デートをする度、時折彼女が頬を膨らませ眉間に僅かな皺を寄せた末に自分に身体を寄せる仕草をする時それは大抵嫉妬の現れだ、あまりにも分かりやすく少し子供じみたその行動を恋人であるパイレートマンは微笑ましく受け止めた
「もう聞いてよマリキータマン、ヘイルマン、この間のデートね」
声を荒らげて生ジョッキをテーブルに音を立てて置いたパイレートマンの恋人であり友人である彼女の態度にマリキータマンはまたこれかと呆れつつ近くの店員を呼んでは追加の注文をした
話を聞いていないマリキータマンの事など気にもせずに彼女は先日のデートでもまたパイレートマンが目を離した隙に女に声をかけられている、だとか女にジロジロと見られている。という内容でありくだらない話であった
何故そう一蹴出来るかと言われればあの男があまりにもこの恋人一筋だからである
「ナマエが」「ナマエはな」「吾輩のナマエだが」\
仲間内で集まる際にパイレートマンが話す内容はほとんど彼女のことばかり、それを受け止める仲間達は嫌な感情もなく微笑ましく聞く中でマリキータマンは唯一飽きていた、もういっそ席を入れてしまえばいいと感じる程に仲のいい恋人たちの砂糖よりも甘い惚気に溶けてしまいそうだった
「カキカキッ相変わらずパイレートの奴モテてんだなぁ」
「モテるもなにも外でたらサバンナだよ、私が隣にいなきゃ野生の女はガッ!!と来るんだから」
パイレートは優しいから話を聞いてあげるけど女はみんな獣なんだよ。
と熱弁する彼女はちゃっかり新しくやってきた生ビールをヘイルマンの前から奪い口につけた、そうした態度はパイレートマンには見せてないのかと思わず問いかければ彼女は目を丸くして「嫌われたらヤダ」とつぶやいた
「パイレートマンはお前のことしか考えてない、不安がることもないだろ」
「彼自身に不安にはなってない、周りの女が怖いってだけ」
焼き鳥を串から外して彼女の前に置いてやれば感謝の言葉を述べられるも酒の回った赤い顔の彼女は自身の胸元を眺めてはつぶやいた
「パイレートに近付いてくる人みんな胸とか大きいし」
その言葉に思わず固まったマリキータマンと声を上げて笑うヘイルマンはまさか彼女がそんなことに悩んでいるのかと感じられた、大事なのは見た目ではなく中身だと地球の人間は知らないのかと言いつつも、それを理解しても尚自分に無いものを持つ同性に嫉妬してしまうのだという
子供じみているが恋人にそう思われるパイレートマンは愛されていると感じた二人は多少の羨ましさを感じつつ友人を慰めてやったがヘイルマンは楽しそうに言った
「そういやナマエ、お前いつもデートの時ってどんな格好だよ」
「どんなって普通にシンプルな感じだけど」
嫌な予感がする。とマリキータマンは隣のヘイルマンをみたが彼は楽しそうにレモン酎ハイを片手にナマエにアドバイスをした
これできっとパイレートマンもイチコロだぞという魔法の言葉をかければこの単純な女は目を輝かせて聞くのだから少しばかり疑いを持てと感じつつようやくやってきた鶏釜飯を取り分けるのだった。
「…酔った勢いって良くないかも」
数日前の二人とも飲み会の際言葉巧みなヘイルマンに勢いに流された際に購入してしまったワンピースを眺めてはナマエは気恥しい表情を浮かべた
肩の出たミニ丈のグレーのワンピースはファスナーが上から下まであるデザインであり、セットで買った少し高いヒールのパンプスと合わせては随分普段よりも大人びたコーディネートだった
それに合わせたメイクやヘアセットをしたものの普段とあまりにも違う服装は彼を困惑させるのでは無いのかと不安を感じつつも待ち合わせ場所に向かうナマエは毎度パイレートマンとどちらが先に着くか競い合うかのように互いに早く待ち合わせ場所に着くことになっていた
「…(でも女の子たちも大抵肩とか足とか出てる)」
ジロジロと街を歩く女性を鋭い眼差しで眺めるナマエは大抵自分の服装がパンツスタイル、もしくは膝下のロングスカートであることを思い出した、所謂清楚やカジュアルが多い中のセクシーな服装は慣れないが自分が思うだけで街を歩く女性は大抵そんな格好なのかと学びを得てしまう
「パイレート!」
ふと肩を叩かれ念願の恋人かと思い上を向いて振り返るも彼は居らずもう少し下に視線を合わせれば人間の男性が数名そこにいた、薄ら笑いを浮かべる男達にナマエは自然と上がった口角が下がり「デートの待ち合わせですからどっか行ってください」と冷たく声を出した
群れを作らなければ女ひとりも口説けない、そういうところがもうダメなんだと内心文句を吐きつつパイレートマンが早く来ないのかと待つも男達は執拗にナマエに絡んだ、髪を撫でたり肩を触れるその男たちにナマエは苛立ちを感じて声を荒らげようとした刹那背後に巨大な影を作る人物が声をかけた
「吾輩のナマエに何か用事でもあるのか人間共」
「パイレート、遅いよ!」
「ムマッすまない…今日はまた一段と美し過ぎて見つけられなかったんだ」
簡単に男たちの首根っこを掴み放り投げたパイレートマンに抱き着いたナマエは嫌な感情を捨てさった、彼一人がいれば悪い感情など簡単に消えてしまうもパイレートマンは動く気配はなくナマエを眺めた
「随分と大人びた格好で綺麗だな」
「た、たまにはいいかなって」
「普段の服装も十分だが、たまにはいい」
そう告げれば目を輝かせ喜ぶ恋人にパイレートマンは内心どうしたものかと悩んでいた、先程から突き刺さる視線は全て彼女に送られるものであり巨体である自分が出来うる限り壁側に追いやり歩かせたとしても向かいから来る男の視線や背後からの視線は避けられぬものだった
「寒くないか?吾輩のコートを貸すが」
「嬉しいけど大きいから着られないよ」
本当に優しいんだねと笑う恋人に余裕のない男だと思われたくはないとパイレートマンは思っていた、いつだって余裕のある大人の男だと感じさせてやりたくそのフリをし続けた、しかしながらその本性を仲間たちは知っていた
「ナマエがあまりにもかわいい」
生ジョッキを叩きつけたパイレートマンに「仲が相変わらずいいんだな」と祝福の声を上げるアリステラは本当にいい男なのだと感じた、隣に座るマリキータマンの視線は(またなのか)と言いたげなものだからだ
デートをする度に警戒心の高い小動物のような表情で周りを見る彼女のつむじを見ることがあまりにも愛らしくいるが、その実彼女に視線を向ける男たちは一人ずつ首を掴んでやりたい程だとパイレートマンは感じていた
ナマエは気付いていない、普段から自分が異性から注がれる視線を
隣を歩くナマエの今日の服装を眺めてはパイレートマンはあまりにも不安と嫉妬に駆られていた、様々な男の目に晒される白い肩や長い綺麗な足にボディラインがよくわかるワンピース、まるでそれら全ては男に食えと言わんばかりの服装である
それでもデートは着実に進んでいた、はずであった
「〜ッ♡♡やっ、ぁ…ここっ、いや♡♡いやっ♡♡」
「あまり声を出すとバレるぞ」
「〜ッ、ふ…ぅ♡♡」
狭い路地裏にてナマエは足が宙に浮きながらパイレートマンにスカートの下に顔を埋められた状況に甘い声を上げた、どうしてこうなったのか自分でも分からずに、ただされるがままに受け入れていた
デートも終わりに差しかかろうとする中普段通りパイレートマンが選ぶ店に行くだろうと思ったナマエはふと数日前マリキータマンとヘイルマンの二人を連れて行った居酒屋があると嬉しそうに声を出したことにパイレートマンは珍しく行くか。と誘いをかけた
普段とは全く違う大衆居酒屋はパイレートマンには似合っていた、巨体故に席があまりにも狭いもののそれさえ愛おしいナマエはつい頼む酒の量が増えては様々な話をした
「それでね、ヘイルマンがセクシーな服着たらいいんじゃないのかって」
どうして今日はこんな服装になったのかと彼女は白状した、酔った勢いでヘイルマンと二人洋服通販サイトで選びそれを着ているがあまり似合っていなかったならどうしようかと思ったと笑う
その真相に思わずパイレートマンはヘイルマンに対して後日文句を言ってやろうと思いつつそんな自分に対して考えてくれる恋人を嬉しく感じた
「ちょっと御手洗いってきます」
「あぁ気をつけていくんだぞ、普段よりヒールが高いから転けないように」
「パイレートってば心配性なんだから」
くすくすと笑う彼女に心配のひとつもしたくなると言いたかった、靴擦れこそ起こさなかったようだが今日のデートだけで三度も転けそうになった彼女を心配しないわけが無い
食事も終えるテーブルを眺め彼女の後を追うように先にレジを済ませようとパイレートマンは会計を済ませふと彼女が戻ってきていないことに気づき嫌な予感をした彼は思わずその足で手洗い場に向かった
「…パイレート」
「貴様何をしてるんだ」
見知らぬ男に手首を掴まれた彼女がそこにいたことにパイレートマンは思わず手を上げそうになるもののすぐさまナマエは男から抜け出してパイレートマンの胸に飛び込んだ
「いいからお店出よう」
超人と人間が問題を起こせば仮に超人が悪くなくても世間体は悪くなる、特にパイレートマン程の巨体であればいわれない言葉を告げられる可能性も高い、その事を理解していたナマエは慌てて彼の手を取り店を出るもパイレートマンは動くことはなかった
「ごめんなさい、迷惑掛けちゃって」
「あぁナマエ、お前は少し自分をわかっていない」
彼の言葉にどういう事なのかと疑問に思う彼女を引き連れ直ぐにパイレートマンは店の横の薄暗い路地に入っては彼女の足に顔を埋めた、男がどういうものなのかと教えるために
「〜ッ汚いから、ァ♡♡おねが、…もぉや♡♡っあ♡」
小さく消え入りそうな声で抵抗の声を出すナマエが辞めて欲しいとパイレートマンの頭を優しく叩くが彼は辞める気配はなく彼女の下着をずらしては現れるソコに口付けては喜ぶ場所ばかりを舌で嬲った
肩に置いた両足が彼の背中を蹴ったとしても意味はなく、細い腰を片手で掴んではもう片手で小さく主張する陰核を撫でた
「人っ、来ちゃうからぁ♡♡〜や…いや、だよ♡♡」
「という割には随分濡れてるな」
「そ…それは、ひゃんっ♡♡」
短いスカートは簡単に裾を捲りあげる、その下の黒い薄いデニールのストッキングは彼が指で撫でるだけで破れるほど脆いものだった
色付いたキラキラと輝くグロスをまとった唇から零れる声は甘く誘惑するには十分なものでパイレートマンは自身もアルコールを摂取していたもののそれ以上の興奮を感じていた
「あッ♡あっ♡…だめ、イクッ、イッちゃ、うの♡〜〜ッッ♡♡」
奥からどろりと溢れた雌の味を堪能するパイレートマンは視線を向ければナマエはぐったりと雄に食われるために用意された雌となっていた
普段どれだけ愛し大切にしている恋人をこのような場所で酷い目に合わせているのかと感じつつも彼は怒りと興奮を抑えられずに彼女の足を地面に下ろしては立ち上がり自身の腰の布を外し、ズボンから自身のペニスを出してはナマエの顔に押付けた
「シテくれるか?」
人一人分ほどの身長差のあるパイレートマンと行為を営むことは互いに大変な面も多い、ナマエは立ったままでも口元にある彼の興奮しきったペニスに驚きを感じつつも指示されるがままに口付けた
シャワーを浴びていない蒸れた雄の匂いが彼女の鼻腔をくすぐる時自然と足の間は熱く濡れてしまう、両手で支えてはずっしりと重たい陰嚢を撫でつつ竿を唾液で滑りで良くして上下し先端から溢れるカウパー液を綺麗にした
「ハァ…あぁ、いいな」
頭上から聞こえるパイレートマンの声は色気を含み興奮している様子が強く取れた、ナマエは決して乱暴にされたいという欲望はないが普段紳士的な彼にこのようにされる事に興奮しないわけがなかった
それは彼に対する信頼であり愛情であるだろう
喉奥まで飲み込めば優しく頭を撫でられ心配そうな視線が注がれるのが痛いほど体に感じるがパイレートマンの手はナマエの開いた胸元に導かれるように滑り込んだ
「ンッ…♡」
肩紐のない下着は薄い生地であるためか普段よりも布越しに興奮した突起を感じると思えばパイレートマンはそれが他の男の目にも晒されたのでは無いのかと感じ嫉妬が芽生えた
大きく開いた胸元に何度この日だけで興奮したのか、彼女は何も理解していないのかと感じ布の上からカリカリと指先で撫でれば肩が震える
「動きが止まっているな」
「ご、ごめ…ン♡」
態とらしく腰を揺らして彼女の柔らかな頬にペニスを押し付けるパイレートマンは自分が乱暴なことをしていると思いながらも、それにさえ興奮した様子を見せるどうしようもなく愛らしい恋人に苦笑した
「ちゃんとすれば吾輩もしてやろう」
優しく髪を撫でてそう告げればナマエは静かに先端を咥えては手を動かした、その行動は彼を誘うには充分でマスクの下で笑みを浮かべた彼は胸元に忍んだ手を動かしてやった
本来であればベッドで入念に舌や指で味わう彼女を堪能出来ないことは残念ではあるが派手な格好をした彼女と路地裏で勤しむ行為はどこか下卑ている
「パイレート♡」
ちゅっ♡とリップ音を立てて懸命にする彼女にパイレートマンのペニスは震えてしまう、今すぐ彼女の中に埋めてこの場所で響く程の嬌声を上げさせて誰の所有物かを教えてやりたいと思うからだ
「ンっ、う♡はぁ…あ」
小さな口が膨れる程に咥えたナマエの眼差しが丸で褒めて欲しい犬のようにパイレートマンを眺めた、その仕草に胸に手をやっていた彼は自然と頭を撫でては「えらいぞ」と褒めてやった
目を細め喜ぶナマエの姿を見てはパイレートマンは堪らずに根元を持つナマエの手を包み荒々しくペニスを上下させた、もう片手で頭を優しく抑えてやればギュッと目を瞑ったナマエは歯を立てぬように受け止める
「嗚呼ッ射精すぞ、顔にさせてくれ」
「んっ♡」
ナマエの返事を聞いてはパイレートマンはすぐにペニスを抜いてもう数度シゴいた後にナマエのメイクで整えられた顔に白濁の液を吐き散らした、僅かに前髪にかかってしまったものや目元を拭おうとするもナマエは自身の指で拭ってはそれを口元に持っていき彼に向けて微笑んだ
「パイレートってば興奮しちゃった?」
「ムマァ…すまない、酷いことをして」
「いいよ、なんかそういう感じみたいだし」
このまま最後までしちゃう?と呟いたナマエに対してパイレートマンは自身へのプライドや情けなさなど捨ててしまいそうになりながら彼女を抱き締めて呟いた
「いいか?」
「あ♡あ"っ♡ゆ、びぃ…おくっ、ァッ♡♡きて、る♡♡」
出来うる限り彼女が人の目に入らないようにとパイレートマンは彼女を抱き締めてはコートの中に隠し込むようにしては濡れきったソコに指を沈めた、金属の異物感のある指は彼女のナカに慣れたように沈んでは弱い場所を撫でる
数十m先は直ぐ飲み屋街のメイン通りであり、一歩人が間違えて入ってくれば二人の行為を知ることになるだろう、ナマエから盛れる声は夜の飲み屋街の喧騒に飲まれる、それだけが僅かな救いであった
雄の匂いをまとった彼女にパイレートマンは耐えきれずに背後から抱き締めては弱い場所だけを徹底的に責めた、短いスカートから出た足が宙に浮いてじたばたと暴れることでさえ彼を興奮させる
「あ"♡ゃ、あ"ッ♡で、ちゃうの♡♡そこっぉ、や♡やらっあっ、う〜〜♡♡」
ぷしゅ♡♡と溢れた彼女の潮に汚れた手や壁にパイレートマンはマスクの下の表情が緩んでしまう、興奮しているのはお互い様であるからだ
普段の彼であればそこで終わりだというのに更に敏感な陰核を撫でては悲鳴に近い声をあげるナマエの足に自身のペニスを押し付ける、まるで犯してやると言わんばかりの姿にナマエはきゅうっ♡と彼の指を締め付けては甘い声を上げる
「〜ッけ、ないの♡もっ、だめ♡♡あっ♡ひ、ぁ♡♡」
気付けば互いの足場に水溜まりが出来てしまいそうな程に汚してしまえばナマエの声が息も絶え絶えであることに気付きパイレートマンはヤりすぎたかと感じ優しくおろしてやり「すまないな」と額に口付けを落とした
整えられていた彼女の姿はまるで路地裏で売春をする娼婦の如く乱れていた、普段彼が何処までもプリンセスのようにかわいがる女のはしたない姿は興奮させるには十分だがそれはナマエからしても同じだった
薄暗い汚い路地裏で恋人に強く求められることがこれほどまでに興奮する事なのかとは知らずナマエは今この場で最後までしないという選択肢は浮かばずにゆっくりと姿勢を整えて壁に手を付き、スカートの裾を捲った
「パイレート…♡最後まで、ここでシテ♡♡」
互いの理性があれば近場の安いホテルでも行けただろうに、パイレートマンの嫉妬と互いの興奮はそれを許さなかった
彼女を片手で抱き上げては自身の腰の高さに合わせたパイレートマンは狭い彼女の膣口にペニスを押し付ける
「ああ思う存分抱いてやろう」
まるで子を抱き上げるように楽々と持ち上げた彼は勢いよく彼女のナカへ沈めこんでは腰を揺らしてやった
生々しい互いを繋げ合う音がその場に響く中でナマエの声もまた溢れた
「先程からずっと声が漏れてるが、外に聞こえるぞ…それとも、聞かせたかったか?」
「ひゃっ、〜〜ッッ♡♡♡♡」
「相当興奮しているのがよく分かる、吾輩のペニスが食い千切られそうだ」
「や"、ぁッ♡♡っく、あた…ってるぅ♡♡♡」
普段よりもずっと深い体制に彼女のナカを簡単に圧政したパイレートマンは彼女を強く抱き締め手をクッションに壁に押付けては腰を打ち付けた
人々の声が数十メートル先で聞こえるというのに二人だけ違う世界のように獣のように愛し合う、それがどれだけ非現実的でスリルがあるのかを痛感した、1メートル以上は優に浮いた足に恐怖感を感じながらもその背中に受ける温もりに安心感を覚えるナマエは賢明に彼を受けいれる
「しゅき♡…ぱいれー、と♡♡あぁっ♡」
まるでベッドの中のような甘い声はきっと耳のいい人間ならば聞こえるだろうと感じる度にぱいれーとまんは内心苛立ちを感じた、彼女にではなく他のもの全てへ
自分のために努力をする恋人に怒りは湧かない、しかしその愛しい存在を不埒な目で見られること、そして触れられることなど許せるわけがなかった。
グイッと強く持ち上げてやれば彼女のか弱い腕がパイレートマンに伸びては彼の首を掴み頬に口付けた、リップ音を立てて舌を這わせる彼女はパイレートマンを興奮させる唯一の女だった
「すきっ、ぃ♡ぱいれーと♡♡♡」
その仕草の意味を知っていた彼は壁に添えた手を離して優しく顎を掴み唇を重ねた、彼女にだけ許したマスクの下の姿、誰にも見せることない姿だった
好きだと賢明に伝える恋人にパイレートマンは手を重ね指を絡めとる
「愛しているナマエ、吾輩の唯一の宝だ」
最奥を叩きつけそういえば薄く開いた彼女の目尻が下に落ちて柔らかく笑みを浮かべる、強く締め付ける彼女が絶頂が近い事を告げる為パイレートマンは一度ペニスを引き抜いてはナマエを自分に向けて再挿入した
「愛している、どんな姿でも吾輩はお前しか見ていない…二度と他の男に触れられないでくれ」
「あ♡あぁっ、ひゃ♡あんっ、イク♡イクッ、〜〜♡♡」
「…ッく」
強い締めつけと同時に彼女のナカに放った熱を感じるパイレートマンは腕の中で蕩けた恋人に子供のように盛り着いたものだと苦笑しては乱れた髪を整えて優しく抱きしめる。
「無理をさせた、歩くのも辛いだろう暫く吾輩の腕でゆっくりするといい」
「いい年した大人なのに恥ずかしい」
「背におぶるより楽でな」
身を整えた彼女を片手で抱き上げたパイレートマンは彼女にコートを掛けてやり苦笑しては路地裏から表に足を向けた、直ぐに通り掛かるタクシーを止める頃、店からでてきた客をふとみればそれは彼女を掴んでいた男であった
客はパイレートマンをみては顔を青ざめさせるも彼は気にせずに通り過ぎる
「海賊から宝を奪うなら気をつけることだな」
そう呟いた言葉を誰が受け止めるのか、腕の中の恋人は彼の声を聞いては不思議な顔を浮かべるもパイレートマンは彼女の頭を優しく撫でて暫く休むようにと告げてタクシーに乗り込むのだった。
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