「1時間くらいは誰も来ないよね...」

「ああ、やられたな」



体育祭もあと数時間という所で用具入れに閉じ込められてしまった俺達は重くて頑丈な扉を数度叩いて諦めた、数時間待っていれば必ず誰かがここを開けるのだから我慢して待っていよう...。

マットに腰をかけた俺とは対照的に彼女はバンバンと両手で扉を叩き続ける、半分泣きそうになりながら彼女は「もう!普通誰か居ないか確認するでしょ!!」とヒステリックに叫んでいた。



「◎落ち着け ほら、少し埃っぽいけど座って」

「達巳、」

「お茶少しぬるくなってるけど持ってきててよかった」

「少し飲んでもいい...?」

「ああ 飲んで落ち着け」



ごくごくと控えめに喉を鳴らしてぬるいお茶を飲み込む◎、マットの上で俺達は少しだけ距離を縮めた。



「...久しぶりだな、こうやって 二人きりになるのは」

「そういえば そうだったかも」

「疲れてないか?横になってもいいぞ」



柔らかい彼女の体を引き寄せて俺の膝へと頭を持ってこれば彼女は恥ずかしそうに「普通逆なんじゃないの?」と笑った。



「俺よりお前の方が疲れてると思ったからだ」

「達巳はスポーツマンだから余裕だったんじゃない?」

「まぁ、試合よりは楽だな」



さらり、少し汗ばんだ髪を撫でれば彼女はくすぐったそうに目を細める。うっすらと開いた唇から漏れた吐息がこの空間にやけにいやらしく響いた。



「◎」

「どうしたの」

「キスしていいか」

「こんな時に何考えてんの」

「ダメか?」

「......ダメじゃない」



無理矢理体を丸めて彼女にキスをする、俺がキスしやすいように少しだけ首を伸ばして必死に唇を繋げる◎。少し離れた唇をもう一度重ねてみたら変な熱さが背筋を走り抜けた、このまま 舌を入れたらどうなるんだろうか。

薄くて柔らかい唇を舌でゆっくりと開ければお互いのねっとりした舌が絡まった、粘膜と粘膜が擦れる感覚に激しく興奮してしまう俺。



「...達巳」

「なんだ?」

「勃ってる」

「すまない、」



ゆっくりと唇を離した彼女は俺のズボンを乱暴に捲って硬くなったソレを取り出す、やめろと小さい声を漏らすが彼女は意地悪そうに笑って口付けた。

きっと汗ばんでいて臭いのに、彼女はなんてことないって顔をしながら丁寧に舐めあげていく。耐え切れず 体操服の上からかたい胸を揉めば、鼻から漏らす興奮しているような息。



「んっ、」

「◎...」



服を捲って下着の隙間に指を滑らす、彼女の熱い舌が俺の先を吸い上げる度 硬くなる乳首を指の腹で優しく撫でれば制止の声が。



「あ、っ あんまり触んないで」

「どうしてだ、?」

「きもちいいから、おかしくなる...」

「俺ばっかり気持ちいいから、お前も...と思ったんだが」



彼女は俺のモノから口を離して「じゃあ、今度私のこと気持ちよくして」とふにゃりと笑った。

外では1年生のダンスが始まったのか最近流行りの曲が俺たちを包む中、快楽に溺れる俺と快楽を運ぶ彼女は2人でキラーチューンに沈む。





20190509〔黒板の日〕
体育祭

琴子様、リクエストありがとうございました!

道成君久しぶりだったので口調がおかしかったらすみません...!体育祭午後の部の準備で用具入れに閉じ込められてしまう...{emj_ip_0176}なお話です♪いかがだったでしょうか?

これから暑くなっていきますので夏バテに気をつけて、令和最初の楽しい夏を過ごしましょうー!

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