Part Of Me


◎の悲鳴が部屋に響いている、あたふたする俺とお義父さん。陣痛の痛みを少しでも和らげる方法はないのか…今まで見た事ないくらい…狂ったように叫んでいる◎の姿に妊娠なんてさせるんじゃなかったと後悔するがもう遅い…。



「分娩室まで行きますよ」



え?歩いてかい…?!





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出産に立ち会う、とんでもなく焦っている自分 男っていうのはいざとなったら頼りの無いものだ、女性の強さに感動して涙が…まだ自分の子供と対面すらしていないのに。



「ううううううう早く出ろおおお」



ごめんね、痛いよね…

ぎゅっと握られた手は汗でぬるぬるしてる。



「ありがとう、◎」



痛みに耐えて、命を育み こうして産み落とす 感動して上手く息ができない。













無事に生まれた我が子を抱いて、大泣き。お義父さんも感動のあまり声が出ないようだ、◎は疲れ切った表情だけど 誇らしげに笑った。



「女性ってすごいよ…」


「私も思う」



おぎゃーっと泣いて、俺の髪を引っ張る子。愛おしくてキスをした。






20140121