「大きくなったら#name1#ね、お兄ちゃんと結婚する!」
その言葉に多くの大人が笑った。
まだ小さい女の子は3歳だったので真実を告げることは酷だと思ったのか、兄妹では結婚出来ないことを彼女の両親も長兄も言わなかった。
「うん、僕も#name1#のこと大好き」
数年後
「起きろ、風邪ひくぞ」
少女がホグワーツに入学して3年の月日が流れようとしている。
彼女はもう3年生になった。
そして彼女を起こそうとしている2つ年上のフレッド・ウィーズリーは5年生になっていた。
「あむ…フレッドお兄ちゃん…
珍しいねこんな時間に談話室にいるなんて」
「クィディッチの練習だよ。
オリバーの奴狂ってるぜ」
周りに本人がいないかどうか確認してからフレッドは言った。
「ジョージお兄ちゃんは?」
「ロンとハリーにお菓子渡しに行った」
ハリーがディメンターの影響で地面に落ちたのは2日前のことだった。