運動不足でした


【6話:雷門中へ駆け込む馨のシーン】


AD「病院から雷門中まで全力でダッシュしてもらいます」

馨「うへぇ……」

AD「その後、木野からタオルを受け取って十秒で息を整えてください」

円堂「……無理じゃね?」

染岡「オレもそう思う」

馨「いや、ここは意地を見せてやりましょうじゃないか」

半田「おー、頑張ってくださいね!」

風丸「……心配だなぁ」


――収録開始――


馨「お、そくなって、ごめんなさ、い」

木野「江波さん、大丈夫ですか? 息が……」

馨「ま、まっへ……」

木野「え?(台詞違いますよ江波さん!)」

馨「も……ま……ゲホッゴホッ……無、理ッ……ゼィ、ゼィ」

木野「ちょ、本当に大丈夫ですか!?」

AD「カット! ちょっと江波さん一旦休んでー」

風丸「み、水いるんじゃないか? はいどうぞ、ゆっくり飲んでくださいね」

馨「あ、ありが……う……六年の……ブランク、正直……ナメ、てた……ッ」

染岡「病院からここまではなー、オレたちならともかく江波さんはさすがにキツイっすよ」

半田「つまり運動不足ってやつか」


結局カットを駆使して頑張りました。




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