あとがき
凡人Fの恋慕、完結です。
長かったような短かったような、複雑な心境を抱いています。
主人公と雲雀さんの物語は続きますが、先輩と後輩から恋人同士に変化した今を一区切りとして、完結としたいと思います。

元々は全くちがう主人公の設定だったのですが、雲雀さんと正反対の設定を作り、今に至ります。
弱くてすぐに消えてしまいそうな、どこか人間臭いがモットーの主人公です。
そんな主人公に恋をするなら、どう言うタイミングなんだろう、と考えたのがこの連載の始まりです。
日常編では二人の絆、黒曜編では二人の執着心、ヴァリアー編では主人公の成長をテーマに書きました。
山本くんとベル君がキーパーソンのような書き方をしましたが、特別決めていた訳ではなく正直勝手に動いてます。この二人は好き勝手に動いてくれて、勝手に物語が進んで行く感じはしました。

原作の雲雀さんとは程遠い彼だったと思います。
感情に揺さぶられ、主人公の言動に一喜一憂し、とても「最強」とは思えない。けれど、私はそんな彼が大好きです。歳相応に悩み苦しみ、そんな彼の成長を書くのも楽しかったです。
随分と本能的に動いてくれましたが、そんな雲雀さんを楽しんで下さると私の意図も伝わるかと思います。

恋愛、と言うよりかは人と人との絆を重点的に描くようにしました。
ハルちゃんとの不仲、骸さんとの複雑な関係、ディーノさんとの微妙な距離感など、思い当たるものはたくさんあります。その中で一つでも記憶に残るエピソードがあれば作者冥利に尽きます。
了平さんとのエピソードを書く機会が少なかったので、番外編等で書けたら嬉しいな。

本編として、主人公と雲雀さんの物語は終了いたしました。けれど、番外編として未来編、高校編などエピソードは小出し(?)にして行きたいと思います。
不定期になりますが、恋人同士の二人を応援して下されば幸いです。

ありがとうございました!


桐李

完結 20191014


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