でも、あなたには私の親友がいた
勝ち目はない
だから誰にも話さず______。
「よぉ!園子」
事件だと言って1年も姿を見せなかったあなたが帰ってきた。
真さんが家まで送ってくれたときだった。
「し、新一くん…!!?」
ただただ、吃驚した
もう帰ってこないんじゃないか
とも思ってたから
姿を見せてはいけないほどのことに関わってしまってたんだと思っていてもう帰れないんだと。
「ただいま」
「っ……おかえりなさい」
私は思わず泣きながら抱きしめた
真さんがいるなんて忘れていた
「おっと……ったく」
あなたは抱きしめ返さなかった
私に頭にポンポンと手をのせた
「蘭にはあったの?」
「あってねぇーよ。只のクラスメートだ」
「えっ……」
「知ってんだろ?告白のこと
返事もらってねぇーよ」
「嘘でしょ…。あの子あんたのこと」
「そこまでだ……俺はあいつに何の感情もねーよ」
「どうして…私には逢いに来てくれたの」
「心配して待っててくれただろ?
それに、俺のたった一人の幼馴染みだ」
「っ……」
私はあなたへの思いを封じ込めたのに
そんなこと言われたら…溢れちゃいそう。
私はあなたのことずっと好きでした。
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あとがき
新園ないの?みたい!と思って思いついた話
新一には、蘭しかいないと思って想いを封じ込めた
そのあと、真さんに出会い真さんにゾッコン
新一がいないときということもあったけど、封じ込めた、諦めたから次の恋として真さんを好きになった
けど、新一が帰ってきたこと、蘭と新一のことを知り思いを閉じ込めた蓋をあけてしまった話です。