修学旅行




磯貝悠馬side


沙織の班にトラブルがあったらしい
人間不信とはいえ、沙織は正義感が強い
自分の前で人が傷つけられるのが嫌いなんだ
無茶してないといいけど…。

そう考えてるとき、渚たちが帰ってきた
茅野、神崎、奥田は涙目になってる
それに、沙織はカルマの背中で意識がない

「何があったんだ?」

あったことを渚に教えてもらった
沙織は殴られ続けて怪我が多いらしい
傷も心配だけど
昔を思い出さなかっただろうか?心配だ

「磯貝君、沙織さんの側にいてください」

殺せんせーにそう言われる
確かに沙織は、女子にも心ひらいてる人がいないけど

「俺がですか?」

「はい。沙織さんは磯貝君のことを信頼してる
目を覚ましたとき磯貝君が側にいれば安心でしょう」

まだ、沙織がきて間もないのに。

「わかりました」

ビッチ先生の部屋を借りることになった


「おれもいるぜ」

「前原君は駄目です」

「何でだよ!」

「喧嘩になりそうですので」

「ちぇー」

ごもっともだな 俺は苦笑していた。
お風呂に入るときは代わりに前原が見てた



それからしばらく経ち
俺はいつのまにか寝てた