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晋助との子供。
自分で思っておいてアレだが、照れくさいし恥ずかしい。
だけど嬉しい。
子供は癖っ毛かストレートか、顔はどっちに似てるんだろうとか。
色々妄想してはニヤニヤと笑ってしまう。

そんな銀時に、晋助は肩を押して再びベッドに押し倒した。
そして頬に手を添える。




「生憎、俺ァまだ懐が広くねェからな。」

「ぇ……?」

意味がわからないと不思議そうに見つめる銀時に、晋助は軽く口付けを贈る。
そして大きく脚を開かせて散々吐精した孔に指を入れた。

指を入れて掻き回すほど、とろとろと溢れてくる精液。
それが己のものだと思うと、何とも言えない独占欲に支配される。




「あ…あっ……あん…ぁっ」

素直に脚を開いて指を受け入れる銀時。
孔から溢れてくる濃い精液。
それが陰毛に付着してゆっくりと布団に落ちる。
その姿が何とも淫猥で、晋助は再び硬くなった銀時の乳首を口に含んで愛撫をし始めた。

すると指を出し入れしていた孔から水音が大きく聞こえてくる。
よく見ると、どんどん透明な愛液も混じり、銀時が感じているのだとわかった。




「んっ…あっあっ…あぁ。」

「後処理なのに、感じてんのかよ。」

「ん…っ、だってぇ…。」

「まぁ、俺もそういう風に触ってるからな。」

「あぁ…あん……。」

「テメェのその姿…もっと見せろ。」

ガキができちゃ、テメェを独占できなくなるんでな。




「今は俺だけ見てろよ…。」

そう言って銀時の頬に吸い付く。
真っ赤にさせた銀時の顔を見てフフンと笑った後、晋助は大きく広げた銀時の陰部を見つめる。

精液と愛液が孔からとろりと垂れる。
それに吸い寄せられるように陰部を口に含み、孔の中に舌を入れた。
高い声で喘ぐ銀時を感じながら、丹念に陰部を味わう。
興奮して溢れる愛液と一緒に精液も出す。
後処理どころではない強い愛撫に、銀時は朝にも関わらず理性が切れそうだった。




「あっあ…はぁんっ
しん…ぁ、だめっまた、いっちゃ…っ」

「いけよ。
ここも、やってやるから。」

「あぁあ!!!」

ぷっくりとした陰核。
それを舌で転がし強めに吸う。
晋助の吸うタイミングに合わせて腰が揺れ、それに合わせて指を出し入れする。




(そんなに、舐めたら…)

きゅっと締まった孔に、晋助の指が深くまで入り込む。
そして陰核を甘噛みされた瞬間、脚を大きく広げて派手に愛液を放った。

止まらない愛液はベッドを濡らし、下を見れば自分の潮吹きが見えてしまう。
それを見られたのだと思うと、銀時は羞恥で晋助の顔を見れなくなった。
だが晋助は銀時の耳朶に吸い付き、「こんなに吹いて悪い嫁さんだなァ」と意地悪く囁いた。




「しん…すけぇ……。」

「ベッドはこのままでいい。」

「ぇ……?」

「俺が帰ったら…これどころじゃ済まねェからな。」

「っ……ぁ。」

「飯食って寝て、良い子で待ってろよ。」

ちゅっと口付けを交わし銀時の唇を一舐めした晋助は、着ていた寝間着とシーツを銀時にかけた。
そして用意された仕事着を着て部屋を出る。
その背中を追いかけようとするが、体が思うように動かなかった。




(あつい…)

身も心も、全てが晋助を感じて熱くなっていた。
昨晩も抱かれてそこまで欲求不満ではないのに、触れられるだけで感じてしまう。
そして満たされる。
ここまで中毒性の高い男なんて、他にいない。

小さな頃からずっと一緒にいて、当たり前のように添い遂げることになった。
だって晋助はもう俺の人生の一部、いや全てだったから。
頑固で素直じゃなくて無駄に正義感とプライドが強い。
それでいてたまに甘えてくるから、俺が面倒見なきゃって更に愛しくなる。




「晋、助……。」

今、何してんだろ。
きっと身支度を整えながら朝ご飯をつまんでるに違いない。
毎回毎回座って食べろと言ってるのに…いつまで経っても直らないからなぁ。
それに、冷めたご飯を1人で食べさせるのはダメだ。
やっぱり俺が起きないと。




「っ……。」

そう思って起きようとするが、体や目蓋が重い。
性行為後の倦怠感もあるだろうが、晋助の寝間着が肌に触れているのが原因だろう。
ひどく安心してすり寄ってしまう。




(ちゃんと…見送らないと…)

だけどすぐ側にある晋助の匂いのせいで抱き締められているような錯覚に陥る。
これも晋助の策略なんだろう。
俺だってお前の為に尽くしたいのに…。




「……し…すけ…。」

銀時は目を閉じ、ついに夢の中へと入ってしまう。
その際、頬や唇に柔らかい感触と「行ってくる」という声が聞こえた気がした。







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