「おお、帰ってきたか」
「無事、連れてこられたようだな」
「ああ、何とかな」
「すまねぇな旦那方、心配かけたな」
薬研を連れた獅子王達を出迎える三日月達。皆一様にホッとした表情を浮かべる。
申し訳なさそうに眉尻を下げながら、布団に近付く薬研だったが、眠っているルシアを見て固まった。
「な、なんで、、、あんたが、、、どうして、、、」
「薬研?どうした?」
彼の様子に心配する獅子王達を他所に、薬研は彼女の枕元に近づいた。
「なんであんたがこんな所で、、、こんな目にあってるんだよ!?、、、っ」
「や、薬研?もしかして、知り合いか?」
半泣きになりながら、ルシアにすがり付く彼に鶴丸が困惑気味に尋ねると、薬研ははっと我に返り涙を拭う。そして、治療道具を取り出し準備し、ルシアの顔を見つめる。
「安心しな。今度は俺っちが助けてやるから」
皆が見守るなか、薬研は治療を始めた。
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