近いうちに球技大会があるって……嫌いなやつだ
いつも休んでる チームプレイとかできるわけない
しかも、今年は男女ともにサッカー
姉妹校の雷門がホーリーロードで優勝したからだろう
大迷惑
璃音が喜んでたのはよかったけどマサキは五月蝿かった
微笑ましい光景かもしれない…けど私にとったら……
どうしても許せなかった。
岡野「毎年バスケだったのにサッカーか」
前原「やったぜ!」
陽君やってたからね
茅野「八神さんはサッカーは?」
「やったことないです」
悠馬くんと陽くんは驚いた顔をして私を見る
サッカーなんてするわけない
「あっそれと、その日私用事があるから行けません」
用事なんて嘘。
サッカーは私の生活を家族を壊したもの…
そして……______。
だからやるわけないっ!
中村「練習はやるよね?」
「………やりたくないですね」
殺せんせー「おはようございます
今日はお知らせがあります
球技大会の日が代わりました」
渚「それじゃあ、八神さんも出れるね」
「っ……」
何で変えるのよっ!!
殺せんせー「あっ沙織さんにはコーチをしてもらってもいいですか?」
「っ!?嫌に決まってる!!」
殺せんせー「理事長先生が沙織さんはコーチの資格を持ってると」
「デタラメでしょ!
私は何がなんでもサッカーなんてしない!
サッカーなんて大ッ嫌いだ!!」
と大声で言って走って帰った
学校で大声なんて初めて出した。
口調が砕けてたことは気づいてなかった。