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「ねぇ、殺生丸。一度帰ってもいい?」
「ぬぁ?!またか!」
この間来てから結構日にちが経っている気がする。
そろそろ戻らなきゃ。
女の子……りんも大分喋れるようになったし。
「お姉ちゃん…どこかに…行っちゃうの?」
「行っちゃうっていうか…一度家に帰るの。皆が心配してるだろうから。」
「お家に……?また帰ってくる……?」
「うん!ちょっと5日位いなくなっちゃうけど。待っててくれる?」
「…うん……待ってる……せっしょう…まるさまと…!」
「いい子だね。」
頭を撫でてあげると笑ってくれた。
阿吽に乗って手綱を持つ。
「どの程度あちらにいるつもりだ?」
「うーん…長くて7日くらいかな。」
「そうか…」
阿吽の手綱を引っ張ると空に浮かんでいく。
いつも寂しそうに目を伏せてから、こっちを見えなくなるまで見ているから私まで寂しくなってしまう。
(ううん!わ、私は元々現代の人間だし!私がいなくても今はりんもいるし…)
りんが大きくなったら…お嫁に貰えば良いのに………そしたら、私も現代でのひのびと普通の暮らしが出来るんだけどなぁ…
「阿吽、いつもありがとう。じゃあね。」
阿吽の頭を撫でて、帰っていくのを見る。
こんな暮らしも悪くは無いけれど、学生である限り、そうもいかない。
今の私にとってはまだまだ友達ともいたいし、こんな危ない所より守る手段の多い現代の方が良い。
(いくら私が生まれ変わりだから、って言ったって……)
そういえば…かごめは巫女様の生まれ変わりだって…
じゃあ妖怪の生まれ変わりなら犬夜叉みたいな……いや、それは無理かな。
やっぱり取り柄ないし。
一緒にいる意味、あるのかなぁ…