その頃 タンバルンでは

白雪、ラジ、オビで地下を迷っていた
オビが後ろをじっと見ていることが増えていた

「オビ?どうかした?」

「どうも誰かがついてきてるみたいで」

「えっ!?」「ここもか!?」

「俺ちょっと見てきますよ」

白雪はオビにこそりと話す

「危ないよ1人だと」

「大丈夫です 来た道以外通りませんから」

「いや、そこは心配してないよ
付けてきてる人が…!」

「お嬢さん…?」

オビはじーっと白雪を見る

「…行ってしまったが大丈夫なのか?あの者は」

「…ひとまず待っていましょう」

数分経つがオビは戻ってこない

「……戻ってこない…」

「うむ……だがそんなに時間は経ってないぞ」

「…私様子を見てきます!」

「!?待て!任せておけばいいだろう!」

「ですけど誰かいると言っていたし…何かにはまって1人じゃ戻れないのかも なさそうだけど」

その白雪の言ったことにラジは大声をあげる

「君がそうなったらどうする!?
君が怪我でもしたらゼンどのが何をいうかわからんではないか!」

白雪は悲しくなった

「ラジ王子…」

「な、なんだ…」

「私の言動が王子にとって脅しのように思えるならすぐにでもクラリネスに帰ります
きっと王子にとっても私にとってもなんにもなりません」

「…そうは言っていない
私は……な ならば何故白雪どのは私と一緒に居ようなどと言ったのだ!
やはり無理だと言ってさっさと帰る為か!」

「馬鹿ですか!
王子との関係を変えたいと思ったからです!!
__…私は…私は人といることで多くを教わってきたからです
この国の下町にいた時もクラリネスにいる今もです
とにかくゼン王子には怒られないよう気をつけるので様子を見てきますね」

行こうとして動いた時、オビが戻ってきた

「お嬢さーん
はーーー…やっと捕まえましたよ」

「無礼者!離しなさいっ」

「………!?オ オビその子達は……」

「!!おっお前たち!!何をやっているのだ!?」

「兄様…!」

そして、ラジの妹弟である ロナとユジナに外へと案内してもらった
そこは温室だった