はじまり

ーーー去年の夏
全中決勝戦で起きた出来事で私は崩れ落ちた。

親の転勤で大切な仲間である帝光中学校バスケ部1軍と別れを告げた。
学校が別でも私をナカマだと言ってくれた彼ら
私は泣き笑いで「また会おう」と約束した
高校は一緒のところに行けるかもしれない
そう願望を抱きながら椚ヶ丘中学校に2年の全中終了後、転校した。

しかし、彼らはもう彼らじゃなかった。
テツくんを必要としないワンプレーのバスケをする彼ら
笑顔でバスケをしてない彼ら

暗殺に多忙な私は、全中の決勝戦だけ観に来た
しかしそのことに後悔する

体育館に響くブザーの音と共に得点板を崩れ落ちながらも睨みつける
111対11

私の知る彼らはもういなかった。。

彼らの歯車が崩れるとき、どうして私は傍にいなかったんだろう。


そして、今年の3月

私は…私達は恩師を殺し、暗殺教室を卒業した。
夏に傷ついた私を支えてくれたみんながいない、不安でありつつ覚悟をした高校生活が今日から始まる。


桜舞うこの季節に私は、新設2年を迎える誠凛高校に入学する。


私は笑顔でバスケをする彼らを取り戻す。