいやまぁ…タバコ嫌だった?」
「いえ平気です、ただ私が勝手にお体の心配しちゃって」

迷惑ですね。なんて眉が八の字に下がるのさえかわいい、え?まじで?本当これ脈アリじゃね?と思いつつも俺はヘタレなのでそんなことも言えずに彼女からタッパーを受け取ってドアを閉めたあと即食べた
味が染み込んでいてめちゃくちゃ美味い、嬉しくて柄にもスキップしそうだ
それからもナマエちゃんとは最高の隣人関係を結んで、朝会えば挨拶をして会話をしつつ2人で下まで降りたり、あれ以降も時々ご飯を貰ったりそのお礼にちょっといいお菓子を渡したり
そこいらの連絡先を知ってる程度の人間には味わえない感覚だろう、まぁナマエちゃんのせいで最近は隣人さんのAVばかりにお世話になるのだが…

そんなある日の仕事帰り俺は今日もいつもいくレンタルビデオ屋に行って新しいAVを探し求めていた
新作を眺めている時ふと目に止まったのは年下の隣人さんもの…さらに言えば何となくそのパッケージの女優がナマエちゃんに似ていて手を伸ばした時だった

「あ」「あ?」

えげつないほど柄の悪そうな男と手が触れた、こんなの女の子としたかったしそこから恋に発展したいのにめちゃくちゃガタイのいいリーゼントのやばい男は俺を見下ろした

「あっ…ぇ、ど…どうぞ」
「…こういうの好きなのか」
「え、あ…まぁ」
「ふぅん、この女優好きか?」
「いや初めてみますね」
「じゃあ譲ってやるよ」

意外といい人?なのかそのまま俺の手の中にビデオを持たせてくれて「今度会ったら感想聞かせろよ」と言い残してくれた、こんな出会いもまぁいいかもしれないとふとその人のカゴを見れば4.5本入ってたし基本巨乳やら外人もの年上ものばっかにみえたからたまには冒険したかったのかな?そう思うとはやく返してあげなきゃ…と謎の優しさが芽生えた
そうここ(暖簾の奥)はそういう男の出会いの場所なのだ

家に帰ってきてナマエちゃんから貰ったハンバーグを電子レンジで温めてインスタントの味噌汁とレンチンご飯を用意する、彼女が隣に超してきてからは俺も少しはマシな生活になったかもしれないと思ってテレビをつけて風呂に入ったりと時間を過ごしていた
気付けば21時過ぎ、少し早いがドキドキとビデオデッキに今日借りてきたAVを入れようとした時だった

「変なことしないって言ったじゃないですか」

時が止まった
これは俺の大好きな彼女の声だ、隣の部屋で珍しくバタバタと足音がなっている

「部屋見るだけって…も、やだ」

友達か?知り合いか?誰かを家にあげたものの襲われてるのか?無理やりなら承知しないぞと固まりつつ壁に耳を当てる

「そう言いながら期待してたんだろ」
「ちがっぁ♡や…鷹村さん♡」
「オレ様がいない間またオナニーしまくってたのか?」
「し、してませっ…あ♡♡」
「オナニーしてねぇやつがこんなにパンツ濡らすわけねぇだろ」

ナマエちゃんのパンツを想像した、いつもズボンばっかりだしどんなのを履いてるのかきっとあの子のことだからカワイイ系の花柄とパステルカラーなんだろうな
っていうかイヤイヤ言いつつも喜んでね?俺は正直今すごく勃起してる

「っ…あん♡…ゃ、鷹村さん♡それ…やだ」
「何が嫌なんだよ、いつもお前がおっぱい虐めないでっていうから虐めないようにしてるんだろ」
「うぅ、ゃ…ちゃ、んとしてぇ♡♡」
「ちゃんとって?」

意地悪されてるナマエちゃんの声は甘ったらしいマゾメスだった、あんなに純情そうなかわいい彼女が強請ってるのが最高に俺を興奮させる
あぁ頼むから壁に穴開けてみさせてくれよって俺は痛いくらいに壁に耳を寄せた

「いじめてほしいの、おっぱい引っ張ったり…か、噛んだり、して♡」

そのセリフだけで射精しそうだった、壁の奥から聞こえてくるおっぱいをいじめる音に頭の中で想像した、白い彼女の肌にピンク色の乳首大きさは多分Cカップくらいで形は綺麗で多分気持ちよくて彼氏?の頭抱え込んでるんだろうなぁ

「やっ♡あっ…ひっぅ♡♡」
「ここだけでいいのか?」

低い男の声が聞こえる、なんとなく聞き覚えがあるなぁとは思いつつも気のせいだろう
というかちょっとオラオラ系?の男にいじめられる純情系ってえっちだな…と気付く、そしてこの声の聞きやすさからして彼女のベッドはこちらの壁側にあるようで結構はっきり聞こえる
恥ずかしくて言えないらしいナマエちゃんに何をしているのかは分からない

「っや…ん♡っぅ♡あ♡」
「いっぺんイッとくか」
「ふっぅ♡あ…たか、むらしゃ♡♡あっ、やっカリカリ♡しなっ、で♡きもちぃ♡きもちいから♡♡あっイクっ♡イクイク♡♡ッッ〜〜♡」
「あーぁ、乳首引っ張られてイクって本当ドマゾだな」
「ひっ、ぁ♡」

まじで?あんな顔して乳首でイクくらいにはやられてんの?えっちすぎるだろう
我慢ならねぇとズボンも下着もおろして俺は情けなく壁に向かってちんぽを扱く

「ほらしゃぶれよ、教えてやったろ?覚えてるか」
「は、い♡た、鷹村さんのおちんぽ…ナマエのお口で…ぁ、ごっごほーししても♡よっよろしいでしょう、か?」
「えらいえらい、覚えてんじゃねぇか」
「いっ…いただきます♡♡っんぅ♡」

どんだけ彼氏ドSなんだよ
少しだけ思いつつもナマエちゃんがここまでされてるのを考えると俺は酷く興奮してAVでみる何倍も我慢汁が出てきていてローションも唾も要らないほどだった、ベッドの上で壁に耳を当ててちんぽを扱く俺は情けないだろうけど仕方がなかった
下品なくらいフェラする音が聞こえて目を閉じれば俺のちんぽをしゃぶるあの子がみえた、あぁまじ出る射精るわ

「ちゃんと飲み込めよ」

低い男の声と「んぐっ♡」と苦しそうなナマエちゃんの声が聞こえた、それから嬉しくもないけど男と俺は同じタイミングでイッた
枕元のティッシュを必死にとってその中に出し切って肩で息をしながら壁に耳をあてた

「ご、ご馳走様でした♡」

俺もうあの子の顔まともに見れないよ。と思ってしまった
てか現実でゴックンしたりあんなに教えこまれたりしてるって相当だよな…と思ってしまう、それだけ相手が好きなのか怖いのかなんなのか分からないけど兎に角俺は人生で1番興奮していた

「じゃあオレ様からも礼しなきゃだよなぁ」
「やっ♡いっ、いいです♡っひっう…うぁっあ♡♡♡」
「短小クリチンポも勃起してんじゃねぇか」
「ち、んちんじゃ、ないれす♡♡♡」
「あ?こんなに勃起しやがってるのがちんぽじゃねぇわけないだろうがっっ」
「お"♡お"っ♡♡や"っは♡」
「すぐ潮吹きやがって、雑魚すぎるだろ」

もう俺の頭はキャパオーバーなくらいナマエちゃんは淫乱マゾド変態だったらしい、それでもドン引きじゃなくて俺を興奮させるのは普段のあの子が優しくて家庭的でかわいくて素敵な子だからそのギャップのせいなのだろう

「ごめ"なさ"♡♡もっゆるじで♡♡♡もっ、しんじゃっ、う♡♡」

涙とヨダレとマン汁でぐちゃぐちゃのびちょびちょになってるであろうナマエちゃんが安易に想像できた
俺が聞いてるだけでも5.6回は手マンでイカされてるし、相当すごい彼氏なんだろうな

「謝るんじゃなくてよ、他に言うことあるだろ?」
「っう♡あ…ぃ」
「壁に手ぇつけてケツ向けろ、ちゃんとケツの穴見えるくらい開けよ?」
「は、い♡♡」

壁の奥で彼女のベッドが軋む音がした、ドキドキした今壁を隔てて彼女が俺の方を向いてるかもしれない、壁さえなきゃキスしておっぱいいじめてちんぽもすぐにぶち込んでやるのに

「まも、守さんの…優秀なおちんぽで、ナマエのおっおまんこ♡ぐちゃぐちゃにして♡♡ザー汁たくさんっ、しきゅーに射精して♡♡守さんの強い、遺伝子くっください♡♡♡♡」

きっと白いおしりを自分で掴んでもしかしたら調教されたおしりの穴もドロッドロのまんこも全部見せてそういってるんだろうか
ビリッとゴムの破る音が小さく聞こえて、ちんぽがナマエちゃんのかわいいちっちゃいまんこの入口に充てられてるんだろうな

「はやく♡♡まもるさ♡♡」

もう普通のナマエちゃんなんて忘れてしまうくらいど淫乱のどすけべな彼女が壁の奥にいる
俺はオナホを掴んで自分のちんぽに宛がって、またあの男と同じタイミングでぶち込んだ

「っ〜〜〜♡♡」
「ちんぽぶち込まれた途端にイッてんじゃねぇよ」
「お"っ♡ご、めなさ♡♡」

ばちゅんっばちゅんっと肌のぶつかり合う音が聞こえてベッドがギシギシと鳴り、壁がうるさいくらいに音を立てる
騒音だとかそんなのはどうでもよかった、ただ同じくらいにちんぽを俺は無機物にぶつけて、かわいい高い彼女の声に紛れそうなほどの吐息を零した

「くたばってんじゃねぇぞ、ほら上乗れよ」
「ひっぁ♡も…む、り♡」

「まもるしゃ♡すきっ♡すきぃ♡っきもちい♡」
「はっ…射精すぞ」
「っはい♡♡くださぃ♡♡♡」

何回彼女がイッても、男が射精しても行為は終わらない、熱いキスする音とか挿入されながらクリいじられて泣いてる声とか、体位を変えたりだとか、2.3時間くらいしてるんだろうな
気付けば時刻は0時を回っていた、流石に全てに付き合いきれないけれど行為は最後まで盗み聞きをして部屋はイカ臭かった

「無理させて悪かったな」

小さく聞こえた男の声にあぁ愛し合ってるんだろうなぁと純愛落ちにいいAVをみた気分になった、満足感を感じながら俺はテーブルの上に置いていたタバコを片手にベランダに出て火をつけた
夜の冷たい風が俺の体を冷ましていき、紫煙が揺れるのを眺めていた時だった

「あのAVどうだった」

隣からふと声が聞こえて思わず驚いて目を向ければそれはレンタルビデオ屋で見た男だった、楽しそうな下ネタ話をするガキの顔だ
俺は何も答えられずにいたらつまらなさそうな顔をした

「まぁ…生のセックスには勝てねぇわな、特にあいつが餌なら」

ハァッ…と小さな溜息を零した男はナマエちゃんの干していた洗濯物(多分下着)を1枚外して部屋に戻って行った
俺はなんとも言えぬ恐怖感か敗北感か分からないものに襲われつつタバコを吸い終えて部屋に戻り少しだけ泣きながら眠った

「おはようございますモブ田さん」
「あっ…あぁおはようナマエちゃん」
「ほら鷹村さんも、前話したでしょ?よくしてくださるお隣さんって」
「男に興味ねぇよ、乳のデケェ姉ちゃんならまだしも」
「もうそんなこと人前で言わないでくださいよ…って、あっ、もう先に行かないでください、本当モブ田さんごめんなさいそれじゃあ」

翌朝仕事に行こうとするとタイミングよくでてきた2人、こうしてみると鷹村さんと呼ばれた男がめちゃくちゃガタイはいいし身長も高いことに気付いてそれを受け入れるナマエちゃん…と考えたり
そういやあの子珍しくタートルネックだったよな…とかなんとか考えていればマンションのエレベーターが閉まる間際
俺が見たのは熱烈なキスをしながらこちらを威嚇するようにしてみる男の顔だった
引越ししよう、次は女の子が絶対来なさそうななんかボロい古そうな二階建てのワンルームのアパートにそういや帰り際に太田荘ってとこが賃貸出てたのみたしな…そこにしよう
そうして俺の儚い恋は終わった、代わりに残されたのは寝取りや盗み見系のAVの趣味だったとさ。