爽やかな風と、日差しが感じられるそのチャペルで行われる私と明王君の結婚式。真っ白でシンプルなウエディングドレス、結い上げた髪。横にはタキシードに身を包んだお父さん。
ヴァージンロードを歩く
向こう側には明王君が優しげに笑っていて、ぐっと 涙をこらえる。
「◎、綺麗だ」
「お父さんもカッコイイ」
照れくさい
響木さんも、久遠監督も、鬼瓦さんも…皆が私を見て微笑んでいる。今まで色んなことがあった、お父さんに出会い親子の絆や愛を教わった。イナズマジャパンの皆に出会い友情の大切さを教わった。そして、明王君を好きになって 愛されて愛して 過去の傷を癒していってくれた 大切な人を…。
ああ もう泣いちゃいそう。
*
牧師さんの言葉
綺麗に光るダイアモンドがついているリングを薬指に、これってこんなに感動するものなんだ…我慢できずに泣いてしまうと「おいおい、まだ早いぜ?これから手紙とか読まねえといけねえのに」呆れて笑う明王君、ぽんぽんと頭を撫でて
「誓いのキスを」
そっと触れた唇
皆の茶化した声や拍手がとっても幸せ。
「…影山さんめっちゃ睨んでるぜ」
ちらっと見ると眉間にしわを寄せて、私たちを見ていた。
「ま、こんな可愛い一人娘嫁に行かせんだから当たり前か」
明王君の言葉凄い照れる。
幸せになります、お父さん。
20140121