
そして、クラリネス王国 王城ウィスタル
綺麗な笛の音色が響いていた
「相変わらず見事だ
その笛の音を聴くのも久しぶりだな
キハルどの ポポ」
「はい お久しぶりです殿下!」
「皆も遠路ご苦労だった
島は変わりないか?」
「はい殿下!」
「あの白雪は…勤務中でしょうか?」
「ああ…今出張で城を開けているんだ」
それを聞きキハルは落ち込む
「土産があったのにな キハル」
「土産?屋」
「はい
お世話になったお礼に島の胡桃石でアクセサリーとかを作ったので…」
「へぇ 胡桃石か
よければ預かるが…」
「!お願いします!」
「きっと喜ぶ」
そして、ゼンの執務室では木々とイザナがいた
「木々 一人か」
「ゼン殿下は今鳥使いの隊の件で出ています」
「ああ あれか…へぇ
ちゃんとやっているようだな」
「何か御用でしたか」
「肩が凝ったから机仕事を2、3押し付けにな
まあ置いていくよ
ではな」
木々は真顔でイザナを見る
そして、イザナは自室へと戻る
その道中ミツヒデと話す
「何か用か?ミツヒデ」
「ひとつお聴きしたいのです
…イザナ様はゼン様と白雪を試しておりるのですか」
「試す?…ああ」
「!」
「何を面食らった顔をしている」
「…いえ かわされるかと………」
「別にお前に隠しておきたいことじゃない
このままあの子達が折れようが退屈な見せものだったと思うだけで片付く」
「ゼン様は白雪と出逢い強くなられています!
そしておそらく白雪も」
「……この先ゼンがどう転ぶか…
いや、どう動くかだと面白いな」
「ゼン様が…?」
「ミツヒデここに立て」
イザナはミツヒデをよぶ
「はっ…」
ミツヒデは、不思議に思いながら近寄ると
外を向けばゼンと目が合う
「おっと 逢引がばれてしまったな」
「イザナ様…!!」
「主人のところへ行け」
イザナはイタズラ好きである……