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俺らの描いた運命はまるで夜空の星座みたいだ。



点が連なって、
線に変わって、

元に戻れない。











「あっ……たか、」

「腐っても女なら、遊女みてェにやらしく誘ってみな。」

「あ、あぁんッ…ぁ!」

高杉の指が中に入ってきて、やりたい放題かき乱される。
だがそこに乱暴さは無く、銀時の中を確かめるようにゆっくり触れてくるので、ただただ快感が体を駆け巡った。




「ッだれが…っ」

遊女だコノヤロー。
俺はこれでも純粋なんだよ。
そこらへんにいるビッチと同類にすんじゃねぇ。

銀時は口を開いてそう訴えようとするが、喘ぎ声でかき消されてしまう。
それどころか、無意識に腰を振ってひたすら高杉を求めていた。




「あっあっ…ッあぁ!」

指の出し入れが大胆になっていく。
一旦抜かれたと思ったら、再び奥まで突く。
その度に卑猥な水音が響き、更に興奮を掻き立てた。

銀時は空いた手で自分の乳首を弄り始める。
ぷっくりと赤くなった乳首を抓れば、孔の締まりも一層強くなり、高杉の指の形や動きがよりリアルに感じられた。




「そんなに欲しいかよ。」

「んんっ…ぁ、ああッ」

「どうなんだ、銀時ィ。」

「あ…ッほし……頂戴っ」

銀時がそう告げると、唇が重なる。
その瞬間、興奮した銀時の陰部が弾けた。
トロトロとした生温かい愛液が高杉の着物や腕を濡らす。




「はぁ………ん…。」

「昨日の今日で、よくこんだけ出せるな。」

愛液で濡れた手を見つめ、高杉はペロリと指を舐める。
そして乳首を弄っていた銀時の手を取り、指を絡ませた。

銀時が高杉と一緒に過ごして3日。
毎晩お互いを求め合って体液を放っているのに、愛液は止まらない。
銀時の陰部を見た高杉は、自身の性器を取り出して溢れる愛液を亀頭全体に塗りつけた。
そしてそのまま銀時の陰部に擦り付け、陰核を亀頭でつつく。




「んン………んっ…や、たかすぎっ」

亀頭で陰核を弄られるだけで体が異常に熱くなる。
高杉の亀頭からも先走りが出ていて、お互いがぬるぬると滑っていた。




「あ…あぁん…。
また…イっちゃ……ぁっ」

「ならまたイくか?」

「んん…っ
や、ぁ…ッも、入れて…っ」

「…………。」

「中に…出してっ」

もう我慢できない。
高杉に突かれてイきたい。
はあはあと息を洩らしながら銀時は高杉を強請る。

すると舌なめずりをした高杉が、孔の入り口に亀頭を持って行った。




「上出来だ。」

「ん……。」

高杉の舌が銀時の舌を絡め取る。
必死でお互いの唾液を舐めている間、徐々に高杉の性器が入っていった。




「んぁ…ぁ…ふ………あぁ、」

高杉のが入ってくる。
熱くて、硬くて、ぬるぬるしてる。
あ、そこはダメ。
ダメ、なのに…そこばっかり。
早く奥まで突いて。
中に、熱いの。

腰を揺らしながら入ってくる高杉の性器は、いつも大きくて硬い。
最初は入るかどうか不安だったが、入れてしまえば後は気持ちいいだけだった。




「たか…すぎぃ…っ」

「そう慌てなさんな。
テメェは焦らされた分だけ締まりが良くなんだぜ。」

「でも……っあ、」

「すぐにイかせてやるよ。」

銀時の弱いところを擦りながらも、ようやく奥まで到達する。
そして高杉はそのまま律動を始めた。




「あッ…あっあっ
あぁんッ、あっあっあっ」

容赦なく奥を突かれる。
そのたびに当たる玉袋が刺激となり、更に孔を締め付けていった。

そして高杉は銀時の体を掌で撫で上げ、たまにため息をこぼしながら銀時の陰部や顔をジッと見つめる。




「っ…勿体ねェ。」

「あっあっ…あぁあッ」

「これだけの女…どこの馬の骨ともわからねェ野郎に差し出すなんざ。」

「あっ…たか、すぎぃッ」

「銀時ィ…。」

律動が激しくなっていく。
銀時はなんとか意識を繋ごうと、再び高杉の首に腕をまわした。




「あぁッ…好きっ…好きなのっ高杉…ッ」

だから助けて。
もっと俺を感じて。
ずっと、このまま溶けたい。

次第に互いの体液がぐちゅぐちゅと混ざっていく。
銀時は高杉の動きに合わせて腰を揺らし、溢れる愛液を撒き散らす。
そして高杉は着物を脱ぎ捨て、集中的に奥を攻めていった。




「ッ銀、時…っ」

「あぁあんッ
あっあっあっ!!」

「は…ぁ……ッ」

「あっあっあッッ!
あ、ぁッ……あぁんっ
イ、くっ…ぁ、あああーッッ!!!」

体に走る甘い痺れ。
溜まったものが弾ける感覚。
愛液と精液が放れた途端、体がフワフワとした感覚に陥る。

そして同時に中でブルブルと高杉の性器が震え、下腹部がじんわりと熱を帯びた。






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