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「ぐっ、、、、」
「薬研!!」
「乱兄さんっ!秋田、しっかりしてください!」
最悪の状況だった。
粟田口の短刀のみの部隊の上、全員中傷以上。しかもよりによって検非違使に出くわすとは、、、。
部隊の薬研、乱、厚、五虎退、秋田の内、乱と秋田は破壊、残りの三振りは重傷だった。
「厚、何とか隙を見て逃げるぞ、、、」
「ああ、、、」
「俺が奴等を引き付ける、、、五虎退を頼む」
「薬研!?」
「薬研兄さ、、、っ!!」
兄弟を何とか逃がそうとする薬研は、ふらつく足を踏ん張りヒビが入った本体を構える。
(厚と五虎退が逃げる時間さえ稼げりゃ、、、乱、秋田、、俺も今、行く)
ぼんやりと考えている薬研に検非違使が向かってくる。五虎退と厚の悲鳴に似た叫び声。そして、、、
―――パキーン、、、
刀身が折れる音が森に木霊した。
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