Just Give Me A Reason

うますぎて、びっくりした。14歳としてしまってる事の方が驚きなんだけど、明王はしっかり私の事見て 何度も何度もぶつけてくる。声が漏れてないか心配すぎてシーツを噛めば「今めっちゃエロイ顔してんぜ」って、馬鹿。



「なあ、俺 学校通う 東京…っ、の」

「…っ、じゃぁ 帰ってこな、い ってこと?」










やっと明王に解放されて、痛む腰を擦っていると明王から「休みはお前んとこ帰る」と一言。



「わかった、帰ってきてねちゃんと」

「ああ」

「明王」

「あ?」

「腰痛い」


「悪ぃな」



流石サッカー選手、と笑えばもっかいするか?なんて。とんでもない、嫌です。



「本当に、お前に会えてよかったぜ」

「いきなりどうしたの」

「いきなりで悪かったな」

「私も明王に会えてよかったよ」

「……あったけー人間って結構いるもんだってお前が教えてくれたからな」



私を見て、ん と差し出す手。



「俺、プロんなって幸せにしてやるよ」



にやっと笑った顔に、沢山貢いでもらおうかなと言ってその手を掴んだ。















10年後








「ただいま」

「おかえり明王」



結婚してから、移住したイタリアで俺と◎ 犬に猫に新しい命。



「おい、ガキどんな感じなんだよ」

「流石明王の遺伝子受け継いでるわ、お腹蹴りまくり」


「元気ってことだな」


「まあね」



腹を一撫で

フドウが死んで二年後、◎との間にできた命。本当に愛しくて◎を抱き締める。



「コイツ、もしかしたらフドウかもな」

「かもしれないね」

「名前考えような、後で」


「そうだね」



笑った顔はずっと、変わらない俺の好きな笑顔。



「愛してるぜ、◎」

「私も」



幸せな空気、ここにいる全ての命から出るあたたかさに 溶け込んで生きていく。








2014:0101~0106 END.


Just Give Me A Reasonを愛読頂き、ありがとうございました!!


明王は、影山連載でも似たような事を書きましたが 愛情に満ち溢れた家庭だったり人間を欲してたんだと思います。二期ではほんまコイツ染岡さん蹴り飛ばしやがって生まれと事を後悔させてやる…!!!とか思ってましたが三期を見て 本当にこの子は愛に飢えて、誰も信じる事なんてできずに…(キモい)と妄想を膨らましていたらこんな事になりました。



20180301 少しだけ話を書き直ししてます