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「失礼します」
西暦2205年、歴史改変主義者により世界は危険にさらされていた。
時の政府は、その対抗勢力、審神者(さにわ)を刀の付喪神『刀剣男子』とともに各時代に送り込んでいた。
ここはその政府の拠点である。
「どうだった、草薙」
「はい、かなりまずい状況です。ほぼブラックに近付いてきています。早々に手を打たないと、取り返しがつかない事になります」
「そうか、、、引き続き監視を頼む」
「はい。あ、それと、、、これは別件なのですが、、、」
「うん?」
「実は、、、、」
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『、、、、ここは何処だ?』
そよぐ風と鳥の囀ずり。空は抜けるように青く木々の鮮やかな緑。草むらに横たわるルシアは、ぼんやりと空を仰いでいた。
『、、、綺麗だな、、、』
何の気なしに呟くが、ハッとしてガバリと起き上がる。そして周りを暫くキョロキョロ見回す。
自分の家があった森と似ているが、、いやそれよりも、、、、
『私、、、生きてる、、、?』
確かに自分は死んだはずだ。家族に看取られて。
首を傾げながら、自分の左胸に手を当てみるとトクトクと規則正しい心音を感じる。が、自分の体の変化にさらに驚いた。
『若返ってる、、、のか?』
大体20代中頃の、処刑人全盛期だった頃の姿だった。しかも傍らには現役の頃に使っていた断頭剣があった。
『そうか、、、お前も来たのか、、、』
現役を退いてから手にすることがなかった断頭剣。
もう二度と手にすることも無いだろうと、物置にしまったままだったはず。懐かしい握り心地に笑みが漏れた、、、、その時だった。
ドンっと地鳴りがした。
『!?、、、なんだ、、、?』
思わず構え、神経を研ぎ澄まし周囲を伺うと、右前方に煙が上がっていた。
妙な胸騒ぎを感じたルシアは早足でそこに向かった。
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