1/6






※銀時♀、獣転生、裏注意




世界をぶっ壊してお前と2人だけになったら…どうなるだろうな。
例え恋仲でなくとも、お前は必ず俺を欲しがる。
八方塞がりの獣同士本能の赴くまま求め合う。
それも悪くねぇだろ、銀時。




今日はそんな感じで。
適当な会話を挟みながら、静かに育む晋助との時間。
それが何よりの癒し。




「ん……。」

「……ふ……はぁ、」

「……ン………。」

「んン……。」

舌と舌が絡み合う。
それもゆっくりとした動作で、裸の体も絡ませた。




「ふ…ン………は……んン。」

「ん………銀時…。」

「ぁ…っ」

名前を呼ばれた。
息が溢れて、肌を吸われて、それでいて静か。




「んん……。」

「はぁ……銀時、」

「ぁ…。」

「ここも、」

脚を持ち上げられる。
そして胸に吸い付きながら、陰部に指が触れてきた。
陰核を上に下にとくにくに動かし、膨らんだ乳首も右へ左へと丹念に愛撫する。
たまに様子を伺う高杉の目線ですら、銀時の体に甘い痺れをもたらす。




「ぁっ……あん……ぁ、」

「気持ちいいか?」

「ん……きもちぃ……。」

「あぁ、もっと乱れろよ。
銀時…。」

あれこれと陰核や陰部を撫で回し、銀時が腰を揺らせばくちゅくちゅと水音が聞こえてきた。
陰部が濡れているのだと顔を反らしたくなるが、高杉の口付けによって阻まれた。




「ん……んぅ……。」

「………は、」

「は……ぅ…ん、」

「銀時…。」

唇に吸い付いて、男の指が孔に入ってきた。
入り口を指で弄りつつ、そのままゆっくりと内部を撫でながら。
自分の指ではない太い指。
体の最奥が、欲しい欲しいと疼き始める。




「あっ…ぁっ…あっ」

「もう濡れてやがる…。」

「ん……ぁっ」

「そんなに欲しいかよ、俺のもんが。」

挑発的に言われ、体は更に火照っていく。
晋助が欲しくてたまらない。
欲しいのに、自分の意思で焦らそうとする。




「ん……まだ、晋助の舐めてない。」

「まずはお前を食べてから、と言ったらどうする?」

「だぁめ…。
晋助もイかせたい。」

「クク…可愛いな、お前は。」

そう言って口付けを繰り返す。
舌をゆっくり絡ませながら、高杉は孔から指を抜いた。
そしめお互いの腰を擦り付ける。
腹部に当たる熱い性器の感触に、己の陰部がジンジンと疼く感触。
足を高杉の腰に絡ませるほど、たまらなく気持ちいい。




「ん……ン……ふ…ぁ…、」

「……は、
もう食べ頃だな。」

「ん……?」

「お前の。」

とろけきったココにぶちこむ。
そう呟いて、高杉の性器がゆっくり入ってきた。
既に勃起している性器は硬いが、とろけきった孔に入るのは容易。
高杉と銀時はゆっくり入れられる感触を楽しむ。




「ん……っん……。」

「あぁ、」

「…っぁ、」

「…ふー、」

音もなく、じわじわと入る性器。
欲しがっていた性器を挿入され、銀時の興奮は最大まで高ぶっていた。
入れてもなお疼いて仕方ない体は、男を求めて口付けを繰り返す。




「ぁ……ふ…ぅ……ン…っ」

「ん……腰動いてんぞ、銀時。」

「…だってぇ……。」

「我慢できねぇって顔だ…。」

顔を火照らせたまま、はぁはぁと息を洩らして銀時は腰を動かす。
ゆっくりでも、少しでも、前後に動けば快感が押し寄せて気持ちいい。
高杉の性器の感触を確かめながら動かしていると、男の腰も動き始めた。




「ん…ぁっ…あっ」

「悦い声だ…。」

「はぁ……っぁ、ん…。」

「もっと聞かせてくれよ…銀時。」

お互いの腰の動きが合わさる時、銀時は高く鳴く。
高杉の声と息が耳に当たる。
静かな夜にお互いが1つになる音しか聞こえない。
しっとりと汗ばんだ肌と体温、律動と一緒に感じる熱気とにおいに、銀時の脳内は溶けていく。




「ぁ…っいい…っ
きもちぃ……しんすけ…っ」

「ん……俺も。」

「はぁ…ん…。
いっぱい…だして……。」

「あぁ……吸い付いてくる口に、たっぷり出してやる。」

高杉の精液欲しさに、銀時の最奥は亀頭に吸い付く。
最奥にねじ込んだまま、ぐりぐりと刺激されれば、銀時は更に高い声で鳴いた。
それでいて欲しがるように腰を揺らし続けるのだから、どこまでも欲深い。




「あっ……あっぁっ」

「っ……は、
すげぇ…締め付けだ、」

「んん…っあ、あんっ」

「はぁ…っ」

全裸で抱き合いながら行われる性交。
その熱気に興奮が最高潮となり、お互いの腰は止まらなくなっていた。
肌のぶつかる音が大きくなると、お互いのオスとメスを求めて腰を振り続ける。
このままイけるのでは?と思った瞬間、銀時の最奥を更に膨張した性器がねじ込み、銀時は絶頂した。




「ッッーーー……っ」

「っあぁ、」

「ッ…ぁ…はぁぅ…んっ
ぁ、っぁ……んっ……んぅっ」

「銀…時っ」

大量の潮吹きを浴びつつ、高杉も最奥に射精した。
腰をビクビクとさせつつ、律動を数回やって精液を注ぎ込む。
びゅくびゅくと注がれる生暖かい感触。
それには銀時も嬉しそうに受け止める。




「はぁ……はぁ……、」

「っ……、」

「いっぱい…でてる…。」

「クク……そりゃお前だろ。」

こんなに噴きやがって。
高杉の指はシーツをなぞり、布団の濡れ具合を見ていた。
こんなに噴けたのは高杉による性交の絶頂と、歩汗利(笑)を飲んどいたから。
パフォーマンスとして、噴くのを見せると男は喜んでくれる。




「しんすけ…。」

「あぁ、俺もまだ足りねぇ。」

「ん……ぁ。」

「お前を独占できる時間はまだたっぷりあるんだ。
俺のをじっくり味わえよ…銀時。」

腰をくねらせれば、高杉の腰も応えるように動く。
射精後でも何のその。
お互いが正気でいるうちは序の口で、これからもっと深い夜になる。
口付けを繰り返し、酒混じりの唾液を感じる。




(しんすけ……すき)

獣も精液も唾液も、ぜんぶ。
だって、こんなにも俺を愛してくれるんだもん。
世界が二人だけになっても変わらない。
熱烈な晋助との、




#愛され夫婦
#前夜祭
#まだまだ足りない
#これからが夫婦の本番




[*前へ] [次へ#]



戻る

←TOPへ