良い子、でしょ

「ふふ、ちょっと」
「んー…」

 僕を咎める彼女の尖った唇が可愛くて、思わず口角が上がってしまう。髪は絹のような滑らかさと艶やかさで、幾らでも触っていられる。

「あの、ね? 集中できないから」

 小さい声で呟く彼女の耳は朱に染まり、湯気が出そうだ。

「はいはい分かったよ……良い子、だろ?」



お題元:140文字SSのお題より「良い子、でしょ」








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