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※裏注意




無防備に隣で寝てどうなるか実験は布団の上に寝かされて終わり。
ならばノーパンで寝てたらどうなるか実験は添い寝されて終わり。
ならばならばと酒に酔ったフリで乱し浴衣で寝たらどうなるか実験は、目が覚めてからの朝一番イチャラブセックスという展開になった。

どうやら高杉は、寝込みを襲うという趣味は無いらしい。
そこらへんは律儀というか何というか…まぁ惚れた弱味でかっこよく見えてしまう。




「………で、今度は何をしてんだ。」

「縛られて寝てみようと思ったら…。」

「ほどけなくなったんだろ。」

「…………。」

縄縛りはエロいと聞いて実践しようとしたが、自分でやるとなると難しい。
難しすぎて変な結び方になってほどけなくなった。
浴衣から出た体に縄が締め付け、ちゃんと縄縛りの目的を果たしている。
が、そのあとのことまで考えてなかった。




「このまま放り出したらお前の人生終わるな。」

「うぅー…、」

「なんなら首輪でもつけて散歩するか。
周りの野郎を興奮させて俺のを入れてやるよ。」

「…入れるのは高杉なのかよ。」

「まぁな。
この口は緩んだら最後、誰彼構わず咥えちまうからなァ。」

「構わずって、俺はお前しか…。」

「愛用品。」

「…1人でするぐらい良いだろ。」

だって会えない日は寂しいんだから。
ほぼ毎日、高杉を思って自慰をするぐらい飢えるんだから。
そう溢していると、縄が食い込んだ陰部に何かが触れる。
形と動きからして高杉の指とわかり、銀時は素直に応じた。




「ん……ぁっ」

「お望み通り、束縛プレイでもするか?」

「んん…。」

「せっかく縛ったんだ。
なんなら目隠しでもして更に興奮させてやるよ。」

そう言って高杉は俺の視界を塞いで愛撫を始めた。
目隠しでの愛撫は最高に興奮し、律動ではちゃんと顔を合わせてくれる。




(結局、優しいんだから…)

俺への溺愛っぷりがわかるから、俺も離れられない。
俺の心はどんだけ愛されたいんだか。




「あん……高杉…。」

「何だ。」

「……………。」

高杉の指を感じたい。
咥えたい。
気持ちよくなりたい。
だから、縄をほどいてほしい。

言おうとしてもなかなか伝えられない銀時は、高杉の愛撫に息を洩らしながら考えていた。
すると足を大きく開かれ、縄が食い込んでいた陰部が更に食い込む。
服の上からでもわかる、ザラザラとした縄に興奮していると、膨らんだ性器にふぅと息を吹き掛けられた。




「解いてほしいか?」

「ゃ……いじわる。」

そんなのわかってるくせに。
だが性器を近くで見ている高杉を想像すると、更に興奮して先走りが溢れてしまう。
これはこれで良いのかもしれない。
焦らしプレイに興奮していると、不意に縄が左右に擦れ始めた。
陰部、そして性器がグリグリと縄に擦れて感じてしまう。




「ぁっ…あっ……あんっ」

「こんなに膨れて、随分と気持ちよさそうだな。」

「あぁっ」

「俺の舌よりいいのかよ。」

「んっぁ、たかすぎの…舌がいいっ」

同じザラザラでもこんな荒々しくない。
柔らかく舐めてくる高杉の舌が良い。
と、視界が塞がれている分、口は素直に欲しがる。




(はやく…はやくたべて、)

おっきいのでゴリゴリされたい。
あついのを出されたい。
はずかしいとこ全部、高杉に…。




「可愛い銀時…。」

「んん…。」

「褒美だ。」

銀時の唇を塞ぎながら、縄を切ってほどく。
ちゅくちゅくと舌を絡ませ、銀時は高杉の首に腕をまわした。
やっと抱き締めることができた感触に、思う存分口付けを堪能する。
唇を密着させ、唾液をかき混ぜ、深く長く味わう。
そして解放された性器に指が触れ、ズボンの中に手を入れられてくちゅくちゅと弄り始めた。




(きもちぃ…)

あそこを指で……あ、そこも好き。
指で先端からほぐして…あぁだめだ…キスどころじゃないってのに…。
ぁ…吸って、そしたら……あぁたべられちまう……。




「あぁん…あっ…ぁっ」

高杉は性器を口に含み、吸っては舌で転がす。
敏感な部分は刺激に喜び、男が欲しいと中が疼く。
ちゅぷちゅぷ、ちゅくちゅくと舐められ、高杉の舌に敏感に感じてしまう。
舌の動きに緩急をつけて、尿道を舌で激しく擦ってくるかと思えば、ゆっくりと裏筋を舐めてくる。
欲しくなるようにして、焦らす。
高杉の思うがまま、苛められたい体は喜んで欲しがる。




「も……イく…っし、すけぇっ」

「このままイくか?」

「ん……っ」

「なら、」

太股や付け根を舐めていた高杉の舌が、再び陰部を開いて玉袋を舐め始める。
今度は強めに吸い付きながら、甘く噛みながら。
弄っては銀時の腰が震える。




(あぁ……イイ…っ)

晋助に舐められて喜んでる…。

素直に感じるから良いと高杉は喜ぶし、性器も孔も高杉の唇を求めて熱烈に口付けを煽る。
応えるように高杉が吸い付くため、銀時の唇も口付けてほしいとなる。
だが唇は素直になれない分、代わりに口をへの字にすることで、高杉が気づく。
唇に口付けて孔に指を入れ始めてくれるのだ。




「んん……っん…はぁ…。」

「蕩けてんなァ…。」

お互いの舌を絡ませながらの愛撫。
太い指がゴリゴリと孔を刺激してくるから、腰もガクガクと震えて絶頂へのカウントダウンが始まる。
このまま絶頂して夢心地になるのか。
はふはふと息を洩らし、高杉に愛されながら、銀時は絶頂を迎える。
高杉の指に合わせて精液を放った。




「っ…はぁ……ぁっ…んんっ」

「おぉ、凄ぇ。」

「ぁ…っ……イっちゃ…ぁっ」

己の射精を見ながら、全身に流れる甘美な痺れに骨抜きとなる。
こんな絶頂を何度も繰り返す。
そう思うだけで孔は絞まり、高杉の指を離さないと咥えてしまう。




「はぁ…はぁ…。」

「俺の指、そんなにイイか。」

「ん…っは……ぁ、すきぃ…っ」

「クク…じゃあもっと素直になれよ銀時。
欲しいのは何だ。」

「………ぁ……。」




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