固唾をのんだとき。
「ただいまー」
男の子…多分、新一くんだろう。
が入ってきた
「おかえりなさい。お客さんが来ているから部屋にいってなさい」
「へーい……この人たちって…姉さんの」
「ほお、新一にわかるのか」
「バーロ、姉さんに写真見せてもらったことあるし」
姉さん…か。
沙織と工藤家の話のときにチラッと教えてもらったが新一くんは沙織と血の繋がった姉弟だと思っているらしい。
しかし、彼のようなかしこい人なら有希子さんが沙織の血の繋がった母親じゃないとわかりそうなんだが…
「その幼馴染さんが今更姉さんになんの用ですか?
何もかも遅いんじゃないですか」
「新一」
遅い?あれから7年経ってるがもし只、別れただけならそんなこと言われないはず
「彼女に一体何があるんですか?」
「ふむ……それは本人にきくのが一番いいだろう」
「沙織が素直に話すとも会うとも思わないわねー」
前原と顔をあわせて、頷きあう
「すぐに会ってくれなくても構いません。
俺達は諦めませんから。
元気かどうかそれだけでも教えてもらえませんか?」
「とても元気だよ。至って健康だ」
俺達は自然と微笑んでいた
「安心しました。ありがとうございます」
「突然訪問してしまい申し訳ありませんでした。」
頭を下げたあとおれたちは帰ろうとした。
「聞かないのかね?沙織の居場所を」
「「はい、自分たちで見つけますから」」
俺達はその日から沙織が今やってそうなところから律に協力してもらいながら探すことにした
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