惚れたが負けと感じたのは後にも先にも今回だけだろうとナマエは目の前の恋人を見て内心ため息をついたものの恋人ケビンは彼女を眺めてつぶやいた

「…いい」

それはもう自分の欲望を隠さないように興奮気味にだ。

ケビンが家に来るとなったナマエは一人暮らしの部屋の中で慌ただしく掃除をしていた、特に荒れている訳では無いものの出来うる限り綺麗にして少しでも彼に居心地のいい空間を作りたいと思ったものの部屋の中を眺めては以前招いた同性の友人に言われた乙女趣味で子供臭い。というセリフが脳裏から離れずにいた
しかしながらベッドに鎮座する大きなクマのぬいぐるみを捨てることもクローゼットに入れることも出来ずに悩ましくしていればふとクローゼットから出てきたダンボールに彼女は見覚えがないと思いつつ開くのだった。

チャイムを鳴らしたケビンの心臓は騒がしかった、初めて招かれた許嫁であり恋人のナマエの部屋の中に緊張しているからだ

「今度良かったら私のお部屋に来る?」

男を疑うことは無い真っ直ぐな眼差しで言われてしまえば下心を知らないのかた聞きたくなる気持ちを抑えて二つ返事をしてしまう、一応招かれたのだからと用意した荷物を手に待っていれば騒がしい足音がドアの向こうから聞こえて鍵が開く音がした後に彼女が現れる

「いらっしゃいケビンくん、どうぞ上がって」
「あぁ、よかったらこれ」
「わっブーケだ、ありがとう」

喜ぶと思ったと予想通りの反応を受けて招かれたケビンは広くも狭くもない一人暮らしには最適な部屋に住む彼女に安心しつつ少々歳の割にはかわいい部屋だと感じつつそれがまた自分の恋人らしいと思いキッチンに立つ彼女を見ては手渡したブーケ以外に渡したケーキに目を輝かせていた

人間用の家は多少狭く感じるものの彼女なりに快適に過ごしやすいように家具の配置を変えてくれていたのだろうと感じつつケビンは椅子に座り隣の恋人と共に何気なくテレビを眺めた
優しく肩を抱いて自分に抱き寄せれば照れたように笑う彼女に今すぐキスのひとつでもと思うものの彼女はテレビに夢中でケビンに反応を求めるばかりであり、多少色気より食い気の勝る彼女に苦笑いをしつつもそこがまた魅力だと感じる

「そういえばね、掃除してたら学生時代のアルバムがでてきたの」
「学生時代の…あぁ卒業アルバムか」
「うん…っていっても高校だから数年前なんだけど懐かしくって掃除の手が止まっちゃった」
「なぁ、それ…見てもいいか?」

彼女の高校生時代ケビンは家を飛び出し彼女を知らなかった、それ故に彼女の過去を知りたいと思うのはごく自然なものであり彼女は嫌がることはなくクローゼットを広げてひとつのダンボールを取り出しては真っ白なアルバムを取りだして差し出した

「とはいえまじまじみないでね」

高校名を見ては名門女子高に通ったのかと理解して開いて直ぐ集合写真にはまだあどけない表情のナマエが一列目に並んでピースサインで写真に写っていた
ページを捲れば彼女が色んな友達に囲まれた姿が記載されており、最後になれば生徒たちの遊び心のあるイラストやアンケートやメッセージが記載されていた

「あぁそこ読まないで」
「ダメだ、見ていいって言っただろ」
「だけど」

ふと気になる文字を見つけて眺めればそこには友人からのメッセージには度々ケビン・許嫁さん・彼氏という単語が記載されていた
隣に座る恋人を見つめれば手で顔を覆い隠しては恥ずかしそうにしており、それは彼女が離れていた学生時代にもケビンを想い友達に彼について話していたからだろう、背中を押す優しいメッセージ達に微笑ましく感じつつも蹲る彼女の背中に手を回してはケビンは顔を寄せる

「オレはどこまでも愛されてるようだな」
「そこだけページ抜けばよかった」
「それにしても制服姿も可愛かった、ナマエらしくてよく似合ってるぜ」
「今もまだあるよ?」

機嫌を取るために伝えたはずだがナマエは顔を上げては嬉しそうにするもののケビンは鈍器で頭を殴られたような感覚に近いものを感じた、アルバムの中の膝丈の白いセーラーワンピースの制服はあの地域では有名なもので大抵の女子が憧れる学校であり男もまたそこにロマンを感じざる得ない程のものだった

「よ、よかったら着てくれないか?」
「でも私ちょっと身長とか伸びたから着られないかも」
「頼む、一瞬でいい」

両肩を掴むケビンの悲痛な声にそこまでしてみたいのかとナマエは若干驚きつつも恋人の要望は多少聞いてあげるべきだと判断してはダンボールの中の白い制服を取りだしては着替えてくると告げてバスルームへと行ってしまう
ケビンが期待しつつ冷静を装い入れられた紅茶を飲みつつ待っていればドアが開く音が聞こえ彼女が戻ってきたことがわかる、あくまで冷静に紳士的に彼女を見てスマートに感想を述べようと彼は顔を上げた

「どうか…「良い!!!!」あっありがとう」

わざわざ白い靴下までセットにしたナマエは白い半袖のセーラーワンピースに黒いベルトをつけた彼女を見ては思わず素直な感想が出てしまったケビンは咳払いをして冷静さを取り戻す
実際彼女と自分の身長差を見れば学生と大人と言っても差支えは無い、超人と人間とはそれほど差があるのだ、気恥しそうな彼女が隣に座り込みそれを隠すようにテーブルの上のケーキを口に運ぶ姿はやはり子供のようでいて愛らしかった
アルバムの中の彼女と違うのは大人になった彼女は薄いメイクをしていることや学生時代とは異なる髪型や、そして成長した大人の体になっていることだった

「凄く似合ってる、かわいいな」
「ありがとう、まさかそんなに喜んでくれるなんて」
「学生時代に帰りたくなるもんだ」
「そしたら二人で並んで登校できたね」

きっと制服のケビンくんはかっこいいだろうなぁ。なんて笑う彼女への愛おしさを感じつつも白い制服の下で透けた下着を見てはケビンは紅茶も飲めずに眺めてしまう
制服に違和感を感じない表情をしていてもその肉体は明らかに女であることに興奮していたのだ、距離を縮めて腰を抱いたケビンはツツ…と指先で彼女の側面の腰から胸にかけてを撫でた、くすぐったさに身をよじる彼女の視線が彼に向けられる

「ケビンくん擽ったいよ?」
「抱きたい、今このままのナマエを愛したいんだがダメか?」

どれだけ格好をつけて告げても制服に興奮しただけだと言われればそこまでであるがケビンも所詮男でしかないのだから仕方がなかった、視線をさ迷わせた彼女がベッドを見つめたことから了承だと汲み取ってはケビンは時間も問わずに彼女を抱き上げベッドの上に彼女を転がしては見下ろした

白い制服の恋人はアルバムの中の高校生の彼女とは違う、立派な大人であり、そして自分だけの唯一の恋人だと思い知ればたまらずにマスクをずらして唇を奪った
甘い生クリームの味がする口内を貪り、何度も角度を変えて歯列を舌でなぞり逃げようとする彼女の小さな舌を吸えば肩が震えた

「んっ…ぅ…♡」

漏れ出す声に呼吸が限界なのだと感じて離してやれば肩で息をするナマエがケビンを潤んだ瞳で見つめた、普段よりも興奮した彼に驚きながらも普段紳士ぶる彼がみせる欲望全開の姿にナマエは内心悦ぶのだった

「これインナーとかはセットになかったのか?」
「あるけど、どうせ今だけだからいらないかと思って」

ベッドに仰向けに寝転がるナマエの胸元に顔を埋めてはケビンは彼女の胸元に手を置いては「今だけならいいか」といった
下着の上から撫でられることにくすぐったさを感じつつこうして甘えるような態度のケビンに微笑ましさを感じ髪を撫でれば彼も心地よいのか頭を擦り寄せる、ダンボールに入れていたせいか僅かにその匂いがありつつも今と違う彼女の香りがする制服に興奮しつつもケビンは彼女の胸元のリボンを撫でてはふとボタンがないことに気付く

「これじゃ脱がせなきゃダメになるのか」
「脱ごうか?」
「…ダメだ、今日はこれを着たままがいい」
「ケビンくんってちょっとエッチだよね」

呆れたような彼女の声に驚きつつも男はそういうものなんだと告げればそんなことを知らない彼女はそうなのかと納得した表情を見せることも束の間に服の上から下着を下にずらしたケビンはいまだ主張していない胸を服の上から吸い付いてやった

「ひゃっ、ぁ♡服っ…よごれる」
「クリーニングなら出してやる」
「ッ、ん♡ぁ♡」

じゅうっ♡と吸い付く彼に驚きつつももう片方も衣類の上から弄ばれるナマエは下半身に感じる熱に身動ぎしたがケビンは気にせずに行為を続けた
ぷっくり♡と主張を始める彼女の胸から口を離してやれば白い布が透けた先には彼女の下着とビンク色の突起が僅かにみられ下半身に熱が溜まりつつもう片方にも口付けて態とらしく音を立てて吸い付いてやればナマエの手がケビンの頭に回され優しく抱き留められてしまう

「あ♡あ♡…ケビ、ン♡♡」

彼女のその声にふと視線だけを向ければ蕩けた女の目をした彼女がそこにいた、優しい香りと甘い味に夢中になりつつもケビンはふとスカートの裾から覗く彼女の足を撫でればビクリと大袈裟に跳ねるのは彼女がまだ行為になれていないからでもあった
初心な恋人を自分色に染め上げることは何処までも心地よいものであり、今現在ベッドに寝かしつけられ自分の手で好きにされる幼さを残す恋人が愛おしくてたまらなかった

「あ…ぁあ♡やっ、ケビンっ吸わな、いで♡♡ッッ〜♡」

肌触りのいい太腿を撫でながら胸の先端を吸うことをやめて欲しいという彼女に優しく歯を立てればナマエは体を大きく跳ねさせて逃れようと体を揺らすことにケビンを解放してやった
白い制服は胸元の一部分だけを濡らし主張するそれは僅かに透けてより淫猥に彼を誘う、潤んだ瞳の彼女が顔を赤く染めて近くに置いていた子供じみたぬいぐるみを抱きしめては羞恥心を隠すように僅かながらの反抗心の言葉を告げる

「ケビンのバカ」

品行方正な彼女にとっての精一杯の罵倒なのだろう、乙女じみた部屋で制服を着てぬいぐるみを抱きしめる彼女がどれだけその制服をもう着ない年齢になったとはいえあまりにも子供のような態度にケビンは興奮を覚えてはマスクを外しベッドの傍においてすぐ様彼女の足を掴みスカートの中に顔を埋めた

「やだ!ケビンそれは」
「随分と興奮したみたいだな、照れ隠しが下手すぎるぜ」
「ちがっ、ぁ♡なにっ、してるの」

クロッチ部分が色を変えたそこに彼女も相当興奮しているのだと知る彼は喜びを隠さぬように布の上から鼻を押えつけた、下着の甘い香りと女の興奮した匂いが混じり合えばケビンのズボンは苦しい程であるがまだ出番ではないと下着の上からそこを舌で撫でてやった
震える細い足は鍛えている訳では無い健康的で一般的な足であり撫で心地のいいものだった、ケビンが軽く握っているだけでも食い込む肉の感触が心地よく、彼女の体全てが彼を興奮させる材料である
白いスカートの下で蠢く頭、それを一枚まくれば素顔の恋人が何をしているのかみれてしまうもののナマエは何も出来ずにただ受け止めるのか逃げるのかどっちつかずにぬいぐるみを抱きしめた

「あ〜ッ♡♡や…っぁ♡あ…っけび、ん♡」
「ンッ…ぁあ、やばいな…たまらねぇ」
「〜〜ッあっ♡あっ♡はぁ…あ♡♡」

ナマエの足の力が抜けていることを気付くケビンは下着越しに懸命に彼女を舌で愛撫してやった、唾液か愛液かどちらか分からぬほどにぐちゃぐちゃに湿った下着に夢中になるケビンにナマエは心地はいいが絶頂出来ぬ焦れったさに苦しんでいた
普段であれば互いに全てを脱いで愛し合うというのに今日の彼は何一つ脱がしてはくれず彼女はそれを強請ることは出来なかった
それは気恥しさとケビンのしたいことを優先させているためでもあるが自然と揺れる腰は心地よい場所を強請るようであり、次第にそうして誘う彼女にケビンの口角は緩んでしまう

「物足りないのか?」

呟いた彼の言葉はしっかりと彼女の耳に届いた、素直に答えれば彼は望むものをくれることを理解していながらもナマエの羞恥心はそれを邪魔した
何も答えぬ彼女の態度は予想していた通りでありケビンはふっと笑みをこぼしてナマエの太ももに置いていた右手をゆっくりと下着の上に置いては親指で窪みとなった中心部を押してやった

「あっ♡」
「指がいいか?それとも直接触れられたいのか、ずっと腰が揺れてるぞ」
「ちが…ぅ♡べつに、そんな…ぁ♡♡」
「パンツがベタベタだ、いつもみたいにかわいがられたいならナマエから教えてくれよ」

下から上に向かって親指でじっくりと撫であげれば震えた彼女の足にケビンは答えをスカートの下で待っていた、ひくひくと布越しに震える彼女の小さな場所にこれ以上動かないのならば求められるまでしてやると思っている間に腰が薄く上げられ、細い手がスカートの中に侵入してはケビンの眼前で下着に手をかける

「…ケビン、おねがい♡」

あまい蜜のようにねっとりとした雌の声にケビンは堪らずに片足から下着を脱がしてやり足を掴み両肩に置いてはなんの隔たりもない彼女の花園に顔を埋めた
下着という邪魔者が消えた今直接味わう女の味はケビンが求めて止まないものでありズボンが悲鳴をあげる

「お♡…ぁ♡ゆび、も…ぉ♡あっ♡♡」

膣口を丁寧に舐めるケビンは足を掴んでいた片手を滑らせて快楽を求めて勃起するナマエの小さな陰核を撫でてやれば彼女は耐えきれずに足に力を込めて逃げようとするもケビンはそれを許さなかった
逃れられないというように片手で簡単に腰を掴み足を固定し、快楽から暴れる足を心地よく感じては味わい尽くした

「いくっ♡いく♡ああ"っ♡あーーーッ♡♡」

部屋の中に広がるナマエの声を感じながら絶頂を迎えたのをみたケビンは満足そうにゆっくりと口を離して足の付け根に慈しむように口付けを落とした
震える彼女の足を優しく撫でてはスカートから顔を抜いてマスクを装着し直した彼は何も言わない彼女を見つめた

「は…ぁ…♡…はぁ…♡」

力なくぬいぐるみを抱きしめる愛おしい恋人は蕩けた人で理性もなさそうに興奮した眼差しをケビンにみせた、まるでもっと抱いて欲しいと願うようなその態度に彼は堪らずにズボンと下着をまとめて下ろしては興奮しきった自分のペニスにポケットに入れていた避妊具を開封し装着しては入口に宛てがい見下ろした

「ナマエ…いいか?」

興奮しきったケビンの声がマスクの下で響くように聞こえナマエは下半身が疼いた、制服のスカートを捲られて自分を見下ろす彼が普段とは違う形で激しく興奮する姿にナマエは普段通り頷こうとするもケビンの興奮を感じては僅かに考え、恥ずかしながらも声をかけるのだった

「そっ、それじゃあスるね」
「頼む」

自身の上に股がったナマエにケビンはまさか彼女がここまでしてくれるとはと驚いていた、好きな体位でシテいい。という誘いに驚きつつもケビンはその言葉に甘えて選択したのは騎乗位であった
一番ナマエの反応も制服もたっぷりと堪能できることを見越した彼は自分の腹の上に手を置いてはスカートの下でモダモダと挿入を進めるナマエを興奮しつつ眺めた

「っ…、じゃあ挿入れるからね」
「あぁ好きにしてくれ」
「あっ♡ん♡…っく、ぅ♡…ぁ…あ♡はい、った?」
「ちゃんと出来てる、よくしてくれてありがとうナマエ」
「うん…♡」

優しく声をかけるケビンに嬉しそうに返事をするナマエは彼からの言葉を何よりも嬉しく思い笑みを浮かべて返事をした、白いスカートによって二人が繋がりあっているところは見えないもののはっきりと互いの熱を感じあっており、その布一枚の奥には淫猥な光景があるのだと感じればケビンはたまらなく興奮した
優しく彼女と指を絡めて手を繋げば不慣れな彼女をエスコートするようにゆっくりと腰を揺らしてやった、リードすることなど到底出来ないナマエは背中を丸めて必死に倒れないようにケビンの手を掴みどうにか自分なりにシようとするも下から味わう普段とは違う挿入にただ声を漏らす他はなかった

「あ〜ッ♡あっ♡は、ぁ♡んっ♡」
「ナマエ…かわいい、オレの…ナマエ」

次第に慣れたケビンの腰の動きが早まればナマエはまるで乗馬をするように彼に身体を委ねた、セックスをしているが乱れることの無いナマエの身なりをみてはまるで幼い彼女と"悪いこと"をしている気分に彼はなった
頭の中で何度も思うことだ、家を出ずに入れば学校は違えども共に過ごし許嫁という名の恋人として甘い生活を送っていたのでは無いのかと

「はぁぁ、あ♡けび、けびんっ♡」

もし同じ学校ならば学校内で互いに制服で若さゆえの過ちを犯していたかもしれない、白い彼女のセーラー服が揺れ胸元が揺れる度にアルバムの彼女はもう少し幼く体も小さかったと感じ大人と子供のアンバランスさにケビンは興奮する

「あ"ッ♡あ♡…え?ァ…ケビ…ン?」
「…悪いがやっぱりこっちがしっくり来るな」
「〜ッ!!お、く♡おくっぅ…♡クる…ぁ、あ♡けびっ…、ケビン、ちゅうして♡♡」
「あぁそうだな、ちゃんとキスしてやろうな」

上に乗っていた彼女に堪らずに優しく押し倒したケビンは普段通りに彼女を包み込むように抱きしめてはマスクをずらし唇を深く重ね腰を強く打ち付けた
ドヂュ♡ドヂュ♡と鳴り響く互いの結合部にナマエは彼のものを強く締め付けては絶頂が近いというように首に腕を回しては自分からも舌を伸ばし彼の腰に足を回した

「はぁ、ぁあ♡イク、イクの♡ケビッ、ケビン♡♡」
「オレも射精すからな」
「ケビンっ♡ケビンッ♡あっぁ"♡イック〜〜♡♡♡」
「ナマエッ、ぐ…ぅう」

搾り取られるほどに強く絞まったそこに薄い避妊具越しに欲を吐き出したケビンは腕の中で強くナマエを抱き締めては汗で濡れた額に口付けた
彼の髭の感触を感じるナマエはケビンの背中に腕を回してはゆっくりと瞼を下ろした、優しく愛情深い人だと思いながら

目覚めて直ぐに外が薄暗くなっていることに気づいたナマエは結局一日何もしなかったと思いつつもアルバムを眺めるケビンをみてはベッドから起き上がり隣に腰かけた

「まだみてるの?」
「あぁこの時のナマエはまだガキっぽくてかわいいな」
「そりゃあ一年生のときだし」

楽しそうに眺めてはこっちは、こっちはと問いかけるケビンに離れていた時間を思い出してはナマエは親切丁寧に教えつつ女子校であるため同じ時間を過ごしていてもケビンとは一緒ではなかっただろうと思う

「いいな、すごく可愛い」

優しい笑みをこぼしているのはマスクの上からでもわかってしまうほど穏やかな声にナマエは幼い自分に僅かながらの嫉妬をしてしまう
制服を着た幼い自分が彼に求められているようで悔しくなったのだ

「昔の私の方が好き?」
「…どんなナマエでも好きだ、でも一番は隣にいてくれる今のナマエだけどな」

その言葉に顔色を明るくさせたナマエの単純さに笑いつつも未だ脱いでいない白いセーラー服を着替えないのかと告れば彼女は見下ろしたあと忘れていたと笑った

「クリーニング出さなきゃ寝ちゃったししわくちゃだよ」
「脱がすのも悪いと思ってな」

それもそうだと納得しつつナマエは脱いだ服に着替えようとすればふとケビンが名を呼んで足を止めさせた

「本当はこういうことしたくて制服置いてたりしたか?」
「……ここまでは想定してないもんケビンくんのバカ、すけべ」

照れ隠しにそういって着替えに行った彼女にケビンは堪らず笑みを浮かべてしまう、確かに彼女の想定では着てみせるだけだったが随分と予想外になったのだと考えては申し訳なさを感じつつもアルバムを閉じたケビンは思わずつぶやく

「男なんてそういうもんだろ…ったくわかってないな」

そういところも好きだ。と彼は思いつつも大人に戻る彼女を楽しみに待つのだった、やはりどれだけ焦がれても今の彼女に優ることがないから、戻ってきた彼女を抱きしめて口付けて愛の言葉をいつも通り伝えるためにアルバムを片して。