【速報】成宮、御幸と花城の過去を暴露wwwww
001:成宮鳴がインスタライブで御幸と花城が高校時代付き合ってたことを暴露
002:成宮wwwww
004:あーあ
005:関係聞かれた時の御幸と倉持の顔草
007:成宮も花城光狙ってたとか草
009:そりゃ誰だって狙うわあんな子と出会ったら
010:興味なさそうな顔して次に会った時さらっと付き合ってる御幸想像して草生える
011:↑わかる想像つきすぎる
012:下手なドラマより面白いなこいつら
013:御幸これは非童貞の貫禄
014:御幸ガチギレで草
015:好きな子の下ネタでブチギレる奴
016:ナチュラルに呼び捨てなのドキドキする
017:呼び捨て!!!
018:御幸モテるのに意外と硬派で好印象
019:ここに間宮も投入してみたい
021:地獄絵図で草
022:花城光本当にモテるな〜
023:誰か関係図書いて


シーズン開幕を控えて調整中…と言い訳しつつ部屋でゴロゴロ。
なんとなく付けたテレビには、きれいな花の妖精みたいなドレスを着た光が登場し、俺は起き上がってくぎ付けになった。

「お綺麗ですね〜!」
「ありがとうございます。」
「今日のドレスのポイントは何ですか?」
「はい。今日はこの…春限定のパフュームをモチーフにしたドレスで、香水瓶と同じデザインになっています。ピアスとネックレスはそれぞれ、香水にも含まれているジャスミンの花がモチーフになっているものをつけさせていただいています。」
「素敵〜!!よくお似合いです〜!」
「ありがとうございます。」

……綺麗……。
ついうっとり見とれてしまう。真っ白な肌に、柔らかなほほえみ、そしてキラキラ輝く大きな瞳。
光…ほんと…去年の冬に比べて、元気そうになった…。

…御幸のおかげ…か…。

「花城さんといえば、今年所属事務所を移籍されましたが…何かきっかけや理由があったんですか?」
「…色んな人に相談して…それが…私の目指すキャリアに一番いいと思ったので、決断しました。」

少し戸惑いを映しつつ、そうそつなく答える光。

「色んな人というのは、御幸選手や倉持選手も入ってるんでしょうかー?」
「え?」

そしてステージ外の記者から放たれた質問に、今度こそその動揺は大きく光の目に映った。想定外の質問だったのだろう。テレビの前で見ている俺ですら、この質問にはぎくりとした。こんな…関係ないことまで聞かれるのかよ!?

「…いえ。事務所のことは事務所の方と相談しました。」

にこり、と笑顔を作って、光は堂々と答えた。するとステージ前に集まる報道陣から、別の質問がぶつけられる。

「どっちが本命なんですかー!?」

その質問に、スタッフが焦ったのだろう。スーツ姿のスタッフがステージ上に上がってきて、光を暗幕の裏へと誘導する。お時間ですので質問は終了です、とアナウンサーが繰り返す中、スタッフの誘導を受けて、光は…

質問をした記者のほうを見て、フッと妖艶にほほ笑んだ。

瞬間、眩しいほどのフラッシュの嵐。俺は確信した。
今の笑顔で…落ちた奴、日本中に死ぬほどいる。


【世紀の】花城光、日本中の男を悩殺するwwwww【美女】
001:ここの笑みで精通した
002:こりゃ御幸も倉持も本命じゃないですね
003:二人とも手玉に取られてるだろこれ
005:何度見ても美
008:朝からずっとリピート再生してる
010:俺も手玉に取られたい
011:チー牛はNG
012:花城光ってマジで可愛いな
015:花城光好きになったわ
017:清純派かと思ったらとんでもない悪女
018:だがそこがいい
020:この顔に生まれて男を誑かしてみたかった


***


「本日のゲストは花城光さんにお越しいただきました〜!」
「よろしくお願いします。」

昼のバラエティ番組に光が登場しているのを見て、チャンネルを変えようとしていた手を止めた。
最近ますますテレビに出るな…光。事務所を変えたことも関係あんのかな?

「現在土曜ドラマ『朝凪ぐ桟橋』に出演中ですよね〜」
「はい、出演させていただいてます」
「何か撮影で大変なことはありますか?」
「そうですね…3話で、学校の屋上で撮ったシーンがあるんですけど、その日は3月では過去最低気温が更新されたとかで。とても寒くてセリフが震えてしまって、何度も撮り直しになってしまって…それが大変でした。」
「それは大変ですね〜!俳優さんって本当にすごい!」

今日の光の衣装は、白いブラウスに鮮やかなブルーのワンピース…はっきりとしたコントラストが光の整った顔立ちを際立たせる。ほんと、なんでも似合うよなー、光って…。

「撮影現場の様子をうかがいたいんですが…お写真があるようですね〜!」

MCのアナウンサーが言うと画面が切り替わり、撮影のオフショットが次々映し出された。そのほとんどに神田龍が写りこんでいて、俺は内心穏やかでなくなる。

「楽しそうな現場ですね〜!特に神田さんと仲がよさそうですが?」
「はい。神田君は…同い年ということもあって、お仕事は彼のほうがとってもベテランなんですけど、本当に気さくに接してくださって。いつも皆に分け隔てなく優しくて、ムードメーカー的な存在です。」
「へぇ〜!」
「このドラマの撮影期間が結構長かったので、スタッフさんも含めてみんな仲良しです。」
「そうなんですね〜!」

俺は騙されねーぞ…光に下心抱かない男なんて男じゃねぇ。

「それでは花城さんのプライベートについてお伺いします〜!」

軽やかな効果音が流れて、MCのアナウンサーが議題のページをめくった。

「ドラマでは花城さん演じる“京子”は恋を知らない女の子ですが…花城さんは恋についてどうお考えですか?」
「…そうですね…うーん…」

少し目を伏せて考える光の表情すら、どこか色っぽくて…俺はうっとりと見とれる。

「今は…恋について考えてる暇はないですね」

そしてにっこりと、天使のような笑みを浮かべて光は答えた。

「えー!そうなんですか?」
「はい。今はもう、お仕事一直線って感じです。」
「じゃあ…とっても魅力的な男性からアプローチされたとしたらどうします!?」
「うーん、お断りしますね。今は誰ともお付き合いとかは、全く考えていないです」
「あら〜!」

え…?
そ、そんな…。て、テレビ向けの回答だよな!?そうだよな!?

「でも花城さん、モテるんじゃないですかぁ〜!?」
「そりゃ、デートくらいはするわよね〜?楽しんで、演技の肥やしにしなきゃぁ〜!こんなに美人なんだもん〜」

ひな壇の女タレントが訳知り顔で口をはさんだ。
そのコメントを受けて光は…うふふ、と天使のような微笑みを悠々と浮かべるのだった。

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